2020.08.06 upload

ダイビング姿が美しすぎる!石川恋、勘違いケバめギャルJDを快演!映画『ぐらんぶる』7日公開!

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女性ファッション誌『CanCam(キャンキャン)』(小学館)の専属モデルで女優の石川恋が出演する映画『ぐらんぶる』が公開間近だ。全力脱衣系☆青春グラフィティと称されたこの作品、累計発行部数550万部突破の青春ダイビング(?)コメディで熱狂的なファンが多数存在する。2018年にアニメ化もされたが、登場人物のあまりの脱ぎっぷりに実写化不可能といわれた異色作がまさかの映画化ということで言わずもがな業界がザワついている。そんな作品に石川は吉原愛菜(20)役で出演。勘違い大学デビューをしてしまったケバいメイクの女子大生=通称ケバ子としてひと騒動を巻き起こす…。さてどんな撮影現場だったのか、またコロナ禍のプライベートの様子までいろいろインタビューできたので是非ご覧頂きたい。

ーー今回は女子大生の役ですね!
私はもう26歳(撮影当時)なんですが、周りのキャストの方々と年が近かったので、あんまりそこは気にせずっという感じでした。もし自分だけが26歳で他の方々が本当に大学生だったら気にしていたかもしれないんですけど…(笑)。
原作を読んだらキャンパスライフを全力で楽しんでいるっていう漫画じゃないですか! 自分が大学生の時になかなかそういうことができなかったですし、サークルも入っていなかったので、楽しみではありました。もう一回キャンパスライフを映画を通して楽しめるのかなっていうポジティブな気持ちでクランクインしました。

ーー最初の登場シーンのギャルメイクすごかったですね
漫画の原作もアニメも観させて頂いて、けっこうなギャルメイクや格好は予想していたんですけど、想像のはるか上を行く監督のご指示があったのでビックリしました。でも吹っ切れました! 意外と演じてみると馴染んできて、楽しんでやりました。

ーー石川さんというと『ビリギャル』のイメージがありますが、キャスティングのポイントでは?
もしかしたらあるかもしれないですね(笑)。今までも『ビリギャル』の表紙モデルから始まって『東京タラレバ娘』とか、どちらかというとはつらつとしたギャル系の役をやることが多かったので、26歳になってもオファーを頂けたのかなと。とても有難いことです。

ーーご自分的にはギャル時代はありましたか?
私が高校生の時はギャルの全盛期で、周りのみんな『Popteen』とか『JELLY』とかのギャル雑誌を読んでいたので、私も一緒に読んでメイクの参考にしたり真似事みたいなことはしていました。栃木県出身なんですが、普段は部活動がけっこう忙しかったですし校則も厳しかったので、なかなか外に遊びに行けませんでした。でも、たまに休みがあると友達とメイクをして、髪の毛は染められないのでウィッグを通販で買ってそれをかぶって、栃木から渋谷の街に行っていました。いつもは宇都宮に行くんですけど、ちょっと気合を入れて半年に1回や夏休みは渋谷に出かけてみるっていうことをしていました。

ーー撮影はいつ頃どちらで?
撮影は去年の夏で、ちょうど1年くらい前です。クランクインの前にダイビングのライセンスを取るのに勉強をしたりとか、潜る練習に行ったりとかしていました。ロケ地は色んな所に行きました。熱海とか和歌山にも行きましたし、ダイビングのシーンは沖縄の伊江島。
那覇から車で2時間くらい行ったところからフェリーに乗って、そこから船で30分くらい行ったところの島です。潜るシーンだけのために行きました。キャストのみんなどういう場所でどういう風に撮るかっていうのが海のなかだと指示が通らないじゃないですか、だからすごく綿密に潜る前からホワイトボードで打ち合わせをして、実際に本番前にポイントまで行って潜る練習をしたりして、本番前がけっこう大変でした。

ーー実際に免許を取得したんですね。ダイビングは楽しいですか?大変ですか?
大変でした(笑)。一昨年お友達とハワイに遊びに行ったんですけど、その時にたまたま体験ダイビングをやっていたんです。それが初めてのダイビングだったんです。体験なので周りのスタッフさんがいろいろ用意して下さるしそんなに自分が大変なことはなかったので楽しかった思い出で終わったんですけど、今回映画でみんな潜るので、準備から何から自分でやらないといけない、免許も取っているし当たり前なんですけど、とにかく機材が重くて…。いろいろ確認もしなくちゃいけないんです、ちゃんと空気が出るかとかちゃんと締まっているかとかそういうのをチェックして自分でボンベを背負って歩いて潜りに行くっていう。海の中に入ってしまえばあまり重さは感じないので楽しめるんですけど、潜るまでと潜ってから海を出てそれを片付けるまでが本当に大変でした。

