2019.11.22 upload

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元エビ中で女優の宇野愛海が体当たりで演じた理学療法士は必見!映画『歩けない僕らは』インタビュー

女性アイドルグループ私立恵比寿中学の元メンバーで、女優として活躍中の宇野愛海が新人理学療法士役を務める映画『歩けない僕らは』が公開される。この映画は国内外の様々な映画祭で高く評価された佐藤快磨監督が監督・脚本・編集を手がけ、回復期リハビリテーション病院を舞台として描く新人理学療法士の物語となっている。またこの作品はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019の国内コンペティション短編部門の観客賞を受賞し、満を持しての劇場公開となる。今回、主役を演じた宇野愛海にインタビューをできたのでここで紹介する。


ーー役作りはいかがでしたか?
最初は理学療法士という職業も知らなくて、監督と施設に行って取材させて頂くところから始まりました。台本ができる前だったんですけど、一緒に行って遥と同じ1年目の方など理学療法士さんの話を聞かせて頂いたり、リハビリ風景を見させて頂いたりして参考にさせて頂きました。

ーー撮影で印象に残っていること、大変だったことはありますか?
施設に全面協力して頂いて、本物の患者さんがリハビリしている中での撮影だったんです。ずっと緊張感があって、本物の患者さんと本物の理学療法士さんの前で演技するからプレッシャーになりましたし、すごくドキドキしていました。何をやったら失礼になるかもわからないし、逆にその緊張感があったからできたこともありましたし、助かったなと思います。

ーー具体的に助かった部分を教えて下さい
リアルな場所だから、調べたりしてもわからないことがたくさんある、そういうのをその場で理学療法士さんに聞いたり、見ているだけでも勉強になるし、他の理学療法士さんが実際に戸惑っている様子などもお話を聞くだけでなく見ることもできたので、役作りの参考になりました。

ーー見どころはどちらですか?
私が一番好きなシーンは落合モトキさんとのシーンなんですけど、「なんで俺なんだよ・・」って泣いているところが好きです。「なんで俺なんだよ」って、理学療法士の立場からしたら何も言えないじゃないですか。でも何か言葉をかけるとしたら「がんばりましょう」だと思うんですけど、その言葉ってきっと本人からしたら無責任な言葉で。そう考えたら実際言えなくなってしまって、一番心に刺さったというか印象に残っています。落合さんの表情、すごく引き付けられます。自分が一番好きなシーンなので見どころかなと思います。

ーー落合さんにきっぱりと「自分の問題だ」と言い切っているところが成長している感がありますね
佐々木すみ江さん演じるタエとのシーンなんですけど、その時に自分が初めて関わらせて頂いた患者さんで、自分より全然年上の方が前に向かって進もうとしているのにそんなにくよくよしていられないと思って、それを踏まえての落合さんとのシーンなので、佐々木すみ江さんとのカット自体、シーンは短いですけど、遥が前に進むきっかけにはなったところだと思うので、そこにも注目して頂きたいです。

ーー自分の恋愛とからめて、彼女が好きだなと言わせて頑張らせるところはポイントですか?
私が演じた遥自身、彼氏にだいぶ支えられていた部分があったからこそ、支えてくれる人の大切さっていうのはわかっていて。柘植さんにもそういう人がいるって知って、ちょっと間違ったら失礼になっちゃうことですけど、遥は不器用だからそういうところから寄り添うというか、柘植さんに伝わったらいいなと思って、自分もわかる気持ちだからこそ言えたんじゃないかなと思います。

ーー(細川岳さん演じる)翔の前で、あるものを壊すシーンはどんな感情?
仕事とは別で、プライベートでも自分の意見を言えるような子じゃないと思うんですけど、あれって実際翔と使っていたものなんです。自分のプライベートの気持ちやもやもやしている気持ちを晴らせるシーンだったので、やっていて楽しかったですし、本物だったからこそ気持ちがすごく乗りました。

(c)映画『歩けない僕らは』

ーー撮影時は『嘘とホームラン』というタイトルでしたよね?
翔と遥が出会ったきっかけが野球部なんです。裏設定なんですが、翔が野球部で私が野球部のマネージャーをしていて、そこで出会って二人でバッティングセンターに行くようになったという設定で、劇中でも出てきます。

