2025.04.25 upload

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青髪の花音が醸し出すミステリアスな雰囲気に酔いしれる!初連ドラレギュラーで胸アツ演技に注目!!

モデル・タレントとして活動中の花音が女優としても活躍し始めている。ロサンゼルス生まれで中学2年生までLAで育ち、日本に移住した花音。英語も日本語も堪能なバイリンガル。その身長170cmの美スタイルをひっさげ人気沸騰中だ。そんな花音が初の地上波連続ドラマレギュラーを演じることなった『MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ)。偏差値78を超える天才高校生・仲野茜(五百城茉央・乃木坂46)が、殺人事件の容疑者とされる青年・黒川悠と出会い、学校での小さな事件をきっかけに、日本を揺るがす連続殺人事件へと発展していくミステリーエンターテインメント。本作で花音は主人公・仲野茜のクラスメイトで絶対音感を持つ藝大志望の小野優伽を演じる。役作りのために髪を20㎝ほどばっさりと切り、ブルーにカラーリング。ミステリアスな雰囲気を漂わせている。そんな花音に役どころなど、また他のお仕事の話も伺うことができたのでご紹介する。

ーー今回の出演はどのようにして決まりましたか。

昨年舞台に出演したのですが、今回のドラマのキャスティング担当者が見に来て下さっていたのがきっかけでした。

 

ーーなるほど。ってことは、舞台を見てオファーが来たという感じでよろしいですか。

そう言ってもいいのかしら… そうです(笑)。

 

ーー連続ドラマは初レギュラーでよろしいですか。

初めてです。

 

ーーピアノ演奏もあるみたいですね。

ちゃんと演奏しています!

 

ーーピアノは元々やってたんですか?

幼少期に7年間やっていたのですが、ブランクが10年あるので感覚を取り戻しつつ… 基本的なことは体が覚えていたので弾けました。

 

ーーそれも割とこの役が決まったポイントにはなっていますね?

ポイントですね。1番最初に「ピアノできますか?」と聞かれたんじゃないかな(笑)

ーー役柄について教えてください。

藝大志望の高校生の役です。ちゃんと藝大志望に見えるようにピアノの練習を重ねました。

 

ーー今は撮影はどんな段階ですか?

撮影自体は明日クランクアップします(取材時)。たぶん、放送前に撮影は終わると思います。

 

ーーじゃあもう撮影ではピアノも演奏しちゃってる?

そうなんです。1ヶ月前ぐらい(取材時)に終わりました。

 

ーーピアノの演奏はどうでしたか?

ピアノの演奏は私の一番の見どころと言ってもいいくらいですね。藝大志望の役なので、“いかにピアノを何年も弾いてました”っていう風に見せられるかも大変だったんですけど、それにプラスしてお芝居もするのでとてもやりがいがありました。初のレギュラーの役がこの役で良かったなと思います。

 

ーー新たな発見とかありましたか?

私がピアノを幼少期に習っていた頃は、完璧にキレイに弾けたらOKだったので、見せ方などはあまり意識してこなかったのですが、今回は藝大のコっぽく表情もつけたり、体の動きや手首を回しながら弾いたりと意識したので、そういう面ではピアノの技術も上がったんじゃないかと思っています。

 

ーーちなみに、特に何話で登場しますか? 大丈夫であれば(笑)

3話と5話ですね。

 

ーーピアノ以外の見どころはどんな感じですか?

ドラマ全体がミステリーなのでタイトルにもある通り、誰が犯人かわからなくていろんな事件が起こっていくんですけど、大元の事件が1個あって、誰が犯人なのかという考察するのもこのドラマの魅力かなと思います。

 

ーー花音さん、犯人なんですよね?

「はい、どうでしょう(笑)」っていうくらい誰でもあり得る感じのドラマです。

 

ーー共演者の方で特に印象に残っている方はいますか?

主演の五百城茉央さんは、キャラとしてはクールな感じで周りとは一歩引いているような女のコなんですけど、実際は本当に癒しキャラ。ふわふわっとしてるけど、若さ特有のマシンガントークみたいなのもするし、すごく大人な部分もあるし、役との違いにビックリしました。

 

ーー花音さん自身は、自分の役はどう感じていますか?

