2016.09.06 upload
「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーターAKB48木崎ゆりあが愛知県を表敬訪問
AKB48 木崎ゆりあ氏が地元愛知県で肝炎ウィルス検査の重要性を啓発 「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーター木崎ゆりあ(AKB48)氏が愛知県を表敬訪問
肝炎は世界で5億人以上が感染していると言われており、健康に対し驚くべき損害をもたらすにも関わらず、いまだに認知度が低く、多くが診断されず治療も施されていない疾患です。肝炎総合対策推進国民運動事業「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識、肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎の正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として実施している活動となります。
この度、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動事業の「知って、肝炎プロジェクト」(所在地:東京都中央区銀座7-13-20 特別参与:杉 良太郎)のスペシャルサポーターでAKB48 木崎ゆりあ氏が、2016年9月2日(金)に愛知県庁を表敬訪問しました。
当日は木崎氏の挨拶からはじまり、杉特別参与のメッセージを代読し、肝炎プロジェクトのクッションが贈呈されました。愛知県知事 大村秀章知事は、「愛知県は肝疾患専門機関を設定し、患者や家族が気軽に相談できる”肝疾患相談室”を設け肝炎対策に取り組んでおります。また、県民に向けたリーフレット配布で、肝炎対策について伝えてきました。しかし、県民の周知はまだまだ低いと感じております。出身が愛知県春日井市の木崎さんにお越しいただいたことで、肝炎検査の重要性を多くの県民に知ってもらいたいです。」と挨拶されました。知事の挨拶を受け木崎氏は、「愛知県の皆さまに肝炎ウィルス検査の必要性をしっかりと伝えていきたいです。」と意気込みながら答えました。
その後、名古屋市立大学病院 田中教授らを交え、懇談を行いました。懇談の中で大村知事が田中教授に肝炎についての質問を積極的に行っており、知事の肝炎対策に対する関心の高さが読み取れました。肝炎テーマソングについて話題になると、「日常の些細なことの大切さに気づかされる歌詞で、どの年代の方でも楽しんでいただける曲になっています。様々な場所で流していただけると嬉しいです。」木崎氏がテーマソングをPRすると大村知事は「いいですね。」と応じました。
最後に、木崎氏は肝炎ウィルス検査をまだ受けたことのない人に向け、「肝炎検査は採血だけで簡単にできます。ひとりで検査を受けるのが怖いのであれば、家族や大切な一緒に始めてください。」と強く訴えました。今後も当プロジェクトでは、肝炎の知識や検査の必要性を知ってもらうことを目指し、啓発活動を行ってまいります。
【 「知って、肝炎プロジェクト」愛知県 表敬訪問 概要】
厚生労働省では、肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」を立ち上げ、杉良太郎氏を同運動の特別参与に任命し、杉特別参与が芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターを任命して、肝炎対策の普及啓発を行っております。この度の「知って、肝炎プロジェクト」香川県 表敬訪問では、スペシャルサポーターAKB48 木崎ゆりあ氏が愛知県 大村秀章知事を訪問し、「知って、肝炎プロジェクト」推進のメッセージ伝達と懇談を行いました。
■日時:2016年9月2日(金) 16:20~16:50
■開催場所:愛知県公館
■出席者:
大村秀章 愛知県知事/ 名古屋市立大学病院教授 田中靖人氏
松本一年 愛知県健康福祉部保健医療局長 / 近藤良伸 愛知県健康福祉部保健医療局健康対策課長
小野俊樹 厚生労働省健康局がん・疾病対策課肝炎対策推進室 室長
伊佐地邦行 厚生労働省健康局がん・疾病対策課肝炎対策推進室肝炎対策医療係
「知って、肝炎プロジェクト」スペシャルサポーター木崎ゆりあ氏
【登壇者コメント】
■スペシャルサポーター 木崎ゆりあ(AKB48)氏
私はスペシャルサポーターに任命される前までは、肝炎ウィルス検査について知りませんでした。肝炎ウィルス検査は採血だけで簡単にわかります。私も検査を受けたのですが、検査は思ったよりも簡単でしたし、検査結果がわかるととても安心します。愛知県の皆さんも、大切な家族や友人と肝炎ウィルス検査を受けていただきたいと思います。
■愛知県知事 大村 秀章(おおむら ひであき)氏
愛知県は、県内4ヵ所の肝疾患拠点病院、228ヵ所の肝疾患専門医療機関を指定し肝炎対策に取り組んでおります。しかし、肝炎に関する県民の認識は低いと感じておりますので、早期発見早期治療の大切さを多くの県民に伝えていきたいと思います。また、最近では副作用の少ない薬も開発され、治療可能な病気になったと伺っております。このような、肝炎に関する知識もPRしていきたいと思っております。
「知って、肝炎プロジェクト」とは
このキャンペーンは、平成23年5月16日に策定された肝炎対策基本指針を受け、厚生労働省の肝炎対策助成金事業として開始されました。平成25年度より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎への正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくこと目的とした「肝炎総合対策推進国民運動事業」として啓発活動を致しております。
肝炎とは何か、そしてどのように感染するのか、どのような人に危険性があるのか、そして様々な予防方法と治療法を知ってもらうことを目指します。肝炎は、健康に対し驚くべき損害をもたらすにも関わらず、いまだに認知度が低く、多くが診断されず治療も施されていないという疾患です。世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を”World Hepatitis Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。
日本でもこれに呼応した取組として、7月28日を日本肝炎デーと定め、国及び地方公共団体、医療団体や事業主団体等の協力を経て、肝炎の病態や知識、予防、治療に関わる正しい理解が進むよう普及啓発を行うとともに、受診勧奨を推進致します。
また、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動 特別参与 杉良太郎氏をはじめとする、芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターの方々に肝炎ウイルス検査の認知向上などを目的とした広報活動をお手伝い頂いています。