ーー話は戻りますが、もし自分がこの職業に就くとしたらできそうですか?
患者さんとの距離感とか、日常生活との切り替えが大事だと取材をした理学療法士さんがおっしゃっていたんですけど、私はそれができない。役を引きずっちゃったりとか、切り替えが下手なんです。なので私もさっちゃん(遥の同期・幸子)とかよりは遥みたいに引きずって、不器用に自分で自分の首を絞めるようなタイプなんじゃないかなと思います。

ーーありがとうございました。

■あらすじ
宮下遥(宇野愛海)は、回復期リハビリテーション病院1年目の理学療法士。まだ慣れない仕事に戸惑いつつも、同期の幸子(堀春菜)に、彼氏・翔(細川岳)の愚痴などを聞いてもらっては、共に励まし合い頑張っている。担当していたタエ(佐々木すみ江)が退院し、新しい患者が入院してくる。仕事からの帰宅途中に脳卒中を発症し、左半身が不随になった柘植(落合モトキ)。遥は初めて入院から退院までを担当することになる。「元の人生には戻れますかね?」と聞く柘植に、何も答えられない遥。日野課長(山中聡)と田口リーダー(板橋駿谷)の指導の元、現実と向き合う日々が始まる。

映画『歩けない僕らは』
出演:宇野愛海 落合モトキ
板橋駿谷 堀春菜 細川岳 門田宗大
山中聡 佐々木すみ江
監督・脚本・編集:佐藤快磨
配給・宣伝:SPEAK OF THE DEVIL PICTURES
11月23日(土)より新宿K’s cinemaにて公開他全国順次
公式サイト:https://www.aruboku.net/
Twitter https://twitter.com/uno_narumi_proj
FaceBook https://www.facebook.com/unonarumiproject/

 

宇野愛海
公式プロフィール https://www.stardust.co.jp/section3/profile/unonarumi.html
公式ブログ https://ameblo.jp/narumi-uno
Instagram https://www.instagram.com/unonarumi_official/

 

☆映画『歩けない僕らは』『ガンバレとかうるせぇ』の新宿K’s cinemaでの初日舞台挨拶・トークイベントが決まりました。
※追加の登壇者・日程が決まりましたら、公式サイト、公式SNS、K’s cinemaの公式サイトにて随時発表します。
※登壇者は予定です。イベントは急遽変更や中止になる場合もございます。
※各回、フォトセッションの時間のみ、お客様も写真撮影が可能です。
【日時】11/23(土) 10:00の回 上映前
【ゲスト】宇野愛海さん 落合モトキさん 細川岳さん 山中聡さん 佐藤快磨監督

【日時】11/24(日) 10:00の回 上映前
【ゲスト】宇野愛海さん 落合モトキさん 佐藤快磨監督 ※お客様からのQ&Aの時間あり

【日時】11/27(水) 10:00の回 上映前
【ゲスト】落合モトキさん 板橋駿谷さん 佐藤快磨監督 ※お客様からのQ&Aの時間あり

【日時】11/28(木) 10:00の回 上映後
【ゲスト】門田宗大さん 佐藤快磨監督 ※お客様からのQ&Aの時間あり

【日時】11/29(金) 10:00の回 上映後
【ゲスト】堀春菜さん ※お客様からのQ&Aの時間あり

一般1,500円/大学・高校1,300円/シニア1,000円

*当劇場は予約は行なっていません。
*当劇場は84席の定員・入替・整理番号制 となっております。
*当日朝、劇場が開いた時間より3F劇場窓口にて受付を開始いたします。当日は9:40よりオープン予定です。オープン時間よりはやくお越しの際は、エレベーター横の階段を上り3F扉の前で開場時間までお待ちください。(※混雑の際は開場時間がはやまることもございます。)
*当劇場は消防法により、お立ち見席をご用意しておりません。満席の際にはご入場をお断りする場合がございます。あらかじめご了承下さい。
*チケットをご購入の際、クレジットカードはご利用になれません。

 

取材・編集 記者J

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記者J

地球上すべての美しい女性を求め東奔西走。今で言う推し活をむかーしから実践していた漢

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