キリリ目力の美女優・中西美帆主演映画『ROKUROKU』公開直前インタビュー！！

女優

注目の若手女優・中西美帆が主演を務めた、「牙狼＜GARO＞」シリーズでお馴染みの雨宮慶太　原作・総監督の映画『ROKUROKU』が、1月27日よりK’s cinema他で公開される。そこで主演の中西さんにインタビューをしたのでご紹介します。

ーー完成を観てみていかがですか？
結構、笑えるところがあったのが意外でした。
撮影中、現場が怖いという感じはなかったのですが、改めて部屋を真っ暗にして観たら怖かったです。
今作のオーディションの前に、本屋さんでみつけた『はじめてのホラー映画』という本を読んで勉強をしたのですが、「ホラー映画成功の鍵は、ただ恐怖そのものを抽出することだけではなく、その恐怖を笑いにまで突き抜けさせることだ」と書いてあり。正に、『ROKUROKU』は成功の仕上がりでした。

ーー他の笑えるシーンを教えて下さい
いしだ壱成さんの演技で、ムキになっていて、くすっと笑えるところがありました。
箱女のシーンでも、箱女自体はとても怖いのですが、導入部の駿河太郎さんと、仁科貴さんのやりとりが面白かったり。海坊主はもうビジュアルで笑えました。
でも笑いだけでなく、9つそれぞれのエピソードが最後どうつながるかが面白いところです。
ーーCGの撮影は大変ではなかったですか？
そうですね、ほとんど助監督が銀の球をもって“ロクロク”の代わりにして撮影していました。
そういった意味では表情やリアクション、怖がり方も色々あると思うので、監督と相談しながら演じました。
出来上がりを観て「こんな風になったんだ」、「こんな妖怪だったのか」と思いました。
ーーホテルが凄い？！とお聞きしましたが…
どう凄いのかは内緒ですが、ホテルや小道具・衣装など雨宮監督のオリジナルデザインでできているので見るだけでも楽しめると思います。妖怪もいたって有名なものが雨宮ワールド全開で強烈な個性を放っています！
ーーではその雨宮監督の印象を教えて下さい
いつもサングラスをかけていらっしゃって、最初は少し怖い印象でしたけど、実は優しい方でした。
デザインへのこだわりなどから、作品に対する思いが伝わってきて、情熱的な方だと思いました。
舞台挨拶のときに久しぶりにお会いできるのが楽しみです。

ーー今後の活動について教えて下さい
俳優として真剣勝負の日々です。
昔、実家の近所に原節子さんが住んでおられ、高校生の時にそのことを父から聞き、原節子さんの存在を知ったことがきっかけで、私も俳優を志すようになりました。
原節子さんのような凛とした、しなやかさと強さを兼ね備えた女優さんになりたいです。
ーー次にやってみたい役はありますか？
色々やりたい役もありますが、「この役を中西さんにやらせたらいいよね」とか「全然、雰囲気が違うけど化学反応が起きるような配役」だったり、そこに通じるには普段の生き方や人間力、可能性を見られていると思っています。
そこで初めてキャスティングされるので「どんな役をやりたい？」と問われると、何役がやりたい！というより、素の自分を磨き、人間としての柔軟性を備え、役を頂けるようになりたいです。

☆目力がとても印象的な清楚系美女の中西美帆さん。驚くほどの真面目な女性でした。女優にたいしての気の持ち方というか、志が高いというか…彼女にはなにか1本ブレない軸があるのではなかろうかと感じますし、キリッとした表情の中に少しだけ見える可愛らしさが絶妙にいい味を出していてキュートですね。ホラー映画といえばやはり凛とした綺麗なお姉さんがベストマッチして最高の雰囲気を醸し出してくれます。『ROKUROKU』での中西さんの演技や表情、お楽しみに！　劇場でお会いしましょう！！

【ストーリー】
2018年、冬。やつらが、降臨する！
誰もが知ってて誰もが知らない妖怪大・集・合!!
映像クリエイター、雨宮慶太。監督のみならずイラストレーター、キャラクターデザイナーとして一作ごとに注目を集め、常に時代の先を行く独創的な世界観は海外のファンをも魅了する。そんな彼が今回テーマに選んだのは、なんと日本古来の“妖怪”。ろくろっ首、カラ傘、猫目など、誰もが知っている異形の存在を大胆不敵にビジュアル化。新しいけれどどこか懐かしい、美しくも恐ろしいモンスターたちと人間の戦いを描いたネオ・サイバー・ホラーが、この『ROKUROKU』なのだ！