2019.05.31 upload

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女優転身で一気に実力を魅せつける浅川梨奈の“新感覚ジャパニーズホラー”主演映画『黒い乙女 Q&A』インタビュー

女優に転身し、役柄を通して様々な表情を魅せつけている浅川梨奈。新感覚ジャパニーズホラーという主演映画『黒い乙女 Q』&『黒い乙女 A』では児童養護施設育ちの孤独な少女・芽衣役を演じ、新たなホラーの魅せ方に挑戦している。そんな浅川梨奈にインタビューを敢行したので是非ご覧頂きたい。動画でのコメントも必見! 伏線がちりばめられた『Q』は5月31日公開、答え合わせで絶句必至の『A』は8月16日公開で2作連続公開となっている。

 

<動画コメント>

 

ーー映画の内容や役柄を教えて下さい
今回の作品は『Q』&『A』の2部作ということで『Q』の方で物語の伏線が張られていて、『A』で物語の答えが分かるような作品になっています。「新感覚ジャパニーズホラー」として、海外の映画に近い人間の深層心理的な怖さや恐怖が盛り込まれているような作品になっていて…私自身はホラーが苦手なんですけど、“怖いけど気になってしまう”ような作品。一番怖いのってやっぱり人間なんだなって改めて思い知らされるような作品になっていると思います。私が演じさせて頂いた芽衣ちゃんは養護施設で育てられた子なんですが、なぜ養護施設で育てられたの?とか、なんで施設に来ることになったの?とか、物語の最後にあの子も人殺したことあるんでしょ? っていうセリフがあって「えーそうだったんだ!」みたいな、本当に『Q』だけだとわからないことがたくさん盛り込まれていますが『Q』と『A』の二つを見て頂くことですべてが繋がる、そんな作品になっています。私もまだ『Q』しか観ていないんですが、自分でも訳がわからないです(笑)。でも『Q』のすべてが伏線になっているので、まずは必ず『Q』を観て頂きたいです。

ーー撮影はどのように行われましたか?
『Q』を撮ってから、『Q』と繋がるシーンが『A』にもあるので、割と照らし合わせていく感じで…。。『Q』をベースに『A』が出来あがっていくという感覚なので、『Q』の10シーンを撮りますってなったら、『A』の10シーンも撮る、伏線・答え・伏線・答えみたいな撮り方をずっとしていて大変でした。

ーー『Q』の見所を、ズバリ!
登場人物の一つ一つの行動に意味があるんです。その為、一つ一つの意味を考察できるところは見どころかなと、答えは『Q』だけだとわからないと思います。疑問が残ってしまうんです、これはなんであーなったんだろうとか、なんでこういう行動をしたの? なんでこういうことを言ったの? それがすべて伏線となっているので、『A』を観る前に必ず観てもらわないといけない作品かなって思います。

ーー『Q』で印象的なシーン、特に気をつけてほしいところは?
芽衣とラナ(北 香那)と両親(夫:和田聰宏・妻:三津谷葉子)の関係性はすごいポイントで、本当の家族じゃなくて養子。なんで養子を向かい入れようとしたのか、本当の意味を考えさせられると思います。あと映画ポスターにいろいろなキーワードが書かれているんですが、一つ一つがすごくポイントなので、映画を観る前にぜひあのポスターに注目してみてもらいたいです。そうすると、このシーンで出てきたこれはあれだ、えーじゃあどういうこと? みたいなことが多く起こるので、そこに注目してみて欲しい所は。

ーーここで恐怖を感じて欲しいシーンは?
ホラー映画で一番大事なのって叫びだと思っていて、叫び方次第で見ている方々の反応は変わるし、叫び方次第で怖いと思うじゃないですか。ただ叫び方のニュアンスを変えるとかじゃないと思っていて、キャーとかヒーとかワーとかそういうことじゃなくて、それが果たして何に対しての恐怖なのか。それが果たしてどこに対しての、知っているものなのか知らないものなのか、近いものなのか遠いものなのか、それによって一つ一つ恐怖心の見せ方変わってくると思うので、そこをすごく意識しながら、叫びだったりとか表情だったりとか、そういう部分を気をつけながら演じさせて頂いたので、是非観てもらいたいですね。

