「ミスフラ」グランプリで高長身スレンダーの保﨑麗が女子高校生役で映画出演！制服姿にもう眩暈が…

女性タレントの登竜門「ミスFLASH2018」でグランプリを獲得し、女優・モデル・グラビアアイドルとして活躍中の保﨑麗が出演する映画『きみといた世界』の公開が14日より池袋シネマ・ロサにて開始される。「青春SFファンタジー」とくくられた本作で、女子高校生役を演じ綺麗な笑顔を魅せている。そんな撮影の裏側など、インタビューで聞くことができたのでご紹介する。

ーーどのようにして出演することが決まりましたか？
オーディションが2回あって、それで合格させてもらいました。

ーー不思議なSF映画ですが、そのあたりはオーディションを受ける時もわかっていたんですか？
台本の全部ではないですけど、一部抜粋したものを読んだ上でオーディションに参加させて頂きました。青春SFラブストーリーというのもめずらしいですし、読んでいて面白い作品だなと思ったので、ぜひ参加したいという気持ちでオーディションを受けました。

ーーご自分から高校生役にチャレンジしようと思った理由は？
頂いたオーディションでしたが、以前から学生役を演じたいと思っていました。高校生の時に文化祭に出たりとか、青春を感じられることをしていなかったので、学生役をして学生感を感じられたらいいなと思って受けました。

ーーオーディションの時、手応えはありましたか？
いつも緊張したりしなかったりとの差が激しいのですが、今回のオーディションではのびのびと演じることができて、自然体でできたのが良かったのかなと思っています。

ーー撮影現場で印象に残っていることはありますか？
高橋改くん(水野卓役)とスマホの待ち受け画面が一緒だったという事件が印象的です(笑)。控え室でみんな一緒のときに、たまたま待ち受け画面が見えて、映っていたのが私と一緒で「同じ待ち受け画面だね！」と話が盛り上がりました。

ーーちなみに何の待ち受け画面ですか？
「幸運の鳥居」というどこかから拾った画像なんですけど、それを高橋くんも使っていたので、すごく奇遇だなと思ったのが印象的でした。

ーー出演シーンについて。高橋くん演じる卓が私が演じる理奈に言われている「おはよう」が自分に言われていると勘違いするシーンとか、先生に頼まれて図書室に何かを取りに行く時などで、特に気を付けたことなどあったら教えてください。

「おはよう」のシーンでは、高橋くんの後ろに隠れるようなポジションから出て行くお芝居だったので、出るタイミングなど、何テイクか撮影することになりました。

ーー電話と、あと図書室で会うシーン。同じ日に撮影されたんですよね。どうでしたか。
電話は1発OKだった気がします。すんなりとOKを頂いたので、良かったです。

ーー横山理奈役。どんな性格の役柄ですか？
監督さんから言われていたのは、横山理奈はみんなの中心で明るく引っ張っていくような活気のあるコ。吉川碧衣(役・中川可菜)との差がつくように、高校生らしく明るくキャピキャピするよう頑張りました。

ーー意外と碧衣はおとなしめだったんですね。
グイグイいくタイプではないので、対比になるように意識しました。

ーー映画全体の見どころを教えてください。
青春SFラブストーリーというあまり聞かないジャンルではありますが、キュンキュンしたラブストーリーのシーンだったり、ドキドキハラハラするアクションのシーンだったり、ちょっとびっくりするようなホラーのシーンもあるので、全て見どころになってると思います。目を離さず観てもらいたいです。

ーー役で制服を着てみてどうでしたか。他の出演者の方も同世代でしたね。
エキストラの方に14歳くらいの現役の女子たちがいたので、撮影当時20代前半の私たちは、「大丈夫かな…」という話はしてました(笑)。でも、普段なかなか着られないので楽しかったです。

ーー今後の方向性や目標を教えてください。
モデルや女優をメインにしつつ、女優の方にもっと力を入れて頑張っていきたいなと思ってます。モデルのお仕事ではランウェイを歩きたいですね。

ーーミスFLASHのグランプリを獲られて、イメージDVDも出されていましたが、グラビア関係の方はどうですか？
グラビア関係は…　ちょっと未定です。ご希望があれば、もしかしたらやるかもしれないんですけど、今のところグラビアはやらないのかなと思います。

ーー目標の女優さんや憧れの女優さんは？
演技力がある人が好きです。異性なんですけど、大泉洋さんは演技がうますぎて怖いなと思ったことがあります。そんな、人に衝撃を与えられるような女優さんになれたらいいなと。大泉洋さんの演技が好きです。

ーー衝撃を受けた作品とかは？
『浅草キッド』も好きですし、『東京喰種』の実写版も衝撃を受けました。

ーー明るいおっさんなのにね。
その印象で見ていたので、演技をしたときのギャップがかっこいいなと思いました。

ーー来年の抱負を。
芸能の仕事は一生続けていきたいと思ってるので、日々前進していきたいです。あと特にプライベートは充実させたいですね。大人になったので、いい意味で充実させていきたいと思います。深くは言いませんが(笑)。

▼あらすじ
高校３年生の水野卓（高橋改）はクラスメイトの吉川碧衣（中川可菜）に密かな恋心を抱いている。碧衣は、親友の横山理奈（保﨑麗）や陽キャの男子生徒たちにいつも囲まれており、コミュ障で陰キャぼっちの卓は、スクールカースト一軍の碧衣を陰から眺めることしかできない。ある日、卓と碧衣は、他に誰もいない謎の世界に迷い込んでしまう。
困惑している2人の前に、謎の男（弓削智久）が現れ、「2人共が元の世界に戻る条件は、2人の心を合わせ、元の世界とのバランスを取っている“コア”に人間が1人だと認識させること」と教わる。“心を合わせる”という方法がわからないながらも、試行錯誤する2人だが、卓のコミュ障が原因でそれもうまくいかない。そんな日々の中でも碧衣は卓の優しさに触れていくが、碧衣の目の前に碧衣が好きだった工藤佑太(阿部快征)が現れる。
果てして卓と碧衣は元の世界へ戻れるのか…