シャンプーCMで話題になったあの美少女中学生・平塚麗奈映画出演インタビュー

女優

今回は映画『レミングスの夏』の取材をするとのことで、どなたが答えてくれるのか…すると“あの中学生”として話題になったコを取材できるという。“あの中学生”とは有名ヘアシャンプーのCMに突如登場し、綾瀬はるかとヘア対決をした謎の美女中学生のこと。そのひとこそが平塚麗奈である。そのサラサラロング黒髪と屈託のない笑顔、本当にピュアだ。ピュアとしか言いようがない！　ただただ、そのピュアさにひれ伏しながら質問をした。

ーー芸能界に入ったきっかけは？
小学校6年生の時に、東京ガールズコレクションというファッションショーのKids版のオーディションに受かって2年連続モデルをしました。その時に友達に現所属事務所を教えてもらい所属しました。その後、演技が好きなので演技のお仕事がしたいと思っていました。

ーー演技のお仕事はいかがですか？
一番最初の演技のお仕事では洞窟で泣いたり叫んだりするというのが上手くできなくて…で、すっごく悔しくて、次こそはと挑んだ仕事も演技はできたのだけど、花粉症で鼻声になってしまいセリフが上手く言えなくて…。三度目の正直で頑張ろっ！　って挑んだのがシャンプーのCMでした。

ーーオーディションが大変だったのでは？
そうです。髪の毛の長さを測ったり、他の女のコたちと丸いテーブルに座って目があうと怖かったりで…怖気づきそうでした。だけど、髪の毛のCMに出たくて伸ばしていたし、「髪の毛のCMが夢だったんです！　このオーディションを受けられて嬉しいです！！」って開き直って話したので、ダメだったなと思っていたら合格しました！

ーー綾瀬はるかさんとの撮影はどうでしたか？
最初、綾瀬さんが来るのは聞かされてなくて、当日聞いてガッチガチになって緊張しました(笑)
でもそれはそれでいい作品になったかなとは思います。

ーーでは今回の映画はどのように決まりましたか？
オーディションでこの作品の台本を読んで、感想を言いました。何回も台本を読んでいたのでその感想をしっかり言えました。そして宏美役をオファーされたのですが、口移しシーンがあるということで、事務所の方やお母さんにも「やらなくてもいいんだよー」と言われたんですが、私的にはやらせてもらいたいという気持ちが強かったので、口移しシーンがあるってことを聞かなかったつもりでOKしました(照)。

ーー撮影に入ってからはいかがでしたか？
みんなでホテルに泊まって早朝から夜まで撮影で、短期間ずつ撮影しました。なので他のメンバーに会うと「あー久しぶりー」みたいな感じで(笑)。同世代の現場が初めてだったので楽しかったです。特にお昼時は、いつものスタッフさんやメンバーと並んで食べていて、オーディションの裏話とかを聞けたので、毎日お昼を楽しみにしていました。いい思い出です。

ーー大変だったことはありましたか？
真夏の撮影でも、窓も開けずエアコンもつけない中で、台本1ページくらいの長ゼリフがあったが大変でした。

ーー宏美役で気にしたことは？
最初と最後では違う宏美だけど、筋を通すコなので気持ちの変化をどうしたらいいのか、宏美と、宏美を誘拐したレミングスというグループの距離感を色々考えて変化を出すようにしました。

ーー出来上がった映画をみてどう思いましたか？
一回目は、自分が出てるのを見るのが緊張して手汗がすごい出て「何この会話ー!?」みたいな感じで見ました。でも二回目は落ち着いて見られて、感動して泣きました。

ーーこれから映画をみるであろう方々にメッセージを！
宏美は過激なシーンが多くて撮影が大変だったので自分が見ると「ここ頑張ったな」ってわかるけど、お客さんが見るとわからないのはわかっていますが、ぜひ感情移入をして見て欲しいです。作品は中学生が警察や親を巻き込んだりしてドキドキする映画だと思います。ぜひご覧ください！

ーー今後の目標はありますか？
今回の映画とは違い、わーっと楽しい映画とか恋愛ものの映画に出演してみたいです。
また演技で勉強したことを生かして、表情豊かなモデルのお仕事もしたいです。