2026.03.05 upload

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羽楽、演技初体験で感じた“本気の現場” 映画『スペシャルズ』13歳のリアルな挑戦

伝説の元殺し屋たちがダンス大会で暗殺ミッションに挑む――異色のダンスアクション映画『スペシャルズ』。メガホンを取ったのは、骨太な人間ドラマで知られる内田英治監督だ。

そんな本作で、殺し屋たちの先生となるダンス少女・明香役を演じたのが13歳の羽楽(うらら)。演技未経験ながら現場に飛び込み、“本気”が渦巻く空間の中で役と向き合った。9年間磨いてきたダンスを武器に、戸惑いも緊張も抱えながら挑んだ初映画。
「正解が分からない」状態から踏み出した一歩は、彼女にとって確かな“リアルな挑戦”だった。

ーー映画拝見しました。大変でしたか?

大変でした。初めての経験だったので。

ーーその辺の話をちょっと詳しく聞かせていただきたいと思います。ダンスはだいぶやっているんですよね?

ダンスは9年やっています。
生まれたときからお兄ちゃんがスクールに通っていたので、ずっとスタジオには行っていて、4歳からダンスを始めました。

ーー特に専門で習っているダンスのジャンルは決まっているんですか?

4歳から小学2年生ぐらいまではずっとヒップホップだけをやっていたんですけど、今はジャズとヒップホップの両方を習っています。

ーーダンスの楽しいところは?

ダンスは、例えば学校で嫌なことがあったとしても、踊ると忘れられるんです。本当に全部忘れて楽しく踊れるので、今でもずっと続けています。コンテストも去年ぐらいまではずっと出ていました。

ーーこの映画に出ることになったのはオーディションですか?

はい、そうです。そのとき通っていたダンスの先生に教えてもらって、「挑戦してみよう」と受けたら受かりました。

ーーそれまでは映画に出たいとか、演技をしたいとか思っていたんですか?

自分が演技をやるとは思っていなかったです。全然考えていなかったので、びっくりしました。

ーーダンスの先生に勧められた感じで?  映画のオーディションではどんなことをやったんですか?

初めてだったので、何も分からないまま台本の一部を演じました。ダンスも踊りました。

ーー演技のオーディションは大変でしたか?

初めてだったし、何が正解なのかも全然分かっていなくて……。
とりあえず頑張ってみようと思って、言われたことを一つ一つやる感じでした。そのときは受かるなんて思っていなかったので、ダンスで表現力が出せるように頑張ろうと挑戦してみたら、決まりました。

ーーすごいですね。そのときは事務所にも入っていなかったんですか?

まだ全然、入れるなんて思っていなかったです。

ーーじゃあ、オーディションはこういうものだよ、というように教えてくれる人はいなかったわけですよね?

いなかったです。

ーーオーディションがいつで、映画の撮影はいつ頃だったんですか?

小学6年生のときなので、2024年の夏に撮影でした。その前にオーディションがありました。

ーーオーディションが決まってから撮影までに、演技の準備などはされたんですか?

本当に初めてだったので、何をすればいいのかも分からなくて。台本をもらってからは、自分が出ていないシーンも含めて何回も何回も読んで、どういう映画なのかをしっかり頭に入れておくことだけは準備していました。

ーー特別に監督さんが特訓してくれたわけではないんですか?

一度お話はしていただいたんですけど、それ以外は特になく、そのまま撮影に臨みました。

ーー撮影のときはどうでしたか? 特に印象に残っていることはありましたか?

撮影は初めての経験だったので、全部印象に残っています。特に印象に残っているのは、やっぱり小沢仁志さんのランニングマンです。ずっと頭に残っています。

ーーどんなことをしたんですか?

ランニングマンというダンスがあるんですけど、それがすごくおかしくて(笑)。
本来のランニングマンとは違うすごさがあって、見るたびに笑ってしまう感じでした。とても面白くて、印象に残っています。

ーー特に大変だったことは何ですか?

最終日に撮ったシーンなんですが、それまで演技の経験がなかったので、撮影が始まってからずっと「頑張ろう、頑張ろう」という気持ちでした。
周りの共演者さんたちも本気で燃えているし、監督さんやスタッフさんたちもみんな本気で、必死に頑張っている空間にいることがすごいなという印象が残っています。

ーー見ている側としては、おじさんたちにバシバシ言っているのがとても面白かったんですけど、そこは大変じゃなかったんですか?

教える役はめちゃくちゃ楽しかったです。自分のキャラクターと明香ちゃんが似ている部分も多くて、すごく楽しかったです。

ーーおじさんたちは可愛かったですか?

佐久間大介(Snow Man)さんもめちゃくちゃ上手いし面白いし、「これは最高だな」と思いながらかみしめて撮影していました。

ーー共演者の方で、小沢さん以外に特に印象に残っている方はいらっしゃいますか?

1人1人の演技力が本当にすごくて。スタッフさんや監督さんも含めて、すごい環境にいるんだなと思いました。
撮影していないときは一緒にふざけてくれたりもして、そういうところにもたくさん思い出があって、説明しきれないです。

ーー撮影期間はどのくらいだったんですか?

1カ月から2カ月経たないくらいです。

ーー監督さんの印象はどうでしたか? 特に言われたアドバイスなどはありましたか?

