2024.12.03 upload

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あの笑顔のキュートな岡田結実はどこへ!?衝撃のラストシーンに刮目せよ!

CM、テレビ、映画など、バラエティ番組からシリアスな演技までをこなす、抜群の人気を得ているマルチタレントの岡田結実が、自身では苦手と称するサスペンスホラー映画『他人は地獄だ』に出演し現在公開中だ。本作、原作は韓国発のWEBコミックで、日本ではLINEマンガで2018年8月から連載が始まり、国内累計閲覧数で7000万views(2024年8月時点)を越える人気作品!世界8カ国語で配信され、全世界で累計閲覧数9.8億views(2024年6月時点)を記録。さらに、2019年にはイム・シワン、イ・ドンウクという韓国2大スターで連続ドラマ化され、その年の話題作となる。そんな超モンスター原作を日本における完全ローカライズしながらも原作のエッセンスは純度の高い形で抽出、緊張感あふれる日本のサスペンスホラーとして映画化された問題作だ。なんでも衝撃のラストを迎える岡田ということで、気にならざるを得ない。その作品に対しての想いや実際の出来事などをお話しして頂いたので是非ご覧いただきたい。そして衝撃のラストエンドを想像せよ!

ーーご自身はそんなに大変なシーンはなかったですか?
取材をいただいた皆さんから「やっぱ怖かった」とか、「ちょっと“うっ”てきました」って言ってくださって。逆にホラーが好きな方には「そう、それがちょうどよかった」と。苦手な方は「うっ」てなると思うんですけど、そう言って頂けるように作り上げたから、「怖かった」って言っていただいて良かったなと思います。安心しました。私自身は大変なシーンはそれほどなかったんですけど、撮影現場へ行くたびに、ユウ(八村倫太郎)が追い込まれてるのを見ると、心が痛かったです。

ーーこの作品はどのようにして出演することが決りまりましたか?
最初にお話を頂いて、私はホラーがちょっと苦手なタイプの人間なので事務所の方に「衝撃的なシーンがありますが?」と言われて台本を渡されて読ませていただきました。読んでみて、怖いのはもちろん怖いんですけど、お話が面白かったのでやらせて頂くことになりました。

ーー撮影はいつぐらい?
今年の5月です。

ーー撮影場所は?
都内の綺麗なマンションやレストランがメインで撮影しました。その撮影したレストランはめっちゃ人気のお店だったので驚きました。シェアハウス「方舟」のシーンは群馬での撮影でした。

ーー撮影時の特に大変だったこととかあれば
大変だったことは…..難しいんですが、メグミは途中からユウの求めてるメグミを演じないといけないので、自分が作るメグミでは終わらしちゃいけないなと思って。ユウが求めるメグミを完成させなきゃいけないなと思いました。作り上げていく上で複雑だと思ったのは、自分が思う役作りだけじゃなくて、現場でディスカッションしてユウが求めるメグミ像を創り上げていくことでした。ユウがメグミと一緒にいるときは、安心できる感覚になってもらえるように自分なりにこだわって演じました。

ーー奥深いですね
クライマックスに衝撃な展開を迎えた時に、「どういうこと?」ってもう1回巻き戻して観たくなっていただければ嬉しいです。

ーー他の共演者で特に何か印象に残ってる方いらっしゃいますか?
皆さん結構本読みでしかお会いしてなくて、生でお芝居をあまり見られてないんですけど、キリシマ役の栁俊太郎さんは2回目だったので、「栁さんお久しぶりです!」っていうフランクな感じでお会いしたんですけど、本番に入ったらキリシマの不気味さがすごく印象に残ってるんです、ポテトそんな食べ方しないでよ(笑) みたいな食べ方とかもするし、お肉の食べ方も… みたいな感じなんです。よく見たら、黒いコンタクトつけてて、白目が少なくなったりとか、ご自身で考えたらしくて、爪をめっちゃ長くしてたんですよ。期間中切らないようにしていたらしくて、今、私結構爪伸ばしてるんですけど、私より長くて、その時、「爪とかどうしたんですか」って聞いたら、「不気味かなと思って伸ばしてる」とおっしゃって、細かい部分から入る役作りもすごく勉強になるなと思いました。食べ方1つでこんな生理的に無理みたいな感じを表現できるんだって思うとすごく勉強になりました。

ーーホラーものは初めて??
がっつり出演するのは初めてです。監督がホラー撮ってる方だった時はホラーテイストの作品はあったけど、今回のような真正面のホラーは多分初めてです。記憶の中では(笑)。

