過去と未来を繋ぐ役・小槙まこに要注目！！映画『HERO～2020～』公開中～！！

広告、ドラマ、舞台と幅広く活躍している小槙まこが出演するハートウォーミングコメディ映画『HERO～2020～』が公開中だ。舞台発のこの映画、2年限定で始まった広樹(廣瀬智気)と浅美(北原里英)の恋をきっかけに様々な人間模様が交差していき、最後はどうなってしまうのか？　見所たっぷりの映画版から小槙まこにインタビューができたのでご紹介する。

ーー舞台からでてらっしゃるんですよね？
2019年の夏に舞台があって、それから1、2か月くらいして映画の撮影がありました

ーー内容も出演者もほぼ一緒？
ほぼほぼ一緒なんですけど、映画の方は豪華なキャストさんが追加されて一緒にやらせて頂いています。斉藤工さんとか。

ーー時系列がばらばらな感じで
そうです、解らずにいっているからこそ面白いと思います。みなさんの気持ちだったりとかがみんな一人一人が誰かのためを思ってすれ違っていて、すれ違いが最後に回収されて、みなさんのあったかい気持ちだったりとかが反映されているステキな作品になっています。

ーーあまり詳しく役柄を聞くとネタバレになるかな？
ネタバレになっちゃうので言えないところもあったりします。

ーーどんな役？
私は看護師さんの役をやらせて頂いていて、内科で働いていて内科の患者さんと仲良くなって…。これどこまで言っていいのかな？(笑)。現在と過去を唯一つなぐ懸け橋になっている役をやらせて頂いているんですけど、役としては明るい女の子で人のことをすごく思いやっているからお互いの話を聞いたりとかしてこの子の為に何かをしてあげたいとか優しさを持ち合わせている子ですね。

ーーお兄さんがいるとか？
お兄さんがいることは言っているんですけど、この人がお兄さんっていうのが最後に出てくるのでここまでです(笑)。

ーーお兄さんとはどういう関係？
血は繋がっていなくて、小さい頃に両親が別れちゃって生き別れちゃったお兄ちゃんがいるっていう話です。

ーーたくさん聞きたいことはあるけど、書けないことが多いよね
そうですね、内容については…

ーー舞台で演じた時の感想と映画の時の感想は？
舞台の時は、病室だったりロビーだったり、場面転換で変えるのではなく同じ舞台上で分けていたので、すれ違いが見えたりする面白さがありました。映画の時だと一つ一つが区切られていて、表情だったりを見ることができるし、表情を一つ一つが細かく描かれている映画らしい面白さがあり映画と舞台、違った見え方ができるのはすごいなって思いました。
映画のときは1回舞台でやっているからその時の感情のままやっちゃうとまた違うのかなとか、
演出家さんと話しながらやったんですけど、どこまでどう抑えていいのか、表情がわかりやすい分あまり出しすぎない方がいいのかなとか色々悩みながら撮影に臨みました。

ーー舞台と映画の大きな違い、印象的なシーン
大事な人を思っているシーンだったりとかのときに、舞台の時は全身を使ってやっていたものが映像になるとやりすぎてしまうと他の人たちの感情を邪魔してしまうというか動かしすぎちゃうとか、そういう話し合いもありました。
奈美役の飛鳥凛さんとよく関わることがあって、凛さんとはそういう話がけっこう多かったですね。もっと出していいんじゃない？とか。二人の関係性を出すためにも、よく話し合いしたりしました。

ーーご自身の役の見所と、映画の見所は？
私の役の見所は、自分の感情の動きだったりとか相手に与える言葉だったりとか、そういうのも大事にやってきましたし、言葉一つ一つの意味だったりとか兄の話をしているときだったりとか、そういうところも最後まで見て頂いて、そういうことだったのかということを感じて頂けたらいいなと思います。
映画の見所は、1回目観た時２回目観た時3回目観た時に見方も変わるし、出演している役のみなさんに対しての観方だったりとか、感情だったり思いだったりも違って見えてくると思うのでそういうところも楽しんで頂けたらいいなと思います。ぜひ何度も見て頂けたらと思います。