自分に近いところもあるんですけど、基本的には全然違いますね。“小野優伽”という役は、男のコっぽい性格だったりとか、ぶっきらぼうだったりあまり感情を表に出す方ではなくて、私自身はどちらかというと女のコっぽく見られることが多いですね。役では制服もスカートではなくパンツスタイルです。

ーーイマドキ制服あるあるのパンツスタイルですね?

そうですね。ただ、個性的なオールインワン(つなぎ) のパンツスタイルですからイマドキではないかも(笑)。あとカラーがグレーであれば何を着てもいいという校則なので、猫耳の帽子をかぶっているコとかもいます。

 

ーー高校生役をやってみてどうですか?

私は高校に入ってすぐに芸能のお仕事を始めたので、実際に高校生活を送れたのは半年くらいでした。だから、このドラマで学生生活を取り戻した気持ちです。役的にあまりキャピキャピする役ではないので、撮影が終わった後は共演者のみんなと喋ったりするのが楽しかったです。

 

ーーなかなか個性的な方がお揃いなのですが。階級とかあったりするんですか?

ドラマの中では階級はあるんですけど、プライベートではみんな本当に仲良しです。楽屋では女子と男子で机が別れて座ってるんですが、女子は女子で喋る時もあるし、男女かまわずみんなでしゃべる時も多いです。

 

ーー役的にはどういう位置ですか?

基本的には1人でいることが多いです。一匹狼じゃないけどあまり誰かとつるむことが少なくて、グループでいる時も私だけいない時もあって、そういう時、小野優伽はピアノの練習をしているという設定になってます。

 

ーー役の髪の毛について。

最初、髪色の候補がブルーかピンクだったんですが、最終的に青になりました。私、奇抜な髪の毛にしたい人だったので、この役で経験できるのはすごく嬉しかったです。ただ、2ヶ月ぐらい過ごしているんですけど、着る服がすごく限られます。ブルーだから喧嘩しちゃうので赤が着れないとか…。今はブルーに合わせて、黒とかグレーとか白とかを着ることが多いです。

 

ーードラマでは制服はグレーだそうですが、他の色の私服を着ているシーンはあるんですか?

1シーンだけ違う衣装を着るシーンがあるんですけどネイビーでした。

 

ーー青髪はプライベートに影響はなかったですか?

プライベートへの影響は割とあって、それこそ服も限られるというのもありますし、あと、お風呂上りでタオルに毎回カラーがつきます。あとはやっぱり色落ちですね。ブルーって1番抜けやすいらしくて、撮影が空いていても次の撮影で同じ日のシーンだったりするので、維持が大変でした。

 

ーーじゃあ、まあまあ短いサイクルで青く染めていたと。

意外と頑張って保ってはいましたね。3週間に1回は必ずカラーしていました。

 

ーー今はだいぶ抜けてる状態?

だいぶ抜けています。本当はもっとブルーが強くて、美容師さんに「綾波レイみたい」って言われるくらいです。

ーードラマに関して特に何か言っておきたいことありますか?

今回のドラマは、私の初のレギュラー作品でもあるのでぜひ見て頂きたいです。ピアノのシーンも頑張ったので、見どころだと思っています。

 

ーー今後の活動についてはどう考えていらっしゃいますか?

私はモデルとかタレントからスタートだったんですけど、お芝居にはずっと興味があって、今こうして女優として頑張らせてもらっているので、将来も女優として長くできたらいいなと思っています。LA出身で英語が話せるので、機会があれば英語を話す役にも挑戦したいです。これからも皆さんに見て頂ける機会が増やせるように女優としても頑張っていきます。

 

ーー英語以外も話せたりするんですか。

まだ全然勉強中なんですけど、中国語も勉強中です。

 

ーー例えばですけど、アイデアを思いついた時は頭の中では日本語なんですか? 英語なんですか?

時と場合によって違って、例えばSNSを見ていて、英語も日本語も出てくるんですけど、1番最後に読んだのが英語だったら考えるのも英語。最後に読んだのが日本語だったら考えるのも日本語です。最近は基本的に喋っているのが日本語なので、考えるのも日本語のことが多いです。

 

ーー時間が経つと会話術がなまっちゃったりとかするんですか?

基本的に発音とか喋りが衰えることはないんですけど、やっぱり英語の語彙力とか、ちょっと落ちてるかもなというのはあります。

 

ーー脳内変換しなくて済むだけ圧倒的な理想形だと思います。女優を目指そうと思ったきっかけは?