今になって思うんですけど、私が何の経験もなく初めてだったので、「こうやって」「ああやって」と細かく言われすぎていたら、たぶんその通りにできなくて、固まってしまっていたと思います。
でもそんなことはなく、やりやすいように任せてくれた部分が多かったので、演じやすかったです。本当に感謝しています。

ーー明香ちゃんはこういうキャラだから、ここだけは気をつけて、というようなことは言われなかったですか?

生意気なキャラクターだから、できるだけ生意気にと言われました。なので、生意気な感じを意識して演じました。

ーー明香ちゃんの見どころポイントはありますか?

踊るシーンも私が踊っているんですが、今見ると緊張していて踊りきれていないところが多くて。
でも一周回って、そこがめちゃくちゃ面白いんです。ダンスが絶望的な部分もあるんですけど、それが逆に笑えてくるところだと思います。

ーー出来上がった映画を見ての感想はどうでしたか?

アクションがすごかったです。私が撮影現場にいなかったシーンも含めて全部見られたので、「すごいな」と思う場面がたくさんありました。
私が出ていないシーンは初めて見るものばかりだったので、会っていない共演者さんの演技も見られて、「台本のこの部分はこう演じたんだ」と発見するのが楽しかったです。

ーー映画全体として、ここを見てほしいというシーンはありますか?

殺し屋というと悪いイメージしかないと思うんですけど、出演されている5人の殺し屋さんたちの役は、本当に1人1人まっすぐな心を持った人たちで。
その5人に“プラス明香”でコンテストに挑戦していくところや、5人と明香の間に絆が生まれていくところが、一番の見どころで魅力的な部分だと思います。

ーーこの映画に出演したあとスターダストさんに入られて、今後はどうしていきたいですか?

いろいろな役に自然になりきれるようになりたいと思っています。いつかはコメディーで、たくさんの人を笑わせられるようになるのが目標です。
感動してもらえる映画や、いろいろなジャンルの映画やドラマで演技ができたら嬉しいです。たくさん挑戦したいですが、一番の目標はコメディーで笑ってもらうことです。

ーーダンスの方はどうしていきたいですか?

ダンスは特技としてこれからもずっと続けていきますし、もっともっと上を目指して頑張ります。

ーー将来の夢や野望を聞く予定だったんですが、だいたいお話しいただきましたかね?

将来の夢はまだはっきりとは分からないんですけど、芸能以外だとパンやクッキーなどお菓子作りがめちゃくちゃ好きです。
いつかタイミングがあれば、誰かに食べてもらえるようになるのが夢です。

ーー作るのが大好きなんですね? ちなみに学校の勉強は好きですか?

教科によります。比較的点数が取れるのは体育と数学ですが、社会が大の苦手で。どれだけ勉強しても全然点数が取れなくて、終わりを感じました。

ーー最後に特に言っておきたいことはありますか?

今回の映画は面白いシーンがたくさんありますが、特に注目してほしいのは、桐生(役・中本悠太〈NCT〉)とシン(役・青柳翔)と村雨(役・小沢仁志)が3人で飲んでいるシーンです。そこで小沢さんがランニングマンを披露する場面は、絶対に笑ってしまうと思うので、ぜひ注目して見てほしいです。

ーーうららちゃんがハマったのは、やっぱりそこですか?

はい(笑)。

ーーわかりました。ありがとうございます。

 

▼あらすじ
過去に「ダンス経験がある!? ⋯」という理由で集められた、
伝説の元殺し屋・ダイヤら<孤高のプロの殺し屋たち>。
裏社会のトップ・本条会のクセ者親分が必ず訪れるダンス大会での暗殺をもくろみ、
チームを組んで大会の出場を目指すことになるが、
実はまるでド素人で仕方なくダンス教室に通い始めるも、ことごとく問題を起こして破門される。

そこにダイヤの勤める児童養護施設のダンス少女・明香が救いの手を差し伸べ、
最初は歪みあっていた殺し屋たちも次第にダンスの魅力に目覚め、
いつしか<スペシャルな5人>のチームへと。
ダンスも成長を遂げ、本気でダンス大会への情熱を燃やし、
あとは暗殺ミッションに挑むだけであったが⋯。

▼予告

▼キャスト・スタッフ
佐久間大介(Snow Man)
椎名桔平 中本悠太(NCT) 青柳翔 小沢仁志
羽楽 前田亜季 平川結月/矢島健一 六平直政
石橋蓮司

原案・脚本・監督:内田英治
振付:akane 音楽:小林洋平
主題歌:Snow Man『オドロウゼ!』 (MENT RECORDING)
製作幹事:HIAN
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ

▼URL
オフィシャルサイト https://eiga-specials.com/
X https://x.com/eiga_specials
Instagram https://www.instagram.com/eiga_specials
TikTok https://www.tiktok.com/@eiga_specials

▼公開
2026年3⽉6⽇(⾦)より公開

 

 

☆羽楽(うらら)
公式プロフィール https://www.stardust.co.jp/talent/section1/urara/
Instagram https://www.instagram.com/p/DT0I0xEEuoR/

 

インタビュー マンボウ北川
撮影・文 記者J

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記者J

地球上すべての美しい女神を求め東奔西走。今でいう推し活をむかーしから実践していた漢

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