ーー自己アピールや今後の展開は？
今回の役でもけっこう明るい役をやっていて、明るい役だったり天真爛漫な役だったりが多いんですけど、挑戦したいなと思っているのもあって、性格が悪かったりとか闇を持っているとか、今までの自分にはないものをやっていきたいなというのはすごく思っていて、いろんな小槙まこを知ってもらえるように今後頑張っていきたいなと思います。

ーープライベートではどんな感じで？
けっこう家にいることが多くて引きこもっていて、お酒が好きでお昼からお酒を飲んだりしています(笑)。
そういうギャップを見せられていけたらいいなと思います。

ーー好きなお酒は？
焼酎ですかね。水で割ったりとか。
明るい役が多いんですけど、地味な生活をしているっていう(笑)。

ーー目標の女優さんは？
深津絵里さん。私と同じ大分県出身の大女優さんなので。

ーーありがとうございました。

【あらすじ】
2 年間限定の約束で始まった広樹（廣瀬智紀）と浅美（北原里英）の恋。広樹には、こんな約束を言い出さなければならない“秘密”の理由があった。一方、浅美は、2 年という日々を一緒に過ごす中で、きっと彼の決意が変わるはず、と信じていた。そして 2 年後、運命の時が明日に迫った日。広樹は、仕事中に怪我をして入院してしまう。見舞いに訪れた浅美は、広樹の怪我が軽いと知ってほっとする。だが同時に、広樹の別れの意思が固いことを感じ、落ち込んでしまうのだった。
そんな浅美の様子を不審に思った広樹の妹・真菜（前島亜美）は、浅美からこの奇妙な約束のことを聞き出して驚く。ふたりの幸せを願っていた彼女は、兄・広樹の決意の裏には、何か“秘密”の理由があるはずだと信じ、浅美にも内緒で、ある行動に出る。どんな悩みでも受け付けるという触れ込みのレンタル人材派遣会社を見つけ、「明日中に兄の“秘密”を突き止めて、ふたりが別れないで済むようにして欲しい」と相談したのだ。話を聞き終わった社長・松島（小松準弥）は、自信たっぷりに宣言する。「パターン 31 だな」。その作戦に戸惑い、いぶかしく思いながらも、あまりにも自信満々な彼に圧倒され、依頼してしまう真菜だった。
そしてついに運命の日。だがこの作戦は、入院患者から“死神”まで巻き込んで、とんでもない大騒動になっていく。勘違い、思い込み、おまけに悪ノリも加わって、それぞれの思惑が絡み合い、どこに向かうか予測不能！
果たして、広樹の“秘密”とは？ 彼の決意は変わるのか？ そして、広樹と浅美の《2 年間限定の恋》の行方は？

映画『HERO～2020～』

廣瀬智紀 北原里英
小松準弥 前島亜美 小早川俊輔
小築舞衣 中村涼子 米千晴（TAIYO MAGIC FILM） 小槙まこ 加藤玲大 後藤拓斗 双松桃子
飛鳥凛 伊藤裕一 根本正勝 今立進（エレキコミック）
松尾諭 斎藤工（友情出演）

原作：TAIYO MAGIC FILM 第１回公演「HERO」
エグゼクティブプロデューサー：石田誠 中西研二 プロデューサー：村田泰介 協力プロデューサー：皆
川拓也
音楽：浅梨なおこ（avenir LLC） 撮影：神田創 照明：丸山和志 録音：吉方淳二 衣装プラン：摩耶
監督・脚本 西条みつとし

配給：ベストブレーン 企画：MMJ 製作：「HERO」～2020～製作委員会
公式HP：http://www.mmj-pro.co.jp/hero2020/ 
Twitter： @HERO2019summers

全国順次公開中

小槙まこ
公式プロフィール　https://blue-label.jp/management/mako-komaki/
Twitter　https://twitter.com/mako_komaki

取材　マンボウ北川
撮影・編集　記者J