2019.09.19 upload

放プリ&ソロで活躍中・宮下舞花が歌い上げる映画『みとりし』主題歌『サクラの約束』の世界観はいかなるものかを聞いてみました。

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放課後プリンセスで舞花として活躍する中、そのずば抜けた歌唱力でソロ歌手活動も行っている宮下舞花が、実在する職業「看取り士」を描いた映画『みとりし』の主題歌を担当している。繊細なイメージの主題歌『サクラの約束』をどのような気持ちで歌いあげているのか?等々…数々の疑問をなげかけてみたインタビューでその謎を解明して頂きたい。

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ーー映画の主題歌が決まった時の感想は?
私、映画自体が好きでよく観に行くときに、主題歌って私にとってすごく大事なものでエンドロールも最後まで見て、最後にかかる主題歌を聞きながら映画のことを思い返したり、印象に残るシーンを思い出しながら涙したりとか、とっても大事な時間なので、そういった大事な役割を宮下舞花個人として任せて頂けたことがすごく嬉しかったです。映画の主題歌とかに私自身も今まで励まされてきたので、歌手として大切な役割を任せて頂けたことがすごく嬉しいなと思いました。

ーー頂いた曲の印象は?
最初に聞いたときになんて優しいメロディなんだろうと思いました。看取り士の映画ってすごく感情を揺さぶられる作品だと思っているので、見る人によっては胸が苦しかったりとか自分の経験と重ね合わせていろんな思いをされると思うんですけど、最後にエンディングで私の声を聴いて頂いて安心してもらえるようなそういう優しい歌声でお届けしたいなと思いました。

ーー曲が入った完成バージョンは観ましたか?
まだ見られていないので、初日に劇場に行きたいくらいの勢いで楽しみにしています。(※注:取材は公開前)

ーーシングルとしてリリースされると?
9月18日に両A面シングルで発売しました。昨年ミニアルバムとして宮下舞花名義でソロ活動を開始して2枚目のシングルとなります。『サクラの約束』と『na.na.na』という曲が両A面でカップリングに『砂時計』という曲が収録されるんですけれど、『サクラの約束』は映画の主題歌として頂いた曲で『na.na.na』と『砂時計』という曲は私自身が作詞をさせて頂いた曲となります。

ーーそれぞれ曲紹介を!
『na.na.na』という曲は、アップテンポでライブで一緒に盛り上がれる曲が作りたいなというところから作り始めました。人生っていいことがあったり嫌なことがあったりジェットコースターみたいな日々だなと思いながら生きていて、そんな中でも小さな幸せを見逃さないで欲しいなというメッセージが強く込められた曲となっています。嫌なことがあっても私の歌を聞きにライブに来てくれたら、その瞬間もっと最高な場所に私が連れていくよっていうメッセージが込められている曲なので、それを聞いて頂いて日ごろの嫌なことを忘れて頂いて、ライブの時だけは、音楽を聴いているときだけは幸せになって欲しいなって思いながら作った曲です。

ーータイトルはなぜ『na.na.na』?
お客さんと一緒にライブで歌いたかったんです! 手を振りながら『na.na.na』で大合唱したくって、覚えやすくて一緒に歌えるようなタイトルにしました。カップリングの『砂時計』は、またがらっとイメージが変わって、スローバラードになっています。内容は恋愛をテーマにしているんですけど、恋愛ってずっと続いていくっていう錯覚があるんですけど、失った相手に対して甘えていた自分への後悔とかその人に対する感謝とか出会った相手のおかげで別れを経験しても自分がいるんだよっていう、続いていくことの難しさだったり相手に対する感謝の気持ちを込めた一曲を作ってみました。

ーー『砂時計』の意図は?
砂時計って限られた時間ではありますけど、何度もやり直せるものだと私は思っているので、恋愛と砂時計をかけ合わせて“何度でもひっくり返して恋愛を続けていくと思っていたけど”っていうことをかけ合わせて『砂時計』というタイトルをつけさせて頂きました。

