2022.11.13 upload

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超絶カワイイ田中芽衣のあざと小悪魔にクギヅケ♡初主演『炎上シンデレラ』公開中!

モデルとして絶大な人気を誇り、ドラマや映画でも活躍する田中芽衣が初主演する映画『炎上シンデレラ』が公開中だ。スキャンダルで大炎上してしまい業界から干されてしまった主人公・安西みつほ(田中芽衣)が映画オタク・田代良一(飯島寛騎)とタッグを組んで様々な問題を乗り越えていく本作で、あざとくて小悪魔な主人公を演じた田中芽衣にインタビューができたのでご紹介する。

ーー今回の作品に主演することはどのように決まったか教えてください。
オーディションです。

ーーオーディションを受けようと思った理由はあったりしますか?
マネージャーさんにこういうオーディションがあるので行ってみてくださいって言われて、挑戦してみたっていう感じですね。

ーー特にオーディションを受ける時に意識したことが意気込みとか?
「ちょっと挑戦してみよう」くらいの気持ちでやってみたらご縁があって、今回引き受けさせていただきました。

ーーオーディションの結果を聞いた時に手ごたえとかどうだったんですか?
オーディションスタートと同時に、なぜかわからない自信があったんですけど、まさか本当に決まるとはと、決まった時はびっくりしました。

ーー主演してみたら私に合ってるとか、そういう感じがあったわけでもない?
本当に運が良くてっていう感じがきっかけですね。

ーー決まった時、びっくり以外で何か感想はありますか?
モデルの仕事が多かったので、お芝居を主演としてきちんとやり切れるのかっていう不安はやっぱりありましたね。

ーー主演というのは初めて
初めてです。

ーー撮影に入る前に、ある程度リハーサルなどはあったりしたんですか?
最初、尾崎将也監督に会っていたんですけど、脚本の一冊目を頂いた後にもう一度尾崎監督とお会いして、そこから私自身の当て書をしたいと仰って下さって、いろんな改定があり、その中で稽古もあって、本番の撮影っていう形だったので、初めての主演で結構不安だったりもあったんですけど、きちんとした準備期間を設けて頂いたからすごくやりやすく終えることができてホッとしました。
ーー本番に入る前の過程で、何か印象に残ってることは?
私が演じるみつほちゃんは台詞で感情を読み取って頂くというよりかは、セリフは少なめで表情とか動きで感じとって頂くことが多かったので、表情の作り方、目の動きとかにすごく意識して撮影をしました。そこが結構難しかったです。

ーーいざ本番ですが、撮影に入って特に印象に残ってるようなことはありましたか?
撮影はリハーサルが事前にあったので、お芝居自体はみんな一度やっているので準備ができていたという感じなんですけど、いざ現場に入ってみると眩しくて目が開かないとか、実際の場所に入ってみたら動きがリハーサルとはちょっと違う風に変わったりとかっていう戸惑いはありましたけど、稽古があるだけでこんなにも違うんだなーっていうのを実感して、割と現場に入ってもスムーズに撮れたんじゃないかなって思ってます。

ーーリハーサルも皆さん揃ってされていたんですね。
そうです。台本のほとんどのシーンを一度やるという感じだったので、劇団員の方も全員来て下さったりかなり本番に近い状態の練習だったので、撮影自体は復習してやるという感じでとてもスムーズでした。

ーー尾崎監督の印象は?
尾崎監督とはみつほを一緒に作っていったという感じで、私が考えて役作りをしたというよりかは、ざっくりなイメージだけを持っていって、そこからは尾崎監督とすり合わせてみつほという人間を作っていく感じだったので、役作りの面でもとても助けて頂いて、お芝居に自信がなかったんですけど、ちゃんとみつほになれたのは尾崎監督との一緒に作り上げた時間があったからだなって思います。

ーー尾崎監督とは全く初めて?
初めてです、はい。

ーー監督さんが特にこだわっているようなところとかがあったりしましたか?
みつほちゃんはあざとさもあるんですけど、あざとい部分というところに関して、どういうふうに表現をしていくかっていうところで、頬杖をついたり上目使いだったり、目の動きや体の使いかたで、あざとさをどう表現していくかについては話し合って作っていたという感じがあって、あざとさの面については特にこだわっていたかなという印象です。