18歳の時に『AbemaTV』のリアリティーショーに出演させて頂いたんですけど、リアリティーショーではあるけどちゃんとお芝居もしてたんです。前からお芝居には興味があったんですけど、女優としてやっていきたいなと強く思ったきっかけですね。

 

ーー目標にしてる人とか、この人はすごいなと思う人は?

1番好きなのは、安藤サクラさん。
『100円の恋』というボクシングの映画があって、10回以上観たのかなというぐらい本当に何回も観ていて、その映画をきっかけに好きになりました。そこからいろんな作品を観ていて、どの映画でも全然違う雰囲気で、変幻自在なところが素敵だなと思います。憧れですね。あとはドラマ『SHOGUN』に出演されているアンナ・サワイさんもすごく憧れですね。

ーー4月からはZIP出演ですね!

ZIPファミリーとしてリポーターをやらせて頂きます。インタビューをしたり、ロケに行ったり、食リポをしたり、全範囲やるんじゃないかなと予想しています。以前、フジテレビではイマドキガールを4年経験させて頂いたり、実はその前にもNHKの違う番組でロケに行ったりインタビューとかレポートしたことがあるので経験値はありますよ!

 

ーーどうですか。そういう演技以外のお仕事は?

違う魅力があって楽しいです。お芝居は自分ではない役を考えて演じなきゃいけないけど、レポートは自分100パーセントでできるから、それはそれで楽しいです。

 

ーー決められた以外喋れませんっていう人も中にはいなくはないからね。

割と臨機応変に対応できる方ではあると自分では思っています。だいぶ自信もついてきた感じで。

 

ーーモデル活動の方は今後の展開は?

レギュラーで『ELLEgirl UNI(エル・ガール ユニ)』としてモデル活動をしています。元々雑誌があったんですけど今はウェブ媒体なんです。ずっとエル・ガールになりたくて。写真も動画もどちらもあります。エル・ガールの中でレポートをする時もあって、ブランドさんのイベントをレポートしたり、アメリカのディズニーに行ってイベントのレポートをしたりとかもありました。楽しかったです。

 

ーーありがとうございました。

 

▼あらすじ
偏差値78、東大進学率No.1の進学校・清爛学園で、創立以来初の入試全教科満点で入学した天才高校生・仲野茜は、頭が良すぎるせいで”世の中がつまらない”と退屈し、生きる意味を見いだせないでいた。
しかし、街で起こったある殺人事件と、その犯人と思われる青年・黒川悠との出会いをきっかけに、まだ見ぬ世界≪犯罪の世界≫にひかれて、学校で小さな事件を起こし始める―。やがて学校内で本当の殺人事件が発生。さらにそこから、日本を震撼(しんかん)させる未曽有の連続殺人へと発展して・・・。

▼キャスト
五百城茉央(乃木坂46)
山村隆太(flumpool)
樋口幸平
山下永玖(ONE N’ ONLY) 桑山隆太(WATWING)
吉名莉瑠 水野響心 花音 つぐみ
利重剛
なすび
イワクラ
おかやまはじめ
濱正悟
武田梨奈

▼スタッフ
STAFF – スタッフ
脚本 伊達さん(『アンラッキーガール!』『推しの王子様』『ノンレムの窓』)
音楽 今村左悶
主題歌 「CYM」Billyrrom(SPYGLASS AGENT)
監督 頃安祐良(『Qrosの女』『スイートモラトリアム』『やわ男とカタ子』) 高橋栄樹(『世にも奇妙な物語』『猿に会う』)畑山創(『東京タワー』『覆面D』『モトカレ←リトライ』)
プロデューサー 佐藤貴亮(カンテレ) 小宮泰也(イースト) 山中直樹(ROBOT)
制作協力 イースト ROBOT
制作著作 カンテレ

▼URL
オフィシャルサイト https://www.ktv.jp/madder/
X https://x.com/ktv_fod_madder
Instagram https://www.instagram.com/ktv_fod_madder
TikTok https://www.tiktok.com/@ktv_fod_madder

 

☆花音
公式プロフィール https://avex-management.jp/artists/model/SZMKN
X https://x.com/kanon_1228
Instagram https://www.instagram.com/kanon_1228/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCuQouXZO_LgAqXfM2PM80Ww

 

 

インタビュー マンボウ北川
撮影・文 記者J

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記者J

地球上すべての美しい女神を求め東奔西走。今でいう推し活をむかーしから実践していた漢

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