2023.08.31 upload

メモリアル写真集で魅せた石川恋の本気に蕩けること必至!『SIGNS』ついに発売間近!

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ピアス<各々>¥26,400、リング¥84,700(e.m./e.m. 青山店)、靴¥7,900(CHARLES & KEITH/CHARLES & KEITH JAPAN

 

モデル・ドラマ・バラエティとジャンルレスに活躍する石川恋が、デビュー10周年&30歳を迎える節目として発売するメモリアル写真集『SIGNS』が発売間近となっている。インタビューでも話しているように発売までの全工程を石川自身も参加し、妥協のない完璧な仕上がりの写真集となった。石川の中にどんな苦悩があり、どんな成功体験をしたか。渾身の写真集の出来るまでをインタビューできたので紹介したい。

ーー撮影の期間は?
約1年間です。29歳から30歳になるまでの私を切り取って頂きました。

ーーボディメイクも頑張ったと聞きました。
はい。モデルの仕事もしているのでジムに通っていて、元々運動は好きなので、今回はそれ以上に気合を入れてジムに通ったりとか食事制限もしながら、やりました。

ーー腹筋、出てますね。
ありがとうございます(笑)。

ーー具体的にどんなことを頑張ったんですか?
腹筋と背筋は重点的に鍛えたり、全体的にも絞りたかったので有酸素運動をしたりとかですね。私が好きな理想の体型っていうのがしなやかな筋肉質で、アスリートまで行かなくても腹筋が割れていたりする体に憧れていたので、どういう私を見たいかというよりも私がどういう風に見せたいかっていうことに重きを置いて今回の企画を進めていました。ボディラインも自分がなりたい自分を目指してトレーニングしています。かなりいい感じに仕上がっていると思います。

ーー1年間ちゃんとそれを維持しつつですよね?
そうなんですけど、よく見ると北海道の写真とかは撮影が序盤の方で年始だったこともあって、年末年始たくさん食べたり飲んだりしたので、他の写真に比べたらふっくらしているかなって(笑)。
やっぱり1年間を通して撮っているので、顔の表情や体型の変化だったりが現れているなと思います。それも面白がってもらえたらなと。

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ーー北海道は具体的にいつ頃撮影されたんですか?
今年の2月です。旭川などで撮りました。雪と一緒に撮りたくて、真っ白な世界で色がない状態からどんどん色を付けていくっていうテーマで、最初に真っ白の衣装、最後の方には同じ雪で撮った赤の衣装が出てきます。ストーリー的には何もない真っ白な世界で真っ白な衣装を着ているところから始まって、自分の色を付けていくイメージで2日間かけて撮ったんですが、雪の状態や天気がどうなるかわからなかったので2泊3日かけてロケに行ってます。赤の衣装の時は天気が曇りでどうなるかなと思ったのですが、赤と白でも日が違うだけで光が違ってだいぶ違う印象の写真が撮れたので、それはそれですごく良かったかなと思います。撮影も順調に進んだので3日目はお休みになって全員で旭山動物園に遊びに行きました(笑)。

ーー天気が悪くなくてよかったですね。
はい。でもマイナス25度で、その場に居るだけで衣装が凍ってきてしまうんです。ビニール素材なのでこれがパリパリに凍っちゃって割れちゃうんじゃないかってくらい凍ってて、私もたくさん中に着こんだりしているんですが5分、10分くらい撮影して1回ロケバスに戻って温まっての繰り返しでした。今までに経験したことのない寒さでした。

ーー写真集の全体のテーマはありますか?
今回の全体のテーマが”崩壊と再生”を掲げて写真集を作らせてもらったんですが、一番最初の水の中で雨に打たれているのは今までの自分を洗い流すというか、新しい自分を見せていく為に水の中ですべて洗い流すイメージで始まっています。

