謎めいた都市伝説『藤色の封筒』に迫る安倍乙――ジャーナリスト役で挑む新境地と不可解な事件の謎

新しい未来のテレビ「ABEMA（アベマ）」で11月6日23時から配信のミステリードラマ『藤色の封筒』(https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9rRFrDHi5FxB75)。都市伝説をテーマにしたこの作品は、謎めいた“藤色の封筒”が人々の元に届き、その裏に潜む不可解な事件の数々を描く。主演を務めるのは、映像・グラビア等で注目を集める劇団4ドル50セント所属の安倍乙。今回はジャーナリスト役として都市伝説『藤色の封筒』の謎を追い、事件の核心に迫っていく。

劇団4ドル50セント(以下、劇団)は個性豊かなキャストたちが揃い、舞台を中心に活動する注目の若手劇団。劇団ならではの表現力とチームワークで、ドラマの中でもキャラクターたちの生き生きとした掛け合いが光る。舞台ファンも映像作品での新しい一面に驚くはずだ。

今回のドラマでは、誰もが一度は耳にしたことのある都市伝説がリアルに、時にぞくっとするほどの緊張感で描かれる。安倍のクールでミステリアスな演技と、個性豊かなキャラクターたちのやりとりに引き込まれ、ドラマの続きはリアル舞台で体感できるという仕掛けも。ドラマを見終わった後、舞台で明かされる真相を確かめたくなること間違いなしの仕上がりになっている。

ーーこの主演はどのように決まりましたか？
ABEMAさんと劇団で舞台と連動した新プロジェクトをやろうと話があった中で、ドラマの主役を安倍にとお話をいただいたのがきっかけです。

ーー撮影の時期はいつからいつくらいまででしたか？
9月の上旬で10日間くらいです。割と早く撮り終えました。

ーー作品の内容や役どころを教えて下さい
『藤色の封筒』という都市伝説が主軸となったドラマになっています。藤色の封筒は受け取った人に希望する額のお金が支給されると言われていて、救済措置が必要な人のもとに届くと言われています。しかし、信じてお金を借りようとした人たちは結局死に至ったり、不幸に見舞われたり、不可解な事件に巻き込まれてしまうと噂されている架空の都市伝説から展開されるドラマになっています。私はジャーナリスト役で、父が亡くなっている過去を抱えながら事件を追っていく役どころになります。劇中で登場する渋谷のバー「きさらぎ」によく通っていて、都市伝説好きのグループが藤色の封筒について話しているのを聞いたことがきっかけで、みんなで事件を追うという展開になっています。

ーーお父さんが亡くなっているのは藤色の封筒が関係しているってことですよね？
そうです。工場の経営が立ち行かなくなった時に藤色の封筒が届き、それを信じた父は突然自殺して亡くなっていました。

ーー役どころで意識したポイントは？
ミステリアスでクールな役なので、声のトーンや表情、感情の起伏を一定にすることを意識し、目線で何を思っているかを表現するようにしました。顔がアップになるカットが多いので、その分表情でお芝居しています。

ーー謎解きの展開ですか？
藤色の封筒を作っているとされる組織や人物を追いながら進み、最終的には衝撃的な展開になりますが、ドラマでは完結せず、続きは舞台で明かされます。

ーー封筒を送っている人や、亡くなった理由は？
そこは舞台で解明されます。

ーー舞台にはラスボスは出ますか？
舞台公演の脚本をまだもらっていないので、どうなるかは私たちもわかりません。

ーー本筋以外での人間関係の見どころは？
1人1人のキャラクターの個性が強く、ところどころ笑える言動があります。そういう部分に注目してほしいです。

ーー共演者や劇団的な見どころは？
普段見たことのない役柄を演じているので、劇団ファンにも新鮮で面白いと思ってもらえると思います。劇団メンバーが要所で登場するのも楽しんで欲しいです。

ーー主要キャストは？
事件を追っていくことになる4人。その他の劇団メンバーも登場します。

ーー視聴時の注目ポイントは？
役者1人1人の表情に注目して、怪しいと思う人物を考えながら見るのが面白いと思います。ストーリーのキーとなる瞬間も見逃さないで欲しいです。

ーー映像作品ならではの意識したことは？
舞台と違い、ナチュラルに演じることを意識しました。カットがかかるのですが感情を切らずに、自然に演じることが必要だったなと思います。

ーー撮影は楽しかったですか？
はい、タイトなスケジュールでしたが、スタッフさんも優しく、題材も好きだったので楽しかったです。

ーー都市伝説に興味を持ったきっかけは？
小学校の新聞作りの授業で宇宙人について書いたこともありますし、掲示板やYouTubeで都市伝説を調べたりしていました。出演者の中に都市伝説系YouTuberもいて、動画を見たりして楽しんでいました。

ーー信じる派ですか？(笑)
半分信じて半分信じていない感じで楽しんでいます。

ーーお気に入りの都市伝説は？
レプティリアン説。エリザベス女王など、一部セレブが爬虫類のような顔をしていて、人間とのハーフではないかという説があります。AIで加工されている可能性もありますが、もし実在したら面白いと思います。

ーー近況としては？
11月から新しい作品の撮影が始まるので、レッスンなど新しい挑戦が多いです。

ーー2025年あと2か月です。振り返ってどうですか？
後半は集中して忙しかったので、来年は波がなく仕事を続けられるようにしたいです。役の幅も広げたいです。

ーー新しい役に挑戦するとしたら？
“いじわるな役”は未経験なので、韓国ドラマに出てくるような意地悪で殺意を感じさせる役をやってみたいです。

ーー最近ハマっていることは？
料理です。地中海料理にハマっていて、旅行で食べたものを自宅で作ったりしています。

ーーおすすめの料理は？
海鮮リゾット。上にとびっこをのせたらすごく美味しかったです。

ーーリゾットは作るの難しいですか？
時間がかかります。エビの下処理など手間がかかるので、本格的に作る料理です(笑)

ーー美味しそうですねぇ～　ありがとうございました。

▼あらすじ
渋谷を舞台にした「藤色の封筒」という都市伝説を巡るミステリードラマ。
「藤色の封筒」は、困窮した人々に救済資金が送られるという都市伝説だが、
世間の一部では詐欺や人身売買に利用されているという噂が。

物語は、都市伝説好きの仲間たちが集まるバー「きさらぎ」で幕を開ける。
ライターの西田は、かつて父が「藤色の封筒」詐欺の被害に遭い、
自殺した過去を持つため、この都市伝説の真実を追っている。
ある日、バーのバイト仲間である中嶋が失踪し、彼の部屋から「藤色の封筒」の破片が見つかる。

▼番組詳細
タイトル　ミステリードラマ「藤色の封筒」(全8話)
配信日時　2025年11月6日(木)23時～　以降、木曜23時より放送
放送チャンネル　ABEMA SPECIALチャンネル
https://abema.tv/channels/abema-special/slots/9rRFrDHi5FxB75s

▼キャスト
安倍乙
田中音江
青木瞭
久道成光
植村颯太
細井学
まいきち
だんどり
Naokiman Show

▼舞台詳細
タイトル　「藤色の封筒(仮)」
日程　2026年3月
会場　シアターグリーン BOX in BOXTHEATER
出演　安倍乙、田中音江、他

▼URL
劇団4ドル50セント公式HP
https://4dollars50cents.com