2022.06.02 upload

新成人・本田望結が初ホラー映画で存在感を発揮!映画『きさらぎ駅』公開

Actress

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女優・フィギアスケーターとして多方面で活躍する本田望結がホラー初出演となる映画『きさらぎ駅』が公開される。匿名ネット掲示板で話題となり“伝説の都市伝説”となった「きさらぎ駅」を基に作られた本作、異世界に迷い込む出演者たちが見せる極限状態の人間の表情が描かれている。そんな難しい状態を女子高校生役として演じた本田にインタビューができたのでご紹介する。

ーーまずこの映画に出演することが決まった時の感想を
映画自体がすごく好きで、ホラーに関わらず色んなジャンルの映画を観ているのですが、ホラーというのは嬉しかったですし、高校生役っていうのもあってワクワクしました。

ーー高校生役もよくやられてるような感じですね。
等身大の役って今しかできないとか、今だからできるという役ってすごい大事にしているので、等身大の高校生役が嬉しかったです。

ーーホラーは苦手とかそういうことはない?
暗いところとかお化けとかはちょっと苦手なので、ホラー映画も苦手なはずなのに、手で顔を隠しながらもみんなちゃんと観ちゃうっていう(笑)。

ーー衣装は制服オンリーですかね。
そうですね、確かに同じ制服一着でした。

ーー同じ制服が何着かあるわけじゃないですか?
怪我をするシーンとかもあるので、替えの衣装は数着あるんですけど、作品の中で同じ衣装しか着ないってなかなかないですよね。

ーー撮影のときの特に印象に残っていることは?
この作品自体が「FPS」で撮影をしていることです。普通の作品は同じシーンを何カットもいろんな角度から撮影します。でもこの作品は基本ずっとワンカットであまりいろんな角度から撮らない。一台のカメラで撮っていたので、それだけ私たちも間違えられないですし、映ってしまう範囲も広いので、全部見きれちゃうからスタッフさんや監督、カメラマンさんも凄く遠くの場所で備えていらっしゃる感じでした。

ーーカメラに向かって演技することが多くなっちゃうとかいつもと違う感じがあったりはしたんですか?
そうですね、カメラを見るシーンって普通の作品だったらほとんどないんですけど、今回はカメラが相手役なのでカメラを見るっていうの自体も不思議でした。それと、普通、驚くシーンでも自然なリアクションを追及するんですけど、今回はカメラを意識して叫ぶようにしました。そうすると、不思議な間があるわけなんですよ。普通だったらおかしな間なんですけどホラーにはそれがつきもので、それが一番大事っていうのは、私がホラー初だったので、驚きの経験のでした。

ーー出演者の方は印象に残ってますか?
ほとんど皆さん初めましての方が多かったんですけど、本当にみんなで力を合わせて作品を撮れたという感じでした。撮影前にもたくさんリハーサルをしたので、みんなで作品を撮るんだっていう絆が強かったと思います。

ーーリハーサルで動き方をきっちり確認しないとカメラとぶつかるとか?
そうです、カメラとぶつかりますし、結構セリフをメインに動くっていうよりは動きがメインでそこにセリフが入っているので、台本通りにいかなかったりもしました。当日、このセリフはちょっとやめて、こっちのセリフでいこうとか、私も普段ならカメラを意識しませんが、今回は横目でいつもカメラを意識しながら演技していました。だから、セリフのタイミングとか動きも今までの作品とは違う現場でした。

ーーあと一種のみだった衣装、制服に関して何か印象はありますか?
ホラーは全体的に少し色味が青っぽく編集されているので、使ってはいけない色というか、この色だと白っぽく見えるとかあり、制服も色によりたくさんの中から選びました。そういう意味で衣装の決め方も今までになかったものでした。

ーー異世界って流行ってもいるじゃないですか、行ってみたい異世界はありますか?
異世界から私を見てみたいです。鏡でしか自分を見れないじゃないですか、だから自分を見てみたい。あとアイスショーでも、自分のフィギュアの演技を見てみたいなと思います。

