本邦初公開！針尾ありさが見てきたアイドル活動10年史をありのまま告白！

2019.03.20 upload

Music

ORIGINAL ENTRY
View 12,000

14歳からアイドル業界に身を置き、バクステで6年半の活動の中、看板メンバーまで登り詰め、来る26日の誕生日にはソロ活動での25歳を迎える針尾ありさ。25歳直前、順風満帆とは言えなかったというこれまでの活動を可能な限りインタビューし聞くことができた。そしてこれからの希望もあわせて等身大の針尾ありさをご紹介したい。

■□■ムービーコメント■□■

ーーまずはアイドル業界に入ったところから教えて下さい
もともとアイドルじゃなくて女優さんになりたかったのですが、14歳の時に地下アイドルユニットに入って活動していたら、他の事務所の方から声がかかって新たなアイドルグループをやることになって、そこから本格的にアイドルをやりたいと思うようになりました。

ーーそこからアイドル魂に火がついたと…
初めてのアイドルグループで活動している時に、いろんな事務所の子たちが集まってやっている別のアイドルグループから引き抜かれてそっちで活動していた時期もありました。スタッフさんに不祥事があってそのグループは解散になってしまいましたが…。活動している期間が1年くらいあったのかな。だけど高校生くらいの時に何も活動していない時もありました。そして、高校三年生の進路を決める時に、まだアイドルをやりたい！って気持ちがあって、たまたまお父さんが秋葉原バックステージPASS(以下、バクステ)のオーディションを見つけてきてくれて最後のチャンスだと思って受けて合格し、バクステに所属させて頂いて6年半ぐらい活動させて頂きました。そして昨年の4月にバクステを卒業し、もう芸能活動はしなくていいかなと思っていたんですけれど、歌がすごく好きだったので、ソロ活動をしながら声優さんの勉強ができるって素敵だなって思って今に至ります。

ーー17歳の時にお父さんがオーディションを勧めてくれたというのは、家族がアイドル活動に肯定的だったとか？
はい、すごく好意的に思ってくれていて応援してくれていたので、親ももう一回ちゃんとアイドル活動をやってほしいと思ってくれていたみたいでした。

ーーバクステになってからのお話ですが、一期生、最初はどんな気持ちでしたか？
すごく大きな夢があったのでこれから頑張るぞ！っていう気持ちだったんですが、まだ高校を卒業する前だったので学校に行きながらバクステを両立するのが大変でした。でも最初が肝心だと思って、2011年の12月は1ヵ月も無かったんですけど毎日出勤して、そのおかげもあってか、マンスリーランキングで1位を取らせて頂きました。

ーーそこから押しも押されぬ人気キャストに登り詰める訳ですが、どんな気持ちでしたか？
正直、ダンスもあんまり得意ではなかったんです。で、初めてもらった楽曲がテンポの良い『飛び立て!スターシップ』という楽曲だったんですけど、その曲のステージお披露目メンバーのオーディションが高校の卒業式の日とかぶっちゃって…。高校の卒業式が終わってすぐに駆け付けて、遅刻したんですけど受けさせてもらったんです。結局、オーディションには落ちてバックで踊ることになったのが悔しくて、その時も「終わった」って気持ちになっていたんですけれど、とにかく必死に頑張って、センターというか、引率していく看板メンバーにはなることができました。実は看板メンバーになったというのもすごくプレッシャーなところもあって、一回一位を取ってしまうと、落ちていくか継続していくかしかないので、あの頃はすごく不安もあったし落ち込んだりすることも多々ありました。

ーーどんな不安たありましたか？
本当に小さなことなんですけど、声援とかコールをファンのみなさんが思ったよりしてもらえなかったり、応援してくれている人が駆けつけてくれるのも波があって、そういう時はすごく「これでいいのかな」と自分で嫌になっちゃって、看板メンバーとしてのプライドもあったし、つらくなっちゃったりする時期もありました。ポジションを気にしたり、ライブでいい位置じゃなかったりすると「年間一位だったのにな」って思っちゃったりするときもあったりして、落ち込んだりするときもありました。

ーートップになったゆえのプレッシャーがあったと…
はい。それの他にも悩んでいたことがもうひとつあったんです。私けっこう喉が弱くて、一度声帯結節という声帯の病気になってしまい、ライブしていてもたまに声が全くでなくなることがあったりしてすごく悩みました。治療はしましたが、声を出さないのが一番いいらしいんですけどそういうわけにもいかないので、けっこう長い間悩みました。

