2024.02.11 upload

若女将役でタップダンスに奮闘!仲良しすぎる松田るか&中村静香出演映画『レディ加賀』公開!!

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特撮ドラマで一躍脚光を浴び、映画、ドラマ、最近では舞台などにも出演し活躍している女優・松田るか。そして、現在の大河ドラマに出演、その素晴らしい躰を生かしグラビアアイドルとしても活動してきた女優の中村静香が出演する映画『レディ加賀』が上映中となっている。本作は風光明媚で歴史ある加賀温泉郷を盛り上げるために、10年前に実在した地元の女将たちが集まった「レディー・カガ」をインスパイアし、主演の小芝風花(樋口由香役)率いる「若女将チーム」が集結し、様々な困難を乗り越えタップダンスを披露するために奮闘するというオリジナルストーリー。それぞれ若女将役を演じた松田と中村だが、インタビュー時は旧知の友人のように仲がよく、とても面白いガールズトークを聞いているようだった(笑)。そんなお二人のインタビューをご紹介するが、あまりにも仲良しのお二人だったので、ガールズトークをしているような雰囲気で原稿を仕上げましたので、良い雰囲気をお楽しみください!

ーー撮影はいつ頃でしたか?
松田るか(以下、松田):2022年の5~6月です。

 

ーー実話に基づいてるストーリーだとか?
中村静香(以下、中村):実際に「レディー加賀」という実在するチームがあります。
松田:そのチームをモデルにしていますが、ストーリーは映画オリジナルです。

 

ーーそれぞれの役柄を教えて頂けますか?
中村:役名が星野舞(マイ)です。元ナンバーワンキャバ嬢で、第2の人生を歩もうとして女将になると決意して女将修行にやってくるという役です。

松田:主人公のユカ(樋口由香役・小芝風花)と幼馴染の石崎あゆみ(アユミ)役です。家の事情でいろいろある若女将で、女将修行の中では唯一現役女将です。昔からユカと2人で一緒にタップをやっていたものの、ユカだけが東京を目指し、アユミはそのまま実家の旅館を継いでいる役です。

 

ーー撮影の時のエピソードはありますか?
中村:ありありですよ(笑)。

松田:ありありですよね(笑)。

中村:どこからいきましょうか? タップからいきますか?

松田:タップからいきますか?

中村:タップ頑張ったね。

松田:頑張ったね~。撮影入る前から練習を始めて、HideboH(ヒデボー)さんがやってらっしゃるタップ教室に行ける時にどんどん行って練習していました。

中村:みんな隙あらば行ってたねー。

ーータップの練習はどのくらい前からされていたんですか?
中村:人によってバラバラですね。私は4、5か月前ぐらいから始めたんですけど、半年とか1年くらい前から練習している方もいました。

松田:ふーちゃん(小芝風花)が9か月くらい。ふーちゃんが一番長いんじゃないかな。みんな未経験で人様に見せられる程度までちゃんとレベルをあげなきゃいけないので大変でした。

 

ーータップの練習はどの辺が大変でしたか?
松田:特に“力を抜く”のが大変でした。タップは力を入れて鳴らすんじゃなくて、力を抜いた時の反動で鳴ってるんです。どうしてもタップを踏みに行ってしまうんですけど、あくまで抜くだけ。「力を抜くんだ」っていうことに驚きでしたね。

中村:前に一歩踏み出すときにタタンって2回反動で鳴らすステップがあって、そこが好きで得意だったんですけど、他のステップで鳴らすときは鳴らなかったり、横移動になるとならなかったり。まずは音を正確に鳴らしていく、プラス振り付け、プラス着物、プラス小道具と課題は山積みでした。

 