ーー幽体離脱系ですか?
異世界と違うかもしれませんが、自分を別の角度から見てみたいということです。

ーーいつかそんな時代がきますかね。
来ますかね? すごい不思議…アニメの中みたいな世界(笑)。

ーー改めてご自分の役の見所と映画全体の見所を教えて下さい。
今回の映画では、究極に追い込まれた時の人の本性とか裏の顔。そこはすごく明確に出ていると思います。そんな中で私が演じる明日香は一番年下ながらも大人の皆さんに対してどう対応していくのか、みんなでどうやって逃げ切っていくのかなど注目していただきたいです。追い込まれたときの本性みたいなものがすごく出てる映画だと思うので、是非見終わった後にただ怖いだけではない感想が出てくると思います。ぜひ皆さんにその裏の顔っていうのを覗きに来て頂きたいなと思います。

ーーそれは割と映画全体のポイントみたいな感じですよね。ご自分の役的にはお母さんの教えを守ってしっかりしてる。
しっかりはしているんだけれども、高校生なのであまり大人っぽくなりすぎず、どこか子供っぽいところも残したかったので、怖がっている部分とか本当に大人を信じていいの?って、戸惑っている部分はすごく大切に演じました。

ーー近々の今後の目標的なものとあとやっぱ将来の野望なものは?
もうすぐ18歳になるので(取材時は17歳)車の免許を取りたくて、今、勉強しています。

ーークルマを運転したいんですね。
したいです、ずっとしたかったです。

ーーゴルフとか行きますもんね。
ゴルフは父と母が趣味でやってるので、私もやってみたくて行ったら、負けず嫌いがでてしまって…(笑)。やりたいと思ったら何でも行動してしまいます。他にも釣りをずっとやりたかったのでそのために船舶の免許を取ったりとか、形から入るタイプだと思います。

ーー野望とは!?
普通に「結婚したい」かな。母が24歳で結婚をしたので、小さい頃から24歳で結婚したいとずっと思っていました。父と母みたいな夫婦になりたいなってすごい思っていて、それを兄弟で話したりします。

ーーありがとうございます。

 

 

ストーリー
大学で民俗学を学ぶ堤春奈(恒松祐里)は、卒業論文で十数年来、ネットで現代版”神隠し”と話題になっている都市伝説「きさらぎ駅」を題材に取り上げることにした。リサーチの結果、「きさらぎ駅」の原点となった書き込みの投稿者『はすみ』ではないかとされる葉山純子(佐藤江梨子)という女性の存在を知る。ようやく純子への連絡先を知り、数ヵ月にわたりメールでやり取りした結果、春奈は遂に純子と会う約束を取り付ける。指定された場所は「きさらぎ駅」の舞台となった路線にある一軒家。春奈を出迎えた純子はどこか影のある雰囲気を持つ女性。部屋へ案内され、早速、ネットで噂される『はすみ』本人との真偽を確かめる春奈に対して、純子はどこか謎めいた笑いを浮かべながらも春奈からの問いかけに静かに頷く。続けて、純子から「きさらぎ駅」へたどり着いた経緯、その後の出来事などを聞いた。その内容は春奈には到底信じられるものではなかったが、純子の話の中で春奈はなぜ純子だけが「きさらぎ駅」へたどり着くことができたヒントに気づく。純子の別れた春奈は自然に「きさらぎ駅」の舞台となった遠州鉄道の駅へ向かう。この選択が春奈の運命を大きく狂わせることになってゆく。

 

恒松祐里
本田望結 莉子
寺坂頼我 木原瑠生 瀧七海 堰沢結衣 / 芹澤興人
佐藤江梨子

監督:永江二朗 脚本:宮本武史
制作プロダクション:キャンター 配給:イオンエンターテイメント/ナカチカ
製作:2022「きさらぎ駅」製作委員会
(キャンター / イオンエンターテイメント / ナカチカ / BBB / 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)
©2022「きさらぎ駅」製作委員会

 

2022年6月3日(金)~全国ロードショー

 

公式サイト https://kisaragimovie.com/
Twitter https://mobile.twitter.com/kisaragi_movie
Instagram https://www.instagram.com/kisaragi_movie/

 

 

☆本田望結
公式プロフィール https://www.oscarpro.co.jp/#/profile/entry/449
Twitter https://twitter.com/miyu_honda1
Instagram https://www.instagram.com/miyu_honda_official/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC2v99T3RRi5NkdhP0ZqdpXA

 

 

スタイリスト:田中トモコ(HIKORA)
ヘアメイク:牧野裕大(vierge)
衣装協力:RE SYU RYU、ヴァニーユー(アンティローザ)、ダニエラアンドジェマ、AGU、お世話や

 

 

 

インタビュー マンボウ北川
撮影・文 記者J

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