ーーバクステで活動中に、先への展望はありましたか？
もともと女優さんをやりたいと思っていたんですけど、アイドル活動を始めてからアイドルが楽しいと思っていたので、アイドルグループとして国民的なアイドルになりたいと思っていたし、紅白歌合戦に出るのも夢でした。でもソロ活動にも憧れていました。グループとして人気が出たら、ソロ活動したいなと思っていたんです。歌手として。

ーーではズバリ、バクステをやめた理由を
はい。アイドル活動を始めてそろそろ10年を迎えるな～って思った時に、これまでの活動を活かしながら、更に自分なりの武器を新たに持って「今、何をしてるのか。日々何が出来てるのか。」って事に、向き合ってみたかったんです。

ーー実際辞めてみて環境はかわりましたか？
自分自身、アイドルとはこうだというしっかりした像があったので、歌手としての活動する環境は変わりありません。逆に今は
念願だった声優さんの学校に通わせて頂きながら、TV番組のレギュラー出演やライブ活動も出来ていて、学ぶことも感じること多くなったと思います。

ーーソロになって良かったこと悪かったことを教えて下さい。
しゃべるのが苦手なので、バクステの時はMCを周りの子に任せちゃったりしていたところもありました。ソロになったら、自分でしゃべらなくちゃいけなくなったので困りました。でも学校に通いながらそういうのも勉強しています。前は私の苦手なところをメンバーにカバーしてもらっていたけど、これからは自分でしっかりしないといけないので、不定期ですけど、ファンミーティング配信番組でかなり自信が付いて来ました。観てくださる皆さんが暖かいからですけど。

ーーさて、もう25歳。四捨五入すると30歳というところですがお気持ちは？
嫌ですね(笑)。高校生くらいの時から時がたつのが本当に早くて、気持ち的にはまだまだ女子高生くらいの気持ち。声優の学校の子たちも高校出たばかりの年代が多いけれど、普通に話が合っちゃうので(笑)。まだ学生気分だなー。極まれにジェネレーションギャップを感じる時に、自分の年齢を思い出します。年相応になりたいというよりは、まだ若いわよっていう気持ちの方が強いですねぇ。年相応になりたい気持ちもあるといえばあります。高校の時のお友達が仕事を頑張っていたり結婚していたりすると、自分このままでいいのかなとたまに思う。でも今が楽しいのでいいのかなって(笑)。

ーー25歳の抱負を！
去年アイドルを卒業して今はソロで歌ったり声優のお勉強もさせて頂いているんですけれど、今年は、メディアの露出を増やしていけたらいいなと思います。声優の勉強もしていて声優もやりたい気持ちもあるので、いろんなアニメに出たりしながら歌を歌っていく、声優と歌手の両立をしていきたいです。

ーーファンのみなさんにメッセージ
アイドル活動をして来た約10年間の中でも、ライブ会場で生誕ライブというのはずっと憧れていたことだったので、今回すごく楽しみなんです。ひとつの夢が叶う場所に立ち会ってくれたらうれしいなって思っています。平成最後の誕生日(笑)、ぜひお祝いしに来てください！

ーーありがとうございました。

【針尾ありさ　BIRTHDAY LIVE 2019】
開催日時：2019年3月26日（火）
OPEN18:30 / START19:00
会場：東京・初台DOORS
http://1091m.com/?page_id=285
一般チケット：¥3,900円（ドリンク代別）
（3月21日（木））23:59まで）
https://reco-ti.jp/l?dn=33101
・当日券：¥4,500円（ドリンク代別）

＜番組出演情報＞
毎週日曜日22時24〜放送中
BSテレ東「14歳からのスタートアップ〜Young CEOの魔法の杖〜」出演中
https://www.bs-tvtokyo.co.jp/14startup/overview/

針尾ありさファンミチャンネル「ありんこのすあな」不定期配信中！
https://www.mache.tv/talent/hario-arisa/profile/

2019年4月13日〜毎週配信（全7話）ドラマ「小岩セブンズ」出演
http://www.tnx.cc/ijw/

■□■サインチェキプレゼント■□■
今回、インタビューをした針尾ありささんの直筆サイン入りチェキを1名様にプレゼントします。