ーーどうしても映画オタクの方に感情移入しがちなもんですから、不思議な魅力があるコに惹きつけられている感じがしました。
そこを狙っていたので、その中に自然に可愛らしさを入れていくにはどうしようか。ただの不思議な子じゃなくて、可愛らしくて不思議で小悪魔っぽいなっていうところをどう表現して行くか。と、それを自然にしていくにはどういうふうにしましょうかっていう作戦を練りました。

ーーそれはもうすでに田中さんの中に身についているものではないですか?
違います(笑)。

ーー普通ににじみ出てるところを監督さんが田中さんだと思ったわけではない?
いや、そうではないんですけど… きっとそうではないと思うんですけど、確かオーディションのときの台本でも、私が初めて読んだ時になんとなく「ちょっと可愛らしいところがあった方が面白いのかな」っていう意識はあったんですけど、オーディションでそういう雰囲気を出したかもしれないけど、日常的にあるわけじゃないです(笑)。

ーーあ、そうですか(笑)。相手役の飯島寛騎(田代良一役)さんの印象は??
飯島さんはすごくほんわかしていました。ただ、一番一緒にお芝居をするのが長い相手だったので、アドバイスもして頂きましたし、優しいお兄ちゃんって感じでした。

ーー確かにかなりオタク感を作られてますが、こちらから見てるとイケメンだよなと思ってしまうんですけど。印象に残ってるシーンとかあったりしますか?
夜景を見ながら橋の上で2人で話すシーンがあるんですけど、その時にかけて下さった言葉だったり、みつほの言葉だったりって、すごくいいなと思っていて、そのシーンが結構お気に入りなんです。 後は全体的にみつほってどういう人間なのかなっていうところで作りこんで、田代は逆に早い段階でキャラクターが決まっていたのでそこに合わせていく感じで、田代がいることでみつほが際立ってやり易かったなって思います。

ーーラスト近くで踊っているシーンの撮影は印象に残ってることがあったりしますか?
雰囲気でスモークみたいにするためにみんなで砂を足でもくもくさせて撮りたいとなって、みんなやばいやばいって言いながら頑張って作り上げたスモーク感です。

ーーとても素晴らしかったですよね。
実は砂で頑張っていました。

ーー他の共演者の方とかで印象に残っている方は?
劇団員の方、結構アドリブのシーンが多かったんで、伝えるニュアンスは同じでも毎回毎回言う言葉は若干違ったりとかするところがアドリブの面白さだなと思って、そこはいつも楽しみにしてました。今回どういうふうに言うのかなとか、すごく印象に残っていますね。

ーーあの劇団員の方々は普段からああいう劇団をやっている方々ではないんですよね?
リアルでしたよね。お稽古の時点でみなさん集まって、ひとりひとりのキャラクターを立たせるために決めていたので、本番もすごくナチュラルに本物の劇団員かのようにやっていて、見ていても面白かったですし、個性的なキャラクターがすごく際立っているなと思って、インパクトありました。

ーー告白に挟まれるシーン、あれはどんな心境で?
本当に気まずいですよね。逃げたいなあとか思いながらも、みつほの気持ちが本当に分かりました。私自身でも絶対に困ると思って。

ーー笑っちゃったりしなかったですか?
しました。あそこも後半はアドリブなんですよね、確か。カットがかかるまで。その時に予想もしないことが起きたりするんで、みんなちょっと笑い出しちゃったり、そこは上手くカットされたりしてて、アドリブならではの面白さっていうのはすごくありましたね。気まずかったですが(笑)。

ーー改めてみつほの見どころと映画全体の見どころを田中さんの言葉でそれぞれ頂けますか?
やっぱりみつほはセリフというよりかは、表情とか目の動きでどんどん読み取って感じ取って頂きたいなと思っているので、そこに注目して頂きたいですし、作品としてはみつほの人生のストーリーの話に見えながらも、コメディ要素も入っていて、ちょっとくすっと笑えるような部分もあるので、そこにも注目して頂けたらなと思います。

ーー今後の目標というか野望みたいなのがあれば伺いたいんですが。
今までデビューしたきっかけもモデルさんのお仕事でしたし、お芝居に対しては不安だったりとか、まだ緊張のほうが勝っちゃうっていうところもたくさんあるんですけど、今回この作品を撮り終えて、少しは自信がついたと思うので、今後もいい作品にたくさん出会えたらいいなと思って、お芝居も前向きに頑張っていきたいなというのが目標ですね。