ーー映画を観て、主題歌を担当する思いは?
『みとりし』という映画の主題歌を担当させて頂くってなるまで、看取り士という職業があることを私は知らなかったんですね。今26歳で、そんなに死についてとか別れについて直面することもなければ考えることもなかったんですけど、この作品を見てこんなに素敵なお仕事があって、人生って儚いけど終わるときってとっても美しいんだなということを知ることができて、そういった作品の主題歌を26歳の私が歌わせて頂けることで、私ぐらいの年代では考えないことを知ってもらえるきっかけになったらいいなと思いながら歌わせて頂きました。少しでも多くの方に『みとりし』を見て頂いて、そしてこのステキな職業を知って頂けたら嬉しいなと思いました。

ーー歌詞の中で聞かせたいところは?
「ひらひらはなびらは・・・」のところです。桜って散るときが一番きれいだなと私は思っていて、人生が終わるときももちろん悲しい苦しい切ないっていう気持ちはありますけど、とても美しいなっていう印象を受けたので、そういった部分をリンクさせながら歌わせて頂いたので、注目して聞いて頂けたらなと思います。私が唯一お別れを経験したのがおじいちゃんなんです。おじいちゃんが突然亡くなってしまったんですけど、その日の朝に口論をしてしまいまして、すごく後悔しているので、感謝とかできなかったことを重ね合わせながら歌いました。

ーーレコーディングの時はどんな感じで?
舞花さんらしく好きに歌っていいよと言って頂いたので、映画を観てからレコーディングをしたいですと言って先に見せて頂いてレコーディングをしました。責任重大というか、歌手という仕事は、見て聞いてくれている方に寄り添って気持ちを届けるって常に思って活動してきたので、『みとりし』の主題歌というテーマがしっかりした作品を担当させて頂けるからこそ、より世界に入って頂ける寄り添える歌が歌いたいなっていう思いを持ってレコーディングに挑ませて頂きました。

ーーファンの皆さんにメッセージを?
今回『サクラの約束』を歌わせて頂くということで皆さんにとって大切な人、亡くなってしまった方を思い続けることで大切にし続けるという形ができると思いますし、そばにいる方に対する感謝って忘れてしまいがちだと思うんですね。この『みとりし』を見て頂いて、『サクラの約束』を聞いて頂いて、そばにいる人を大切にするっていう大事なことを思い出して頂きたいです。

 

 

映画『みとりし』
出演:榎木孝明、村上穂乃佳
高崎翔太、斉藤暁、つみきみほ、宇梶剛士、櫻井淳子ほか
原案:『私は、看取り士。』柴田久美子著(佼成出版社刊)
監督・脚本:白羽弥仁
配給・宣伝:アイエス・フィールド
有楽町スバル座ほか全国順次公開中

みとりし公式サイト
http://is-field.com/mitori-movie/
みとりし公式Twitter
https://twitter.com/mitorimovie_/

 

 

宮下舞花
1993年7月12日生まれ
神奈川県出身

人気アイドルグループ「放課後プリンセス」の「舞花」としてメインボーカルを務め、加入してから11作全てがオリコンウィークリーランキングTOP10入りする等活躍している。歌声はアイドル界を超えて噂となり、個人でのテレビ番組出演やドラマ挿入歌歌唱、海外音楽賞受賞などで実力を証明してきた。2018年7月から本名である宮下舞花としてソロ活動を開始し、自身の手掛けた楽曲を含むミニアルバム「#blooMing」を発売。
2019年9月18日、待望のNEWシングル「na.na.na」が発売される。
「na.na.na」に収録された「サクラの約束」は誰にでも訪れる死について描いた映画『みとりし』の主題歌として制作され、切なさとそれを包み込む優しさを感じる作品となっている。

公式プロフィール https://houpri.fanmo.jp/member.php?id=10
Twitter https://twitter.com/maikamaimaika

 

取材・編集 記者J

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