2018.05.31 upload
崖っぷち【美女&美少女・ドラマウォッチャー】マンボウ北川が紐解く2018年春ドラマ前半戦メモ
オススメは
『居酒屋ぼったくり』と『おっさんずラブ』
●『居酒屋ぼったくり』AAA(BS12)
片山萌美主演
癒し系女優として見事に覚醒。
見事な若女将ぶり。
料理も調理から丁寧に撮影され、とてもおいしそう。
妹役で高月彩良も共演。
見事な夜食テロドラマなのだが、問題は放送時間。
土曜日の21時~というスーパーゴールデンタイム。
土曜ワイドがなくなり、日テレも枠移動したのでドラマファンは見れなくはないと思うが…
できれば、平日の深夜にも再放送してもらいたい。
●『おっさんずラブ』AAA
田中圭主演。
上司の吉田鋼太郎と同僚の林遣都に惚れられて振り回されるコメディ。
さらに眞島秀和も参戦?
内田理央、大塚寧々などが出演。
第5話には生駒里奈がゲスト出演。
単純に面白い。
●『正義のセ』AA
吉高由里子主演
下町の普通の女性がハマる印象なので
検事役に違和感がなくはないが
ハマり過ぎるより、違和感がちょっとあるくらいがいいのかも。
豆腐屋の娘設定で下町の女性感もあるし。
新米検事をそれなりに一生懸命やっている感じはいい。
相棒事務官の安田顕、
冷たい目で見ている先輩検事の三浦翔平もなかなかの存在感。
妹役で広瀬アリス。
いきなり別れた恋人(大野拓朗)の関係も気になる。
●『未解決の女』AA
波瑠と鈴木京香が相棒の警察事件物。
女性警官のバディ物は名取裕子&麻生祐未の『カクホの女』も面白かったし
ありだと思う。
波瑠は『BORDER 衝動?検視官・比嘉ミカ?』がハマり役だったので
“熱血単純バカ”刑事が負傷して配転して…
文字から事件解決の糸口を捜す書斎派の鈴木京香と行動派の波瑠のコンビに
周りの刑事の思惑が絡んで楽しそう。
もう少し他に女性レギュラーがいてもいいのだが。
●『Missデビル 人事の悪魔 椿眞子』AA
菜々緒がSキャラで遂に主演☆
待ってました的存在感。
人事コンサルタントでリストラ対策。
地獄耳の情報収集能力は…?
新入社員の佐藤勝利をいい感じにふりまわす。
同じく新入社員役の白石聖が気になる。
☆白石聖(しらいし・せい)
1998年8月10日生 芸映所属
http://geiei.co.jp/talent/shiraishisei/
☆Sキャラ
実は吉田羊が火を付けた?
菜々緒の登場に、シシド・カフカが続いた印象。
需要は確実にある。
個人的にはプロボーラーに気になる人が…
●『シグナル』AA
坂口健太郎初主演連ドラ。
韓国ドラマのリメイクの模様。
現代の刑事と過去の刑事が無線で連絡が取れ、過去が変化すると現代も変化する、大胆なファンタジー刑事ドラマ。
ただ、わざわざリメイクするだけあってなかなかスリリングな展開で
上役刑事役の吉瀬美智子も短髪でなかなかかっこいい。
死んじゃったけど、過去が変われば…
見れます。
●孤独のグルメ(Season7)AA
まったく問題なし。
●宮本から君へ AA→A
若手実力派(失敗しない)池松壮亮主演連ドラ。
ヒロイン役と思われた、今期最大の収穫かもと思われた華村あすかが
突然の別れ?
5話から出なくなってショックです。(評価ダウン)
☆華村あすか
1999年3月18日生
▽ボックスコーポレーション
http://www.box-corporation.com/asuka_hanamura
●『ブラックペアン』A
医療ドラマの集大成?
『白い巨塔』と『ドクターX』と
未熟な研修医の苦悩は『ブラックジャックによろしく』?
さらに誠実な若手看護師と有能だけど風変わりな看護師も。
二宮和也に有能悪役医師は、あえてやらなくてもと思わなくもない。
竹内涼真の研修医ももう少し出来て欲しい気がする。
加藤綾子の治験コーディネーターも
『DOCTORS~最強の名医~』の滝沢沙織的ポジションかと思ったら
裏金まで用意するとは何者?
葵わかなが真面目な若手看護師のままだと
一番おいしいのは謎めいた有能な看護師役の趣里のようだ。
●『崖っぷちホテル』A
ダメなホテルの再建物語のようだ。
岩田剛典がラフな謎の再建者?
新米支配人役に戸田恵梨香なので、期待はできそうなのだが。
あまりにもメチャクチャな設定。
期待の浜辺美波が空気が読めないパテシエだったのが総料理長になったり。
第3話からは川栄李奈も参戦。
このふたりが機能してくれれば、私は問題ないが…
●執事西園寺の名推理 A
事件物で上川隆也主演はテッパンだと思うのだが
八千草薫が元気な姿を見せてくれているのも
岡本玲がメイド服姿を見せてくれているのもありがたいのだが。
なにか惜しい。
●やけに弁が立つ弁護士が学校でほえる A
神木隆之介主演連ドラ。
スクールロイヤーがモンスターペアレンツや教師のブラック労働に立ち向かう。
岸井ゆきのサンがここでも活躍。
●半分、青い A
北川悦吏子のオリジナル作品。
1971年生まれのちょっとうかつだけれど失敗を恐れない主人公を現代まで描くらしい。
1961年岐阜県生まれの自分がモデル? 左耳の失聴も自分の体験とのこと。
ヒロインの永野芽郁は問題ない。
映画『俺物語!!』のヒロインの時の溌剌とした存在感がわすれられない。
朝ドラのヒロインにはぴったり。
相手役は前作の松坂桃李から佐藤健と理想的な流れすぎ?