ーーせっかく免許も取って、これから色んな所に潜りに行く予定などは?
去年はもうしばらくいいかなって思っていたんですけど(笑)。一年たってみて、先日、映画の試写を観て「やっぱりいいな」と思って、年に一回くらいはプライベートでも行きたいと今は思っています。

ーーロケの思い出や共演者との思い出は?
自分が大学生の時にできなかったキャンパスライフ、サークル活動をリアルに体験させていただいた気持ちでした。長期でのロケの機会も多くて、みんなで和歌山や伊江島に泊りでよく行くことが多かったです。キャストの皆さんと過ごす時間が本当に長くて、撮影以外でもみんなでダイビングの練習をしたりとか、撮影以外の時間を一緒に過ごすことによって絆が深まっていった感じがして、夏だったので撮影が終わった後に、ご飯も毎回みんなで一緒に食べていて、明日ゆっくりだから花火しよっかとか、伊江島では星が本当にびっくりするくらいキレイで、星を見に行こっかって、花火した後とかに浜辺で寝っ転がって流れ星を探すみたいな、青春だなっていう思い出がたくさんできて、楽しかったです(笑)。同じ年くらいの男女で集まっていたので、サークル活動を経験できたっていう感じでした。それがそのまま映画の雰囲気に繋がっていたと思いますし、撮影と撮影じゃない時間を通して、素敵な青春な時を過ごせたと思います。

ーー主演の男性陣、全裸のシーンばかりですが…
最初は衝撃的でした。本当に裸でいるんだなと…。男性陣も自分の体を見せることに気合が入っていて、毎日みんなで筋トレをしていたんです。そこから朝が始まる、みたいな。伊江島の撮影の時にコテージみたいなところに泊まっていたんですけど、朝起きて自分の部屋から出ると外で竜星さんが朝日を浴びながら筋トレをしてて、バナナを食べておはようみたいな(笑)。どんどん日に焼けていくし、どんどん体もムキムキになっていくし、なんなんだろうっていう(笑)。犬飼さんは役的な理由かもしれないんですけど、竜星さんの脇で日傘をさして縮こまっている。そんな対照的な二人が面白かったです。

ーー女性のキャストの方で印象に残っていることはありますか?
ダイビングの潜るシーンの時に船の上で待機をする時間が長くて、男性が潜っている間3時間くらい船の上で女性だけで集まっている時間があって、普段はしないようなガールズトークも盛り上がって、そこで女性陣の絆がめちゃくちゃ深まりました。男性陣がいないからこそできるガールズトークみたいな。

 

ーー全体的な見どころと役的な見どころを教えて下さい
コロナの関係で公開が遅れてしまい、自粛期間がけっこう長くてみなさん悶々と色々なストレスを抱えているとは思うので、この公開のタイミングで溜まったうっぷんを笑いと、本当に綺麗なダイビングシーンで、すかっと晴らしてもらえたらなと。たくさん笑ってストレス発散になるような映画になっていればいいなと思います。なかなか今まで通りとはいかない方が多いと思うんですけど、映画を通してスッキリしてもらえたらなと思います。
役としては、“ケバ子と愛菜”のギャップが一番の見所だと思うので、そこは私も意識して自分のリミッターを外して演じたので、そこを見て頂けたらなと思います。

ーー大学デビューの時からあのメイク。だからケバ子と呼ばれたんですか?
そうです。あのメイクが正解だと思って大学デビューしました(笑)。

ーーでも気が付いたんですね。ダイビングの時はナチュラルな感じでしたもんね
テニスサークルにいてそれを辞めてダイビングサークルに入ってからのみんなと馴染んでいくちょっとした成長が見られると思うので、原作ファンの方もそうでない方も楽しんで頂けるはずです!

ーー今後の女優の目標はいかがでしょう?
『ぐらんぶる』以外にも、去年からいろいろな役をやらせて頂いていて、自分はどういう役が合うとか合わないとかそういうことを考えるんじゃなくて、与えて頂いた役をひとつずつ自分のものにしていていけたらいいなと思っています。今年27歳になったんですけど、歳関係なくこれからも挑戦と失敗を恐れず、どんどん成長していけたらいいなと思います。新しいことにどんどん挑戦していきたいです。ダイビングもそうですし、去年はドラマでバレエのレッスンもやらせていただいたりとか、作品を通して新しいことに触れる機会が多くて嬉しい限りです。