ーーほぼ加賀温泉での撮影で、撮影期間は長かったんですか?
松田:一ヵ月丸々泊まり込みで合宿みたいな感じでした。

中村:一ヶ月お寿司食べまくりました(笑)。

松田:たしかにお寿司めっちゃ食べたね。

中村:海産物が新鮮で美味しいですし、あと水がきれいなところなので日本酒も美味しかったし、いろんなお寿司屋さんがありました。

松田:それと、山代温泉の周りにお酒の飲み比べできるところがあったね。

中村:そうそうそう! 撮休の日に行って、日本酒飲み比べをしたりして、ちょっと散歩したら無料の足湯もあった。

松田:ちょっと歩くだけですごく楽しい。山代・山中・片山津でそれぞれ特徴があって、山の方は緑の中で温泉を楽しめるし、海の近くでは海を見ながら温泉を楽しめるし、どこに行っても楽しかったです。

 

ーーお二人ともお酒がお好きなんですね。
中村:好きですね。

松田:好きです。撮影帰りも電車で2人、日本酒しばきながら帰ってきたよね(笑)。

中村:そう(笑)。クランクアップはみんな帰るタイミングが違いましたが、二人一緒だったので新幹線で隣の席で帰ったね(笑)。

松田:石川県をすごく満喫しました。

中村:食事とお酒に癒されました。

松田:あと、やっぱり温泉が良かったですね。宿の中にそれぞれの部屋にもお風呂はついてるんですけど、大浴場があってみんなそこに集まってお風呂に入りながら今日の撮影のことを話したり、たわいのない会話をしたり。

中村:撮影中も一緒に汗を流して、終わったら宿のお風呂で会って。

松田:その後はみんなそれぞれの部屋戻って、という環境でした。

ーーそういう意味ではかなり恵まれた環境での撮影だったということですね?
松田:確かに! それも、宿のご協力があってこそです。

中村:温泉もあるし自然溢れるところで、のびのび撮影できました。

松田:長期滞在していても飽きることなく素晴らしい場所だと思います!

 

ーーそれぞれの役柄の見どころを教えて下さい。
松田:ユカとアユミはお互いを羨ましいと思っていて、一歩夢に向かって踏み出せたユカをアユミは羨ましい、でもユカからしてみれば地元で女将をやってきているアユミの方が偉いよって思っている。そんな2人の関係性がきれいに現れているところが見どころです。保守的でも今あるものをしっかり守る力があるところがアユミのいいところだと思います。

中村:マイは、見た目は派手でキャバ嬢上がりというのがわかりやすいですけど、ちゃんと自分の目標や考えを持って人生を歩もうとしている役柄です。「おもてなし精神は誰にも負けません」というセリフがあるんですけど、女将だろうがキャバ嬢だろうが“おもてなし”をするという心構えは変わらない。大好きなセリフです。あと、なんやかんや文句を言いながらもちゃんとタップの練習には来てるところも好き(笑)。いろんなハプニングがあって今日は練習休みというシーンでも、マイはちゃんと来てるんですよね(笑)。みんなで一致団結していく過程で、ちゃんと手を取り合いながら一生懸命できる子。好きですね、そんなマイが。

 

ーー映画全体の見どころもお願いします。
松田:タップとお着物の和洋折衷感が今までにない組み合わせで見どころです。あと、画の中の景色がきれいですね。海に行っても山に行ってもきれいだし、建物の赤が映えていて、見ているだけで旅行しているような気持ちになれちゃうようなところがすごい見どころだなと思います。

中村:お着物で袖をすごく大きく振りながら踊ってるから迫力が出てるんじゃないかなと思います。

 

ーー実際にタップを踊ったりということをどこかで披露する予定などはあるんですか?
中村:私たちはやりたいんですよ。例えば舞台挨拶とか。タップを披露しちゃいたいねって。

松田:本当に私たちが踊ったんだよって伝えたい!!

