2025.06.13 upload

SHARE:

主演・本田望結×恒松祐里、再び異世界「きさらぎ駅」へ——絆が紡ぐ衝撃の新作続編『きさらぎ駅 Re:』

3年前、奇跡の生還を遂げた宮崎明日香(本田望結)が、再び異世界「きさらぎ駅」の謎に挑む。前作とは逆の立場になったふたりの主人公が、強い絆で結ばれながら新たな恐怖と希望を紡いでいく。撮影現場の裏話から、作品への思いまで、主演の本田望結と恒松祐里が気さくに語ってくれました。

 

ーー今回また宮崎明日香(本田望結)と堤春奈(恒松祐里)の2人がメインということで決まったのはいつ頃でしたか?

本田 撮影は去年の夏だったので、だいたいその頃ですね。

恒松 そうですね、ちょうど去年の今頃ぐらいだったと思います。

 

ーー続編のお話を聞いた時の率直な感想は?

恒松 マネージャーさんから「嘘みたいな話なんですけど、続編やるみたいです」と聞いて、「嬉しすぎる!」って思いました。スタッフさんもキャストもみんな好きだったので、また一緒にできるのが本当に嬉しかったです。

本田 私も堤春奈役の恒様とまた同じ役で会えるのが嬉しかったです。『きさらぎ駅』は高校時代の青春みたいな映画で、大人になってまた戻れる場所がある幸せを感じました。

 

ーー台本を読んだ印象は?

恒松 監督が練りに練った台本で、すごく面白かったです。早く撮影したいし、早く観たいと思いながら臨みました。

本田 前作の場所も知っているし、役柄もわかっているのでイメージしやすかったです。台本はすっと頭に入ってきて、一気に読み終えました。

ーー主演が本田さんに交代したことについてはいかがですか?

恒松 前作では私が引っ張る立場でしたが、今回は明日香(本田さん)が引っ張ってくれて新鮮でした。中盤以降、二人のバディ感が増していくのが面白かったです。

本田 恒様が作ってくれた空気感が現場に残っていて、無理に頑張らなくても良いという安心感がありました。撮影は変わらずスムーズに進みました。

 

ーー「恒様」呼びですか?(笑)

本田 はい、恒様と呼んでいます(笑)。

恒松 たまに他の現場でも「ツネ様」と呼ばれてしまうので、なんだか申し訳ないです(笑)。

ーー明日香が「きさらぎ駅」に向かうまでの冒頭パートについては?

本田 恒様には秘密にしてて、驚かせたくて頑張りました。

恒松 すごくびっくりしたし、嬉しかったです。

本田 監督にお願いして、前作の階段の上がり方も真似したんですが、やりすぎって止められました(笑)。

恒松 それじゃ『きさらぎ駅』のファンみたいになっちゃいますよね(笑)。

本田 恒様を驚かすことが目標でした。

恒松 初号で観て、映像が生々しくてリアルで驚きました。ハードなシーンと安心できるきさらぎ駅の対比が面白かったです。

本田 実際に冒頭パートの撮影を終えてから、堤春奈と再会するシーンの撮影をする流れで、演じながらも本当の感情が湧いてきました。

 

ーー撮影現場の雰囲気はどうでしたか?前作と同じ長野・上田での撮影でしたね。

恒松 まるでデジャブのようでした(笑)。ただ、夏の暑さとヒルの大量発生で大変でした。スタッフさんもみんな血まみれで、怖かったです。

本田 猿もいて、お葬式帰りのご夫婦の紙袋を猿が奪って逃げるハプニングもありました。

 

ーー今回はホラー要素は勿論ですが、エンタメ性も強いですね。

本田 監督がホラー部分を指導してくれましたが、ホラー以外のシーンは私たちの意見も尊重してくれて、自由にお芝居できて嬉しかったです。

恒松 前作より笑える要素が多く、人間の怖さが強調されています。女子大生2人が力を合わせて戦う姿はより面白くなっています。観客の皆さんには劇場で笑って楽しんでほしいです。

 

ーーお気に入りの見どころは?

恒松 木の棒で武士風に戦うおじさんを倒すシーンがかっこいいです。殺陣も自分で考えました。あとは本田さんの車の運転が上手くなっていく様子も注目です。

本田 あの倒すシーンでの明日香の顔を注目してください。周りが驚く中、私だけ「ナイス」って感じで冷静です。何度も観ないと気づかないかもしれません。

ーー最後に、続編や今後の展望については?