ーーこれはスタジオではないの?
これはプールで撮影しています。上から雨のように水を降らせてもらって。

ーー他には桜もありますね。
河川敷の桜です。下にもお花があって。

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ーー他に撮影場所は?
後はトルコですね。コロナ前からずっと自分が行ってみたいと思っていた国なんですが、今回の写真集で選んだ理由が、全体のテーマ“崩壊と再生”で考えた時に、トルコの歴史がヨーロッパとアジアの間にあって、戦争があったり国がどんどん変わっていったりと、まさに崩壊と再生を繰り返してきた国というのがありました。今はヨーロッパとアジアの文化を融合させながら多様性が溢れている中間地点のように落ち着いているという歴史を知って、今回のテーマに沿うなと感じました。私も今まで色んな崩壊と再生を繰り返してきてこれからも繰り返すと思うのですが、色んな状況だったり価値観を受け入れた上で強く自立している女優でいたいという思いでトルコを選びました。

ーー実際に行ってみてどうでしたか?
最高でした!本当に行ってよかったと思ったし、景色ももちろんですし、出会った人達が優しくて食べ物もおいしかった! トルコの中でも三か所回ったんですけど、それぞれ町の雰囲気も違って、まさにいろいろと…。カッパドキアにも行きました。移動がかなり長かったのでハードな撮影スケジュールで、毎日3時間くらいしか寝られなくて、朝の2時半くらいからヘアメイクをしていました。観光地が多いので人が集まる前の時間帯に撮影を始めたのでハードだったんですけど、すごくいい国でした。

ーー食べ物はどうでした?
本当に全部おいしかったですね。トマトベースの煮込みとタイ米を一緒に食べたりするんですけど、それがすごくおいしかったです。トルコ前までかなりボディメイクに力を入れていたのですが、トルコに行ってしまうとご飯もおいしいものを食べちゃうし、そこはもう気にせず行こうと思っていたんですが、移動が多かったり眠れなかったりでむくみとか気になりつつもケアしつつ撮影していました。この写真は本当に朝早くて眠い目をしています(笑)。これは通常版の表紙になっているんですが、私のお気に入りで表紙にしたいと言って表紙にしてもらいました。

ーートルコ三昧ですね!
これもトルコのアンタリアっていう、日本でいう沖縄みたいな夏のリゾート地のような感じでした。撮影場所を探すのが大変でしたね。どこに行っても人が多くて。

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ーー東京タワーでも撮っているんですね?
東京タワーでの写真展の企画を進めていく中で縁あって急遽決まった撮影場所です。これは最近撮ったものですね。東京タワーで写真展ができることになったので東京の象徴でもある東京タワーで撮影しようとなったんです。写真集の最後の写真は30歳になってから撮った写真で、本当に最後の撮影で10日間くらい前(取材時から)かな。「30歳として今後どういう風に生きていきたいか」みたいなのを考えながら、意志が伝わればいいなと思ってそんな顔をしています。

ーー東京タワーで限定版が買えるとのこと。限定特別版と通常版の違いは?
限定特別版の方が16ページ多くて、表紙のデザインが違うのと、東京タワーで発売する限定特別版には全冊サインを入れて発売します。今回は全部に私が携わっています。企画の打ち合わせから全部。

ーー特にこだわった部分は?
今までのモデルの仕事は全部テーマが決まった上で、私はテーマに沿った表現をする仕事だったんですけど、今回は自分自身の写真集でもあったので、20代までの10年間とこれからの30代に向けてどういう風に歩いていくかということを決めてもらうんじゃなくて、たくさん人の力を借りながらスタッフの方と相談して決めています。自分で自分に責任を持つこともしたかったので、お金のこともそうですし宣伝活動にして関わってみたことで、一冊ができあがるまでにどれだけの人の力を借りているかが分かりました。ロケハン班も一緒に行かせてもらってわからない土地で撮影場所を決めるだけでもどれだけ大変なことなのかとか、いろいろなことを自分の目で見て肌で感じてできたからこそ、カメラの前での責任感や覚悟みたいなものも生まれたと思います。最初の撮影から最後の撮影を比べると表情とかも少しずつ変わっていると思うので、少したくましくなっていっているのかなーと、完成してみて思いました。普段はなかなかできない経験なので、今回経験できてよかったなと思います。

ーー特に着たかった衣装があったりしますか?
全部です。衣装合わせもしていて、トルコの時はこのスタジオ(取材時スタジオ)にお店ができるくらいスタイリストの方が衣装を持ってきてくれて、衣装合わせだけでもかなり時間がかかりました。自分が着たいものとお客さんが見たいもの、こういう部分を私は出した方がいいっていうものと、私の意見だけじゃなくていろんな人の意見を聞いてひとつずつ決めていきました。