中村:撮影中からみんなでそう言ってたんですけど、いろいろな大人のアレでかなわず(苦笑)。

松田:でも、あの時履いていたタップシューズはまだ持っています。

 

ーー今のところは舞台挨拶とかで披露する予定はない。
松田:何もないですよね。気持ちだけタップ踏んでます。

中村:心では踊ってますね(笑)。

ーー最後、言っておきたいことはありますか?
松田:やっぱり「みんな観光しに来て~」っていう気持ちですかね。

中村:みんなで石川を盛り上げようっていう感じです。

松田:今、石川県が震災で大変なので、私たちにできることと言ったら映画を観て頂いて、石川に旅行に行きたいなってみんなに思って頂いて、それでこの街が潤って能登に還元したいです。とにかくいろんな人に見て頂いて、石川県の素敵な場所をみんなに知って頂きたいです。

中村:そうだね。私、石川で滞在して撮影するって決まった時からすごく嬉しくて。お魚美味しいし、日本酒も美味しいし、魅力あふれる石川県を改めて再認識してもらえるような良さが詰まった映画かなと思います。

松田:新幹線も通るからもっと加賀にアクセスしやすくなります。今はまだ休業中のところもあったり被災者の受け入れをやってる状態で旅館としての営業はまだかもしれないしまだ余震があるかもしれないから、その辺は一応様子を見ながら、皆さんお気をつけつついらしてください。

中村:まだ不安定な状態だから断言はできないけど、少しでも復興に向かっていくことを願うのみです。

 

ーーまだ今年の抱負大丈夫ですかね。
松田:まだいけるんじゃないですか!(笑)
中村:いっときましょうかね。

 

ーーぜひお願いします。
中村:私、欲張りですけどいいですか(笑)。お正月休みにずっと「ネットフリックス」で韓流ドラマを見ていたんです。ネットフリックスオリジナルじゃなくて、韓国で社会現象を起こすような面白いドラマだったようで。ネットフリックスオリジナルじゃなくても、ネットフリックスのような世界に配信するメディアで、日本の面白い作品が世界に広まったらいいな、そんな作品に携われたらいいなと思いました。

松田:それこそ『レディー加賀』は和洋折衷で日本のいいところもあって。

中村:日本の良さを感じてもらえる作品なんじゃないかな。

松田:日本どうしても京都ってイメージが強いから、他にもいっぱい良いところがあるんだよっていうところを伝えられそうだね。

ーー松田さんの抱負もお願いします。
松田:抱負…、早寝早起きかな。

中村:それ私も言いかけた!

 

ーーそんなに乱れてらっしゃるんですか(笑)?
松田:いや、そこまで乱れてるわけではないんだけど、休みの日でも早く起きたいなと言うか。別に何があるでもないんですけど、三文の得のために朝早起きしたいなって。

中村:わかる。心身ともにリセットされるもんね。

松田:やっぱりね、朝の空気っていいよね。

中村:人間らしい生活をしたいね(笑)。

松田:そうそう。日の出と共に起きて、日の入りとともに寝たいなっていう。

中村:でも、確かにこういうお仕事してると昼夜関係ないよね。

松田:てっぺん(午前0時)回ったりとか。

中村:深夜も普通に撮影したり、気づけば朝まで撮影してたり、本当にバラバラなので。

 

ーー朝早い時は早いんですよね?
中村:早い時は早いですよ~。

松田:まだ夜じゃん。みたいな時があります。

中村:本当に、まだ夜やんっていう時間に起きて、冬場だと特に短いんですよ。

松田:撮影できる時間がね。

中村:そう、日が出てる時間が短いから。朝7時から撮影スタートするためには、4時、5時ぐらいに起きて目開かへんよって思いながら。そんなわけなので、休みの日だからこそ早寝早起きして。

松田:人間らしい生活をね。

中村:そう、リセットして、また気持ちよく仕事に向かうっていう。結構大事なんだよね。

松田:大事だね。プライベートを整えるっていうことをやりたいです。

 

ーー今年の目標は世界制覇と早寝早起きということで(笑)。ありがとうございました。

 

 

 