ーー他にアピールポイントはありますか?
ホラーが苦手な方でも見やすいと思います。日本人の“ホラーが無理”っておばけが無理っていうイメージがあったり、血とかも無理みたいな…。『黒い乙女 Q』はそういう要素よりもまた違った別の要素があるので、ぜひ劇場に足を運んで頂けたらうれしいです。実は私、こういうホラー作品はすごく好きで、ただ怖がらせようとするんじゃない、表面じゃなく内側から怖がらせに来るような作品だと思うので、その恐怖っていうものを感じてもらえたらなって思っています。

ーーそれでは近況について。「SUPER☆GiRLS」を卒業して女優メインに。現在の心境と今後については?
楽しいです! ずっとやりたかったお仕事が女優業なんですけど、やりたいことをやらせて頂けるってなかなかないじゃないですか!?本当に恵まれているなって思うし、こんな幸せなことはないなって思っています。本当に今の環境はありがたく思いますが、それはもちろん今までがあったからっていうところなので、グループ時代にも誇りを持っています。今後お仕事をさせて頂く上で過去にあったことからヒントをもらうこともあると思うし、だからこそわかることできることもあると思うので、過去も大事にしながらこれからも女優業をまっすぐ頑張りたいなって思っています。今は何よりもお仕事を頑張らせて頂きたいです。

ーー仕事以外でハマっていることはありますか?
最近は特に舞台鑑賞にハマっていて、自分の好きだったお話しが舞台になることが多いので、見に行くのが楽しいです。あとは今期のアニメは何が面白いとか前期のこれみれてなかったから今見ようとか、5月はちょっと時間に余裕があって、この7年間できなかったことをやっています。
ーーありがとうございました。


映画『黒い乙女Q』シネマート新宿ほか公開中
映画「黒い乙女A」は8月16日より公開

出演:浅川梨奈
和田聰宏 三津谷葉子 松嶋亮太 しゅはまはるみ 村松 利史  安藤なつ(メイプル超合金) 笹野鈴々音
北香那
脚本・監督:佐藤佐吉 製作総指揮:吉田尚剛 製作:永森裕二 プロデューサー:飯塚達介/向井達矢 ラインプロデューサー:尾関 玄 キャスティング:伊藤尚哉音楽:遠藤浩二 撮影:栗田東治郎 照明:田中安奈 美術:坂本 朗 録音:高島良太 衣裳:杉本京加 ヘアメイク:唐澤知子 音響効果:小山秀雄 編集:難波智佳子 助監督:近藤俊明 制作担当:中村 元 スタントコーディネート:出口正義 特殊メイク:松井祐一
VFX:井上英樹 主題歌:「イショロガニム」作詞・作曲:坂本英三 歌:大沼あさひfeat.坂本和弥(AMG MUSIC) 製作•配給:AMGエンタテインメント
制作プロダクション:ラインバック (C)2019AMGエンタテインメント

 
浅川梨奈
オフィシャルサイト https://avex-management.jp/artists/actor/AKNN
公式ブログ https://lineblog.me/nana_asakawa
Twitter https://twitter.com/ASAKAWA_NANA__7
Instagram https://www.instagram.com/asakawa_nana/

<出演情報>
にしのあきひろの絵本原作音楽劇「ジップ&キャンディ」主演およびヒロインの一人二役(7月4日~7月14日@俳優座)
映画「かぐや様は告らせたい」に“藤原千花”役として出演(9月6日公開)

 
取材・編集 記者J

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記者J

地球上すべての美しい女性を求め東奔西走。究極のヲタを目指す傍らで記事を更新なうwww

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