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ーーテーマは崩壊と再生。タイトルの『SIGNS』もそういう意味?
「サインズ」っていうのは、署名っていう意味もあるんですけど、これからの名刺代わりになるような写真集を作りたい。「これが石川恋だよ」という表現ができるということとか、これからの石川恋はこういう風に魅せていくんだっていうのをこの一冊に詰め込みたいっていう話を最初にしました。芸能人は名刺っていう名刺はもっていないじゃないですか、その代わりにこの一冊が、お客さんに対してもですけど、この業界の方々に対しても、こういう人間なんだっていうのを一冊を通してわかってもらえたらいいなという意味があります。あと胎動とか合図っていう意味もあって、これから新しくどんどん生まれていく希望みたいなものを感じる単語だと思ったので『SIGNS』にしました。

ーー記者J)全カットがお気に入りってことですよね!?
全部お気に入りです!

ーー普通インタビューの時にお気に入りカットを教えて下さいと聞くんですけど…。
難しいですね~。やっぱり気合の入っていないカットがないというか、時間もかかっているし、かなりの枚数の中からこの枚数に絞っていますからね。当初よりページ数が増えたんですよ、本当はもうちょっと少ないページ数で考えていたんですが、写真がありすぎて132ページになりました。私は通常版の表紙がお気に入りだったから表紙にさせてもらったんですが、朝日の中の海っていうキレイな空の色合いも含めて、顔の表情がこれからのポジティブな表情を自分でも見て感じるような表情だったので、最高の一枚だと思います。

ーーありがとうございます!

 

■石川恋写真集『SIGNS』
【限定特別版】
2023年9月2日(土)発売
価格:税込5500円
仕様:A4 / 132ページ
※2023年9月2日 (土) 〜東京タワー・フットタウン2F「TTA STORE」にて数量限定で発売予定
※限定特別版には直筆サインを入れて発売予定
※オンラインでの販売は予定しておりません。

 

 

【通常版】
2023年9月17日(日)発売
価格:3300円
仕様:A4 / 116ページ
※通常版のオンライン予約方法は追って写真集公式 Instagram(https://www.instagram.com/rnrnbook/)からお知らせ致します。

 

■刊行記念写真展
開催期間:2023年9月2日(土)~ 10日(日)
場所:東京タワー・フットタウン3F「TOWER GALLERY」
入場料:無料

 

■お渡し会イベント
①2023年9月2日(土)15:00~19:00
サイン本お渡し会、2SHOT撮影会
②2023年9月10日(日)15:00~19:00
サイン本お渡し会、2SHOT撮影会

・参加方法
下記の販売受付URLから参加券をご予約ください。
予約商品購入後、イベント参加券をお受け取りいただいた方にイベントにご参加いただけます。
イベント&写真集予約フォームはこちら→https://select-type.com/rsv/?id=OcTxL8VIjZI
〇写真集公式 Instagram:https://www.instagram.com/rnrnbook/

 

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☆プロフィール
石川恋(Ren Ishikawa)
1993年7月18日生まれ。栃木県出身。2013年書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の表紙モデルとして一躍話題となる。映画では、2019年「マスカレード・ホテル」、2020年「ぐらんぶる」、2021年「マスカレード・ナイト」「かそけきサンカヨウ」に出演。ドラマでは、2022年TBS系「ユニコーンに乗って」CX系「silent」。2023年はKTV「ブルーバースデー」、NTV「Dr.チョコレート」など数多く出演。10月7日から放送されるBSテレ東10月クール「猫カレ-少年を飼う-」にて連続ドラマ初主演を務める。今後も映画・ドラマ・バラエティ・モデルとジャンルレスでの活躍が期待される。

オフィシャルサイト:https://tencarat.co.jp/ishikawaren/
Instagram: https://www.instagram.com/ren_ishikawa/
X(旧Twitter): https://twitter.com/official_renren

 

 

 

ヘアメイク 藤尾明日香
スタイリスト 金野春奈

 

 

インタビュー マンボウ北川
撮影・文 記者J

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