▼あらすじ
樋口由香(小芝風花)は、加賀温泉にある老舗旅館「ひぐち」の一人娘。小学校の時に見たタップダンスに魅了され、上京してタップダンサーを目指したものの現実はうまくはいかず、夢を諦めて実家に戻って女将修行を始めることに。何をやっても不器用な由香は女将修行に苦戦するものの、持ち前の明るさとガッツで奮闘する。そんななか、加賀温泉を盛り上げるためのプロジェクトが発足し、由香は新米女将たちを集めてタップダンスのイベントを開催することになるが……。

▼予告

▼映画『レディ加賀』 2月9日(金)より、新宿ピカデリー他全国ロードショー
監督:雑賀俊朗/脚本:渡辺典子 雑賀俊朗  プロデュ-サー:村田徹 藤田修
出演:小芝風花 松田るか 青木瞭 中村静香 八木アリサ 奈月セナ 小野麻里奈 / 佐藤藍子 篠井英介 森崎ウィン / 檀れい
主題歌:眉村ちあき「バケモン」(トイズファクトリー)
製作委員会: サーフ・エンターテイメント フェローズ ポニーキャニオン basil ミライ・ピクチャーズ・ジャパン JR西日本コミュニケーションズ ポリゴンマジック アークエンタテインメント ねこじゃらし SDP トイズファクトリー ウィルウェイ レアル おさかな
特別協賛:加賀市
特別協力:北國新聞社
後援:石川県・金沢市
配給:アークエンタテインメント
©映画「レディ加賀」製作委員会

公式HP https://ladykaga-movie.com/
公式Twitter https://twitter.com/ladykaga_movie
公式Instagram https://www.instagram.com/ladykaga_movie/

 

 

 

▼プロフィール
☆松田るか
1995年10月30日生まれ、沖縄県出身。地元、沖縄でスカウトされたことをきっかけに芸能界入り。2016年、特撮テレビドラマ「仮面ライダーエグゼイド」(EX)にヒロインの仮野明日那/ポッピーピポパポ役でレギュラー出演し、注目を集める。同シリーズでは、挿入歌やVシネマの主題歌も担当した。以降、2018年から2019年にドラマ&映画化もされた「賭ケグルイ」(MBS)、「だから私は推しました」(2019年、NHK)などに出演。「スカーレット」(2020年)、「ちむどんどん 」(2022年)でNHKの朝の連続テレビ小説への出演を果たす。2023年は、「MEAN GIRLS」でミュージカル初挑戦するなど活躍の場を広げている。

◆スタイリスト 山口美帆 ◆ヘアメイク IKUYO
◆衣装 ジャケット・パンツ SHIROMA|ネックレス|blueta1|ピアス petit ami…|リング cujacu

公式プロフィール https://grick.jp/artist/ruka.php
X(旧Twitter) https://twitter.com/imrukaM
Instagram https://www.instagram.com/imrukam/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCZipnVF70f8EUTgI6HI2cSA

 

 

 

☆中村静香
1988年9月9日生まれ、京都府出身。2003年「第9回全日本国民的美少女コンテスト」出場。その後様々なドラマに出演。「緊急取調室」シリーズに出演するほか、映画『てぃだ いつか太陽の下を歩きたい』(2022年)、『金魚妻』(2022)、『サブスク不倫』(2023年)、大河ドラマ『光る君へ』(2024年)に初出演を果たすなど、女優としてのキャリアを重ねる一方、「すぽると!」(CX)、「ゴッドタン」(TX)や「カイモノラボ」(TBS)などバラエティ番組や情報番組でも活躍している。

◆スタイリスト 竹上奈実 ◆ヘアメイク 石岡悠希
◆衣装 ワンピース fufuta (問い合わせ先 https://maisonfuruta.com)

公式プロフィール https://catalog.oscarpro.co.jp/PcSearch/talent_detail/Talent/talent_search_result_list/890/
X(旧Twitter) https://twitter.com/SizukaNakamura
Instagram https://www.instagram.com/shizuka_nakamura_official/
TikTok https://www.tiktok.com/@shizuka_nakamura

 

 

 

 

インタビュー マンボウ北川
撮影・文 記者J

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