ーー×××(自粛)な状態を見た時の感想は?
最初事務所の方に「このシーンOKですか?」って言われて、「全然楽しいじゃん。オッケーですよ」って思ってたけど、映像で見ると「おおおぉ」みたいな、なんとも言い表せないし、これはおばあちゃんとかお母さんにも見てもらいたいなと思ってたけど、お母さんもおばあちゃんも泣いちゃうんじゃないかなと思う気持ちもあるんで、見てもらう前に説明しようかなって思っています。でも、現実世界では絶対に起きてほしくないことじゃないですか。けど、それを役者だからこそ体験できるっていうのはいい経験というか、滅多にできない経験をさせてもらえたなって思います。

ーー衝撃的なシーンがそんな感じだったと?
そんな感じですね。でも、現実では絶対に起きてほしくないですね。

ーー虫の動きがとてもリアルでしたね。
もう他の記者の皆さんそれおっしゃってますよね。私は虫の動きとかはもう生では見れてないんでわからないんですけど、瓶の中にいる虫とかは実際に小道具の中にあって、本物っぽかったんです。私が見た小道具はよほどだったんですかね。私の×の××(自粛)の断面的なものを1回マネキンで再現してくださって、「こういう断面図になるよ」と監督も含めてスタッフさんが、細部までこだわってるからこそリアルに見えたと思いますし… 「でも本物のなんじゃないかな。どうなんだろうな」怖くて聞けなかったです。小道具の虫すらも怖くて聞けなかったんで、近づいてみるも、遠い距離で見てました。

ーー監督からの指示は?
本番で現場に入った時は、「もっとアップテンポで!」という細かな指示はありましたが、1番指示を頂いた時は最初の本読みで、ユウにとってのメグミは包み込むようなお母さん的な存在であって欲しいって言われました。ユウがメグミと会ってる時だけ落ち着き、生きてる心地がするように、もっとお母さんみたいに包み込んでいけるようにやっていこうかなと思って色々考えて本番で演技したら「うん、いいね」みたいな感じで…。自転車の二人乗りだったりとか、かけがえのない空間が「尊い感じでいいね」って言って頂いたので、じゃあそれを前面に出せるように、膝枕した時は体に触れるとか、頭撫でるとか、自分からしてあげるようにしました。

ーー改めて役柄的な見どころと、映画の見どころを!
私が演じたメグミは冒頭と中盤以降の雰囲気の違いが見どころになると思います。なんであんなに喧嘩してたのに、だんだん優しくなっているんだろう?とか、その違和感を伝えられたら嬉しいです。2人の空間の尊さに訳があるので、是非、理由を劇場で確認してもらいたいなと思います。映画で言うと、『他人は地獄だ』とタイトルにあるのに、ほんとに「地獄」は他人だけなのかなと。自分自身にも地獄はあるんじゃないのかな…。みんな多分それぞれ持ってる「地獄」が絶対あると思うんですよ。追いつめられたら出てくるものとか、隠してるものとか。そこは自分自身ではどうなんだろうって考えると新しい感情に出会えると思うので、安心できる時間帯にぜひ皆さんに劇場で見て頂きたいなって思っております。

ーーところで、宣材写真が新しくなってますね?
そうですね。逆にあまりにも前の宣材がショートカットの元気っコみたいな感じで止まってて、さすがに周りに変えた方がいいよって言われながらも、ファンの人にもユイちゃんそろそろ宣材変えた方が… とか送られてきてて。でも事務所の方ではすごく社長が気に入ってたから、変えましょうよって… 「いや、これ気に入ってんだよね」みたいな感じだったけど、さすがに変えてって言われすぎて、しかもオーディションの時とかもみんな宣材を持って行くじゃないですか? 私は自分の写真を持ってオーディションに行ってたから、「宣材の意味なくない?」っていうことになり、「じゃあ変えよう」ってなりました。「こういう宣材にしたいです」とか、「こういう質感で撮って欲しいです」と初めてリクエストを出して撮った宣材写真だったので、めちゃくちゃいいものに仕上がってて、自分的には「最高!」でした。改めてやっぱり物作りって楽しいなと思いました。

ーー今後してみたいことは?
日本の映画だったりドラマにも、もちろんまだまだ出たい役だったり、出たい作品もありますが海外の監督の演出を体験してみたいです。海外との共同製作の舞台とかもやってみたいなと思ってまして…。日本の演技のメソッドと海外の演技のメソッドって多分違うだろうなと思うので、多面的に見られたりとか、変わった価値観をもらえる作品にはもっとオーディションに全力で参加していきたいと思ってます。

