初のゴスロリ姿の青山ひかるが超絶カワイイ!アクションサスペンス映画『グレーゾーン』本日公開
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グラビアアイドルとして頂点を極める野生児猫娘こと青山ひかるが出演するアクションサスペンス映画『グレーゾーン』が公開された。極道の抗争をテーマとした本作では、華やかなゴスロリ衣装に身を包み、派手なアクションもこなしてしまう青山に釘づけ間違いなし。そんな青山にインタビューをしたのでご紹介する。
ーーどのようにしてこの役をやるようになった?
元々、宏洋さんが黒崎美鈴役を誰にしようかと悩んでいたらしく「合う人がなかなかいないなあ」みたいな話をされていらっしゃって、私のことを知っていてくれていたらしいんですけど…。私の方にはおかもとまりさんから「宏洋っていうやつがいるんだけど、その子がこういう映画をやるって決めていてひかるちゃんに出てもらいたいって言っているんだけどどうかな?」っていうお話を受けて、「私は全然スケジュールが合えばいいですよ」ってマネージャーの連絡先を教えて連絡を取ってお話が決まりました。『ふたりエッチ』の公開が終わってから、すぐにこのお話が来ましたね。けっこう前で2年前です。ようやく公開が決まってよかったです。
ーーコスチュームが派手でしたね。
はい、今回はゴスロリ系を着させて頂いたんですけど、この衣装全部貸し出しで、ちゃんとブランドから貸し出してもらっているのですが、スタイリストさんが“青山ひかるが着ます”って許可をもらってきているらしくて、「人によっては許可がもらえなかったから、青山さん本当有難いですよ」とか言われました。「そんなことあるんだ!」って言ったら、「全然ありますよ! 似合う人じゃないと絶対貸し出ししてくれないです」って言われて、私こんな顔でよかったなと思いましたね。
ーーゴスロリは以前どこかで着ているんだっけ?
全然着たことはなかったです。着てみたいなっていう話はけっこうしているっちゃしているんですけど、そんなに露出もないしグラビアとはあんまり紐づけできないっていう感じです。なので初めて着ました。
ーー着てみてどうでしたか?何着か着ていますよね?
4着です。青いやつと黒いやつとお父さんが亡くなった時に来た黒白の衣装と最後のシーンまでのやつ。ライブの衣装は和装。あれは衣装さんが元々レンジャーで使っていた衣装をリメイクしたって言っていました。誰が着たんだろうと思いながら着ていました。いろんな衣装を着させて頂いて、貸し出しなので気を遣って撮影中は動いていました。破いたり汚したりしちゃいけなかったので、基本的に移動中はプールで着替える時のタオルを巻いていました。
ーー色々なシーンの中で印象に残っているのは?
一番印象に残っているシーンは私が登場するシーンです。一番最初に出てきて、いろいろと抗争が始まるんですけど、壁ドンされました。初めてされたなと思ったんですけど、初めてされたのがアレでよかったのかなと思いつつ(笑)。撮影中は役に入り込んでいるので、相手に逆に詰め寄るというか攻めるというシーンは楽しかったです。すごく暑くて汗をめちゃくちゃかいていましたけど、何食わぬ顔でみんなやっていました。あと、スプレーが武器ってめっちゃ面白いんですけど、元々台本に書いてなかったことをしたんですよ私。“馬乗りになって去る”っていう台本だったんですけど、子分の人たちがいたのでその人達に威嚇をして帰ったんです。完成した映画を観たら、そこが使われていたっていうのがちょっと嬉しくて(笑)。カットされるかなって思ったんですけど、使われていたのでよかったなーと思って。この映画の撮影は監督で主演の宏洋さんが寛容で、好きなようにやっていいよって言われていたので、じゃあって好きなようにやらせて頂いて、難しい時は宏洋さんに色々アドバイスを聞きつつやりました。
ーー日傘が武器になるのが面白かったですね