ーー今後の予定は?
東京タラレバ娘スペシャル『東京タラレバ娘2020』が秋に放送予定です。3年ぶりのマミちゃん登場です。

ーーコロナの時は何をしていましたか?
私、大学がグローバルコミュニケーション学部っていう英語系の学部だったんですけど、このお仕事を始めて勉強よりもお仕事が楽しくなって、英語の勉強をする機会を逃して終えてしまったんです。なので、コロナの自粛期間を利用して復習から始めて、オンライン英会話を登録して、毎日1レッスンか2レッスンくらいは絶対に必ずやるようにして、受験生くらい勉強していました。お仕事が始まってからも勉強をする習慣を崩したくないなと思って、今でもお仕事がどれだけあっても、1日1レッスンはやるって決めて続けています。

ーーまさか海外進出するとかですか?
海外進出!をしたいと考えて勉強を始めたわけではないんですけど、やっているからには中途半端に終わるんじゃなくて、お仕事に繋がればいいかなと思います。旅行も好きなので、海外の人とコミュニケーションが取れたらいいなと思います。

ーー海外のファンの方とやり取りできるってことですよね
そうですね、文章は読めると思います。
あとは筋トレとランニングをしていました。一日のルーティーンが決まっていて、起きて、お昼ご飯を作って食べて、筋トレをして、ランニングをして、お風呂に入って、オンライン英会話をやって、英語の勉強をして、テレビを見て、夜ご飯を食べて、それを永遠に毎日やっていました。

ーープライベートでハマっていることはありますか?
自粛中から続けている英語の勉強です。やらなくちゃとか、仕事の為にとかじゃなくて、楽しくて趣味としてやっている感じです。ちょっとだけ勉強を生かして、海外のアクティングのスクールにすごく興味があります。海外の俳優さんてアクティングスクールでちゃんと専門的にお芝居を勉強してから俳優の仕事をしている方がけっこう多くて、日本ってそういう文化じゃないというか、メソッドみたいなのを教えてもらう機会があまり日本にはないので、ロスとかニューヨークにある英語の勉強プラスアクティングの勉強もできるみたいなのを自粛期間中に調べていて、いつか機会があったら参加してみるのもいいのかなっていうのは考えています。

ーーお知らせなどありますか?
今発売中の『CanCam』(小学館)で、自分のボディ企画“ここまで鍛えました”っていうのをやらせて頂いて、私の腹筋とかバキバキに出しているので見て頂きたいです。けっこう体を絞っていて、鍛える方面で仕事が出来たらなと思っています。スポーツウェアやプロテインのモデルとか、体のワークアウトの知識も勉強しているので、女優、モデルを生かしてそっち方面でもやっていけたらなと。

ーー是非その美ボディを写真集とかで見たいですね
やってみたいです! 女性の中でも筋肉、筋トレに対して気持ちが今上がっていると思うんです。自粛期間中も家でできる筋トレとかYouTubeで流行っていて、私も利用していたんですけど、筋トレが女性の美意識を上げるツールになっていると思うので、私もその分野をやってみたいなと思っています。女性の筋肉の写真集とかいいですよね(笑)。
ーーありがとうございました。

 

あらすじ
青い海、聞こえてくる潮騒、照り付ける陽射し――国内でも珍しい離島にある大学に入った伊織の目標はただひとつ。それは気のあう友人や可愛い女子と<キラキラな大学生活>を送ること。なのに――「何かおかしい」最初に異変を感じたのはオリエンテーションの朝。伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂の前で目覚めてしまう。やがて同じ境遇に陥った無駄にイケメンなアニメオタク・耕平と出会い、共にある場所にたどり着く。そこは常識が通用しない“無法地帯”、超ぶっ飛んだダイビングサークルだった!狂暴なクーデレいとこ、どシスコンのお姉さま、エロい先輩、はたまた激ケバギャルも!?

公開情報
映画『ぐらんぶる』
8月7日(金)全国ロードショー
出演:竜星涼 犬飼貴丈
与田祐希 朝比奈彩 小倉優香 石川恋 / 髙嶋政宏
原作:井上堅二・漫画:吉岡公威『ぐらんぶる』(講談社アフタヌーンKC刊)
監督:英勉 脚本:英勉 宇田学
製作:映画「ぐらんぶる」製作委員会
制作プロダクション:THEFOOL
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)井上堅二・吉岡公威/講談社 (c)2020映画「ぐらんぶる」製作委員会

 

 

石川恋
公式プロフィール https://tencarat.co.jp/ishikawaren/
公式ブログ https://ameblo.jp/anna6969/
Twitter https://twitter.com/official_renren
Instagram https://www.instagram.com/Ren_Ishikawa/

 

 

取材 マンボウ北川
撮影・編集 記者J

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