ーー今回の原作が韓国発。やっぱり日本と違う空気感がありましたか?
どうなんでしょう。児玉和土監督は日本人の方だから、衝撃的なところはとことん衝撃的にやるっていうのは、WEBコミックで話題になったからこそできることで、『他人は地獄だ』の重要なポイントだと思うんですよ。人の怖さももちろんですけど、虫や得体の知れない人間関係とか… 日本だと描ききれない部分を韓国発の原作の持つ雰囲気で日本で映画化できたことはすごくよかったと思います。

ーーちなみにその原作のWEBコミックを参考にしてる部分はあるんですか?
私自身は資料を頂いて見させて頂いたんですけど、児玉監督も結構読み込んでて、役者さんの皆さんも元々の原作を知ってらっしゃる方がいらっしゃいました。韓国の良さも入れつつ、日本でやるならば、日本だからこそ、“じめっ”とした感じも出せたらなと思いながら撮影してました。でも、私はホラーシーンにはあまり関わる役柄ではないのですが、メグミの持つ違和感は、元々の原作にも描かれていたので、ちゃんと表現できればと心がけていました。

ーー最後に、今後の目標というか野望というか…。
今はナマモノのお芝居をしてみたいって前から言っているのですが、タイミングがなかなか合わなくてできてないんですけど、せめて1回は舞台に出演したいですね。お世話になってる人とかにも、「今自分ができる全力がこれです」って見せられると思うんですよね。バラエティ番組だとファンの方に会う機会もなので、舞台で生の演技を見て頂いて、声を聞きたいなって思っています。これからもずっと言い続けます(笑)。

ーーありがとうございました。

 

 

 

▼あらすじ
地元での生活に閉塞感を覚えていた青年ユウは、上京して恋人のメグミを訪ねる。ユウは同棲したいことを伝えるが、突然の訪問に困惑した態度をとるメグミとは結局ケンカになってしまい、行く当てを失くしてしまう。そして、ユウは格安シェアハウス「方舟」に流れ着く……。
そこにはヤクザ風の粗暴な山口、いつも卑屈な笑顔を浮かべているマル、妙に愛想がいい管理人のよし子、挑発的な言葉を投げかけるゴロ―、そして言葉遣いは丁寧だが、得体のしれないキリシマなど一癖のある入居者と出会う。入居した夜、山口とマルの口論を目撃したユウ。その翌朝には「方舟」から突然、山口の姿は消えていた。まだ半年はここにいると山口から聞いていたユウは言い知れぬ不安を覚える。
やがて入居者たちの不気味な行動や会話からある疑惑が思い浮かぶ。それは…彼らは新たに入居してきた人間を殺害しているのではないというものであった。はたして入居者たちの正体とは?ユウはこの地獄のような場所から無事抜け出すことはできるのか?

▼予告

▼キャスト&スタッフ
【公開日】グランドシネマサンシャイン 池袋、イオンシネマ ほか 全国公開中
【原作】『他人は地獄だ』ヨンキ(「LINEマンガ」連載)
【出演】八村倫太郎(WATWING) 栁俊太郎/岡田結実/三浦健人 青木さやか 大倉空人 鈴木武 松角洋平 星耕介/日比美思 大野泰広 本多遼/濱津隆之 /萩原聖人ほか

【監督・脚本】児玉和土
【配給】イオンエンターテイメント
【企画製作】映画「他人は地獄だ」製作委員会
【コピーライト】©︎ヨンキ/LINE Digital Frontier・2024 映画「他人は地獄だ」製作委員会

▼映画SNS
◇公式サイト:https://taninmovie.com/
◇公式X(旧Twitter):https://twitter.com/taninmovie
◇公式instagram: https://www.instagram.com/tanin_movie
→公式ハッシュタグ>#他人は地獄だ

 

☆岡田結実
2000年生まれ。大阪府出身。幼少期からジュニアモデルとして活躍し、17歳のときに映画で俳優デビュー。2021年後期NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』へ出演を果たし、ドラマ『わたしのおじさん〜WATAOJI〜』『女子高生の無駄づかい』『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』『最果てから、徒歩5分』などで主演を務めている。バラエティ番組や情報番組にも多数出演しており、現在『news おかえり』『Finder TRIP』含め、計4本のレギュラー番組に出演中。

公式プロフィール https://viivo.co.jp/talent/okadayui/
X https://x.com/YUIokada_415
Instagram https://www.instagram.com/okada_yui_official/
YouTube岡田兄妹 https://www.youtube.com/channel/UCZCmOnUthBr7tYZc-o_DZqg

ヘアメイク:やすす
スタイリスト:武久真理江

 

 

インタビュー マンボウ北川
撮影・文 記者J

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記者J

地球上すべての美しい女性を求め東奔西走。今で言う推し活をむかーしから実践していた漢

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