恒松 撮影中から続編の話もしていて、もし『きさらぎ駅』があれば面白そうだねと盛り上がっています。

本田 世界進出もありえそうですね(笑)。

恒松 またみんなで観に行って爆笑したいし、応援上映もやりたいです!

本田 ぜひお願いします!

 

ーー世界進出!志が高いですね!! ありがとうございました。

 

 

▼あらすじ
異世界へ—再びー
3年前、異世界「きさらぎ駅」から奇跡の生還を果たした宮崎明日香(本田望結)。しかし、彼女の外見は2 0 年前のまま その異質な存在は、世間の冷たい視線と疑念に晒されることとなった。孤独と絶望に沈む明日香の前に現れたのは、ドキュメンタリーディレクターとして名を馳せる角中瞳(奥菜恵)。この運命的な出会いが、明日香の心に新たな決意を芽生えさせる。かつて命を懸けて救ってくれた堤春奈(恒松祐里)、そして異世界に取り残された者たち 彼らを助けるため、明日香は再び「きさらぎ駅」へと足を踏み入れる。果たして、彼女を待ち受けるのは救済か、それともさらなる絶望か。前作を凌駕する衝撃の展開に、あなたは息を呑む——!

▼予告

▼作品概要
【タイトル】きさらぎ駅 Re: (きさらぎえき・り)
【公開日】2025年6月13日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、イオンシネマほか全国ロードショー

 

▼キャスト・スタッフ
【出演】本田望結
芹澤興人 瀧七海 寺坂頼我 大川泰雅 柴田明良 中島淳子
奥菜恵 / 佐藤江梨子
恒松祐里

 

【監督】永江二朗 【脚本】宮本武史 【主題歌】弌誠「ガタゴト」(VAP)
【企画・制作】キャンター 【配給】イオンエンターテイメント 【製作】「きさらぎ駅 Re:」製作委員会
【コピーライト】(C)2025「きさらぎ駅 Re:」製作委員会
【Web・SNS】
◇公式サイト:https://kisaragimovie-re.com/
◇公式X(旧Twitter):https://x.com/kisaragi_movie
◇公式instagram: https://www.instagram.com/kisaragi_movie
◇公式TikTok:https://www.tiktok.com/@kisaragimovie_re
→公式ハッシュタグ>#きさらぎ駅

▼6月14日(土)・15日(日)に公開記念舞台挨拶付き上映会を開催決定!
詳細はこちら→https://kisaragimovie-re.com/news/20250522/321/

 

 

☆本田望結
2004年生まれ。京都府出身。2011 年、ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)への出演で話題になり、その後数多くの映画、ドラマに出演する。近年の出演作はドラマ「少年のアビス」(22/MBS)、NHK 連続テレビ小説「らんまん」(23)、「ふたりソロキャンプ」(25/TOKYO MX)、映画『きさらぎ駅』(22)、『それいけ ゲートボールさくら組』(23)、『カーリングの神様』(24)などがある。フィギュアスケーターとしても活動。

公式プロフィール https://www.oscarpro.co.jp/#/profile/entry/449
Twitter https://twitter.com/miyu_honda1
Instagram https://www.instagram.com/miyu_honda_official/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC2v99T3RRi5NkdhP0ZqdpXA

 

☆恒松祐里
1998年生まれ、東京都出身。2005年ドラマ「瑠璃の島」で子役デビュー。その後、2009年『キラー・ヴァージンロード』で映画デビュー。映画『凪待ち』(19)でおおさかシネマフェスティバル2020新人女優賞を受賞。前作の映画『きさらぎ駅』(22)にて映画初主演を果たす。
近年の出演作は映画『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『スパイの妻』(20)、『タイトル拒絶』(20)、『Gメン』(23)、『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(21)、Netflixオリジナルドラマ「全裸監督 シーズン2」(21)、「私の死体を探してください。」(テレビ東京/24)、「わたしの宝物」(フジテレビ/24)などがある。

公式プロフィール https://www.amuse.co.jp/artist/A8344/
Twitter https://twitter.com/yuri_tsunematsu
Instagram https://www.instagram.com/yuri_tune/

 

ヘアメイク/【本田望結】横山雷志郎(Yolken)【恒松祐里】藤尾明日香
スタイリスト/【本田望結】石川奈央【恒松祐里】武久真理江

 

インタビュー マンボウ北川
撮影・文 記者J

アバター画像

記者J

地球上すべての美しい女神を求め東奔西走。今でいう推し活をむかーしから実践していた漢

YOUTUBE CHANNEL