脇に清野菜名と志尊淳というのも贅沢な配置。
話の本筋は? 主人公を中心にうかつなことをしあいあう話?
今後、20代の話で問題ないと思うが、あと30年くらい描くとなるとどうなるのだろうか。ちょっと心配。
●いつまでも白い羽根 A
新川優愛初主演連ドラ。
若手演技派で今では川栄李奈の好敵手とかってに思っている伊藤沙莉が相手役。
看護学校が舞台の青春ドラマ。
研修先で患者と接することもストーリーの軸に。
同じ班の生徒役でさとうほなみと酒井美紀もいるが、酒井美紀は休学中。
☆さとうほなみ
1989年8月22日生
ほな・いこか“ゲスの極み乙女。”のドラムズ。
アーティストなのに堂々たる女優ぶり。
というか、子役的活動時代があるので、二刀流なのだった。
▽オスカープロモーション
http://catalog.oscarpro.co.jp/PcSearch/talent_detail/Talent/talent_search_result_list/3100/
●『コンフィデンスマンJP』A-
古沢良太が脚本ということで期待が大きすぎたかも。
第1話で飛んでいる旅客機のドアを開けて荷物を捨てたのにびっくり。
さらにその後、パラシュートで飛び降りた江口洋介が、先に捨てた荷物のもとにそいたのに失望したが…
どうもリアリティを超越したコメディ路線のようだ。
吹っ切れた長澤まさみの演技をどう見るか、
ちょっとイタイような気もするが、むずかしいところ。
●あなたには帰る家がある B+
中谷美紀主演の不倫ドラマ?
木村多江とユースケ・サンタマリアがあまりにもハマり役な割に
中谷美紀は夫に不倫される普通の主婦はやや違和感あり。
中谷美紀はなにか特別なキャラ、凄みのある役の方がハマる。
夫に不倫される主婦役には違和感が…、そこが狙いなのかもしれないが。
娘(佐藤麗奈)役で桜田ひよりが出演。
●『ラブリラン』B+
中村アン初主演連ドラ。
万人受けする理想的美人と思っていたので
ここのところの女優展開は有り難い。
今回は30歳で男性経験なしのこじらせ女子。
しかも3ヶ月間の記憶を失い、同僚と同棲中も本人が事情がわからない状態。
かなり美人度も抑えめ。
ただ、あまりにも恵まれた美人設定では反感を買いそうなので、
この設定でのドラマ主演は懸命な判断かもしれない。
●デイジー・ラック B+
佐々木希主演連続ドラマ。
夏菜、中川翔子、徳永えりと幼馴染のアラサー4人組を中心とした話。
ありがちな話?
佐々木希は仕事も恋人も失った設定だが、結婚直後で若干違和感も。
(『東京タラレバ娘』の時の榮倉奈々ほどでばないが)
●『花のち晴れ』B
もうひとつの『花より男子』。
若手女優では実力ナンバーワンの杉咲花主演。
しかし、流石にティーンズ向けで、若手イケメンに興味関心がないと難しい。
個人的には成蹊大学本館がまた登場してくれてうれしいが。
C5の紅一点で小悪魔キャラ役の今田美桜に注目ではありますが。
☆今田美桜(いまだ・みお)
1997年3月5日生 福岡県出身
▽BIGFACE所属
http://bigface.biz/mioimada/
同年代男女には支持されそうだが、幅広い層向けのキャラではないような。
●『モンテ・クリスト伯』B
まず、原作が『モンテ・クリスト伯』といっても舞台が日本のほぼ現代ならタイトルはそのままでいいのだろうか。
『カラマーゾフの兄弟』の時にも思ったが…。
原作が世界的に有名でも、内容を把握している人は100人に1人くらい?
一応、冒頭が2003年で復讐を始めるのが15年後の2018年ということらしい。
風貌を変えていてわからないらしいが、同じディーン・フジオカが演じているから、なかなか大胆な設定。
山本美月のほか、岸井ゆきのや桜井ユキと気になるキャストを使っているが、お話についていくのは、なかなか大変。
□シリーズドラマ
●特捜9 A+
『警視庁捜査一課9係』の渡瀬恒彦死去にともなう後継ドラマ。
班長として寺尾聰、若手刑事として、山田裕貴が参加。
山田裕貴の顔がやや濃いなあと思うくらいでうまく引き継げた印象。
●警視庁捜査一課長 (season3)A+
活動自粛で斉藤由貴が降板して安達祐実が参加。
大福が愛称の斉藤由貴もよかったが
大福の次はモナカらしく
谷中萌奈佳(やなか・もなか)役。
警視庁捜査一課現場資料班兼広報課セルフブランディングルーム室長
若い頃は柔道の国民的スターながら五輪などでメダル獲得はならず、
警察官になり、警視庁の広告塔的存在でもある設定。
「歳の割に人間関係濃密なんで」が口癖で
取り調べでは容赦ないストレートな質問をするのが持ち味と
こちらもなかなか凝った設定。
どこかで柔道の実力が披露かもしれない。
●家政婦のミタゾノ(第2シリーズ)A+
松岡昌宏が女装の家政夫を演じるシリーズ。
相棒の若手家政婦役が清水富美加から剛力彩芽に。
格的には、主演級の剛力の起用はバージョンアップだが、
剛力彩芽は出来る役向きだと思うので多少違和感はある。
ちょっとドジで可愛い相棒役だったら誰かと思って考えたら
岡本玲あたり?
ありゃ、『執事西園寺の名推理』のメイド役で出演中だった。
飯豊まりえや松岡茉優なら…
マンボウ北川
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Twitter https://twitter.com/manbowk
文 マンボウ北川
編集 記者J