2018.09.09 upload
若槻千夏、絵本作家としてデビュー!発売記念の読み聞かせイベントレポート
若槻千夏さんがプロデュースする大人気キャラクター「クマタン」が、絵本となって登場。『おやすみクマタン』『クマタンとうんち』『たべたよクマタン』の 3 冊が、主婦の友社より、8 月 31 日に同時発売となりました。昨年、2人目のお子さんを出産し、女の子、男の子の 2 児の母親として奮闘中の若槻さん。そんな彼女が描いた絵本は、育児中の 3 大悩みである「寝ない」「トイレが嫌い・うんちができない」「食事の好き嫌いが多い」をテーマにした“しつけ絵本”でした。絵本の発売を記念し、9 月 2 日(日)に紀伊国屋書店ららぽーと豊洲店で親子を対象にした「読み聞かせイベント」を開催。イベント前には取材会も行われました。
「クマタン」は今年で 10 周年。新たなチャレンジという意味も込めて絵本を描くことに踏み切ったという彼女は「今、2人の子供がいるんですが、上の娘が6歳になるんです。その娘に書き起こし段階から見てもらって、最終の色校チェックまでしてもらって(笑)。『たべたよクマタン』に関しては、出てくるお弁当のメニューは、ほぼ娘が決めたんですよ」と裏話を披露。その甲斐あって「娘は出来上がった絵本を見て、すごく喜んでくれています。もう全部暗記しているほど。もし、“読み聞かせイベント”で私が体調を壊しても、娘が代わりに出来るんじゃないかなぁ」と語りました。 今回、“しつけ”をテーマにしたのは、「育児を始めたとき、どうしたらいい母親としてやっていけるんだろうっていうのが最初に当たった壁でした。その(悩んだ)経験を踏まえ、こうしたら楽しく食べることができるのに、こうしたら一緒に寝ることができるのに、という思いを絵本にしました」と笑顔でアピール。
この日、読み聞かせを行ったのは、『クマタンとうんち』というトイレがテーマの絵本。この本について若槻さんは、「子どもは“うんち”の話が好きだから、という理由もありますが、若槻千夏のイニシャルは WC。だからイニシャルトークが出来ないタレントで(笑)。デビューのころから、イニシャルに関しては引け目みたいなものがあったんです。それを克服するためにもトイレをテーマにした何かをずっとやりたいって思っていて。イニシャルにひっかけてできた、この『クマタンとうんち』は私のトイレに対するトラウマを克服するきっかけになりました!」と会場を沸かせました。
育児中のエピソードやプライベートでのママぶりをうかがうと、「(絵本づくりもそうですけど)やっぱり私は、子どもたちにいいところを見せたいと思ってがんばっています。そんな背中を娘たちにはぜひ見せたくて。でも、娘には私のおバカっぷりがすでにバレているんですよね」と笑う若槻さん。どんなおバカなところがバレたのかというと、「もうすぐ小学生になるんですが、子どもって看板の文字を読みたがることがありますよね。でも、その文字を聞かれても(私が)読めないことが多い。これまでは、“あの字を読める人は少ないんじゃないかなぁ”ってごまかしてきたんですけど、幼稚園の先生から“大人なら読めるよ”って教わったみたい。その辺から私のおバカなところがバレてしまいました」と笑いながら、娘さんとのエピソードを明かしてくれました。
最後に若槻さんは「この絵本は子どもと一緒に考えながら作ったので、“上から目線”にはなっていない。親御さんもお子さんと一緒に楽しんで読んでもらえるとうれしいです」と PR しました。 続く、イベントでは最長 2.6 メートルに引き伸ばした巨大な絵本『クマタンとうんち』を、若槻さんらしいユーモアあふれる元気な語り口で読み聞かせ、キャラクターのクマタンが一生懸命にうんちをしようとする姿に、会場の子どもたちからは「がんばれー」という応援が飛ぶなど大いに盛り上がりました。小さなお子さんたちに、やさしい声がけをしながら応じる若槻さんの現役ママな姿も印象的なイベントとなりました。
<イベント概要>
日時:9 月 2 日(日)
内容:クマタン絵本デビュー記念 若槻千夏 でっかい絵本読み聞かせイベント
場所:紀伊国屋書店ららぽーと豊洲店
東京都江東区豊洲2丁目4−9 3 アーバンドックららぽーと3F
若槻千夏さんプロデュースの大人気キャラクター『クマタン』のしつけ絵本が3冊同時にデビュー! 問い合わせ多数につき発売前に重版も決定。
『おやすみクマタン』『クマタンとうんち』『たべたよクマタン』の 3 冊は、若槻千夏さんがプロデュースする大人気キャラクター「クマタン」を用いた、しつけ絵本。プライベートでは2児の子育てに奮闘中の若槻さんが、同じ立場のママやパパが育児の悩みを楽しく乗り越えられるようにとの思いを込めて、「トイレが嫌い・うんちができない」「食事の好き嫌いが多い」「寝ない」の育児3大悩みをテーマに、絵本を作りました。
【3点ともに】
著者:若槻千夏 監修:汐見稔幸 価格:本体 890 円+税 124×156mmボードブック 2018 年 8 月 31 日発売
◆『おやすみクマタン』 ・・・なかなか寝ないクマタンが少しずつ眠くなる様子をリズミカルに展開し、子どもが「寝る」=「楽しい」と思えるように工夫がたくさん。寝かしつけのときの読み聞かせ絵本におすすめです。http://www.amazon.co.jp/dp/4074341581
◆『クマタンとうんち』 ・・・子どもが大好きな“うんち”をキーワードに展開し、子どもが“トイレは楽しいところ”と思えるような工夫を盛り込みました。http://www.amazon.co.jp/dp/4074328283
◆『たべたよクマタン』 ・・・食事が楽しくなるような、おいしそうなカラフルべんとうをメインに展開。クマタンが嫌いな野菜を頑張って食べるシーンも加え、子どもたちが苦手な食べ物にチャレンジする気持ちもバックアップします。 http://www.amazon.co.jp/dp/4074341417
【著者/若槻千夏】
17 歳の時、渋谷 109 でスカウトされデビュー。
その年からグラビア界を席巻し、名だたる雑誌の表紙を飾り一躍トップアイドルに。
そしてバラエティ向きのキャラクターがうけ、人気を集める。かねてから興味のあった古着の買い付けを海外で学び、
2009 年、自身のアパレルブランド『w♥c』(ダブルシー)を発表。デザイナー・プロデューサーとして活躍。2012 年には東京コレクションにデザイナーとして参加し、話題に。デザイナーとしても活躍の場を広げている。2013 年同ブランドを退任後、デザイナー若槻千夏の会社「WCJAPAN」を設立。 現在は、自身のキャラクター「クマタン」のデザイン&プロデュースを行い、日本のみならず台湾、アジアでもさまざまな企画を展開している。さらに、2015 年 12 月からテレビ復帰を果たし、ブランクを感じさせないトーク力で、バラエティ番組など活躍中。
【監修/汐見稔幸】
東京大学名誉教授、白梅学園大学前学長。専門は教育学、教育人間学、育児学。
3 人の子を育て上げ、父親の育児参加を呼びかける。
著書に『0~3歳 能力を育てる好奇心を引き出す』(主婦の友社)他多数。
編集 記者J