ーーモデルさんと女優さんを両立して行きたいなと。写真家の活動もされているそうですが。
写真家というほどじゃないんですけど、趣味でフィルムカメラが大好きで、なんとなくの日常とか、コロナ前はお仕事で海外に行かせて頂くこともあったんで、ポートレート風にその瞬間を撮ったものを集めてたら、なんかいい写真かもと思って、じゃあファンの方に実際見て頂きたいからイベントとして開催しようって写真展を一回やらせて頂いたんですけど、写真は好きですけど写真家なんて名乗れるほどじゃないんで(笑)。

ーーあと、それ以外に何かやりたいことがあったりしますか?
プロデュースとかですかね。ものづくりとかも好きなので、ファッションやメイクが好きだからこそ、自分が好きなものを作れたらいいなと思っていて、それをファンの方に提供できたらすごい最高なんじゃないかと思うので、以前やってたんですけど、学生ブランドを元々やっていて、でもそれは私が学生の期間までって決めてやっていたので、一度終了しているんですけど、今後またものづくりっていうのにも挑戦しようかなって思ってます。

ーーありがとうございます。

 

 

あらすじ
初主演映画を撮影中にスキャンダルを起こして大炎上、順調だったキャリアを絶たれて表舞台から追放された女優の安西みつほ(田中芽衣)。彼女の主演映画でメイキングを撮影していた田代良一(飯島寛騎)はいつかみつほを主演に映画を撮りたいと思っていたが、その夢も消えた。
一年後に二人は偶然再会し、田代はここぞとばかりに自分の夢を語る。しかし、みつほは芸能界を追放された身。実現の可能性はゼロ。そこに割り込んで来る小劇団を主催しているという謎の男、山倉賢太(大河内健太郎)。
ひょんなことからみつほは山倉の舞台に出ることになる。田代はみつほと離れたくないばかりに舞台のメイキングの撮影を引き受ける。しかし、みつほにはひと筋縄ではいかない謎めいたところがある。かつてのスキャンダルも避けようと思えば避けられたのに、自らトラブルに飛び込んで行ったらしい。田代はみつほのために必死に舞台を成功させようとするのだが……。

映画『炎上シンデレラ』
田中芽衣 飯島寛騎
比佐仁 見里瑞穂 佐々木史帆 芳村宗治郎 南ユリカ
佐伯紅緒 山本純嗣 大堀恵 君嶋麻那 結月彩 中川可菜 新田さちか 鈴木ゆうか 矢野まなみ
池田良 永倉大輔 白善哲 / 横田真悠
大河内健太郎

監督・脚本:尾崎将也
プロデューサー:上野境介 酒井明 撮影:早坂伸(JSC) Bカメ:オカザキタカユキ 倉田慎也 照明:大和久健 音楽:西川悟平
助監督・編集:副島宏司 録音:宋晋瑞 サウンドデザイン:西岡正巳 合成・編集応援:鳥居康剛 脚本協力:高橋俊次 佐伯紅緒
ストーリーボード:凸ノ高秀 スタイリスト:網野正和 ヘアメイク:西村桜子 キャスティング:北田希利子 スチール:千葉高広 メイキング:岩井雅治
協賛:坂井クリニック 制作プロダクション・宣伝・配給:キャンター 製作:クエールフィルム
文化庁 「ARTS for the future!」補助対象事業

 

池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開中

 

公式サイト:https://cinderella-movie.jp/
Twitter https://mobile.twitter.com/cinde_movie
Instagram https://www.instagram.com/cinde_movie/

 

 

☆田中芽衣
2000 年生まれ。熊本県出身。2014 年 にティーンファッション誌の専属モデルとして 活動を開始。その後、さまざまなファッション誌でレギュラーモデルを務める。テレビドラマなどにも出演し女優としても活躍の幅を広げている。クリエイターとして、写真展を開いたりアパレルブランドへのデザインディレクションも行っている。主な出演作は「天皇の料理番」(15/TBS)「放課後ソーダ日和」(18/配信ドラマ)「こんな未来は聞いてない!!」(18/FODドラマ)「新米姉妹のふたりごはん」(19/テレビ東京)など。

公式プロフィール https://qualiam.com/profile/meitanaka/
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取材 マンボウ北川
撮影・文 記者J

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記者J

地球上すべての美しい女性を求め東奔西走。今で言う推し活をむかーしから実践していた漢

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