もう某キャラクターのものなんですけど、ファンの人たちにも見たことがあるなって言われました(笑)。CGなので、現場では日傘を回しているだけで全然実感が湧かなくて、ずっと5秒くらいくるくる手首を回しながらどうなるんだろうって思っていたら、出来上がったものをみて、思っていたより良かったな、ちゃんと合ってる!って、テンションが上がりましたね。火花がやーってなるときは、ガチの火薬で一発しかないからって言われていて、2,3回くらいリハーサルをしてじゃあ本番行きましょうって、本当に初めてやったのでドキドキして、一発しかないっていうプレッシャーが怖かったです。スタントダブルも入っていなかったですから爆発は私自身が受けました。受けたかった気持ちもあったんですけど、本当に受けたらマジで怖すぎてあれはガチのリアクションです。一発OKでよかったなーっ、キレイに飛んでいてよかったなと。新しい経験もできて良かったです。
ーー役の見所と映画全体の見所を
表裏どっちが表なんだろうって途中で思うんですけど、見てくれる方は落ち着いて何も考えずに見てもらいたいですね。何も考えずに見ていたら内容は難しくないのですっと入ってくるものだし、自分の役もわかりやすいキャラクターをしているので、落ち着いて見てほしいです。そして、見た後に色々考えてほしいです。みんな驚きながら見ることになると思います。自分も最初に台本を読んだ時は意味が分からなくて、映像で繋がりを全部見て、えっえっえってどっちが表なん? ってけっこう混乱したんですけど、落ち着いて見てくれればみんな楽しいかなと。2回目見るとさらに楽しめる映画になっています。何回も何回も見てそこから深さを知っていける映画になっているので、何回も見てもらいたいなと思います。自分の役に関しても、闇を抱えているので、学生時代を思い出したりしました。見た目がコンプレックスで、重なる部分があったので、そこはちょっと気合を入れて頑張ったシーンだから見てもらいたいなーみたいな感じですね。楽しみにしてほしいです。ちゃんと露出もあります(笑)。ずーっと長袖で露出がないんですけど、唯一ドレスのシーンだけはちゃんと太ももも見えて、あそこだけ自分的に落ち着きました、衣装的にも。是非見逃さないように見てほしいです、一瞬で終わるから(笑)。
ーーけっこう口が悪いですが、演技ですか?(笑)
演技ですよ(笑)。普段からは全然言わないです! 全部台本に書いてあることを言いました。「じゃかましい」とか、地元では「せからしか」って言うので「じゃかましい」って言葉に親近感は湧かなかったですけど、あそこが一番口が悪いところでもあるし、見応えはあるんじゃないかなと思いますね、美鈴が強気なキャラクターなので。
ーーけっこうハマっているように見えました。あー、こんな人かって
そういうわけじゃないですど(笑)、前が『ふたりエッチ』のゆらさんでふわふわっとしていて自分とかけ離れたキャラクター過ぎて試行錯誤ばっかりしていたんですよね。こっちの『グレーゾーン』に関しては、喜怒哀楽がはっきりとわかりやすいキャラクターになっているので自分がやりやすかったっていう感じですかね。姉の一葉のクール系のキャラクターとも、兄の慎司とも被らないので、本当にのびのびと演技はできました。
ーー今後は女優としてはどうしていきますか?
西原愛夏ちゃんの役の一葉がクールで淡々としてかっこいいなと思いながら撮影を見ていたので、クールキャラをやってみたいですね(笑)。淡々とやってみたいです。今回は喜怒哀楽が激しかったので、次は喜怒哀楽が難しいキャラクターの葛藤とかの芝居をやってみたいなって思います。
ーー全体的にはライブアイドル活動、グラビア、
もう2年くらいはグラビアをメインとして、ユニットのsherbetに関しては今年集大成なので力を入れてツアーを頑張っていきたいと思います。5年経って今年で6年目、本当に集大成としてクリスタルメモリーズを成功させていきたいので、無理せずみんなで頑張っていきたいと思います。とりあえずツアーをやり遂げたいというのがうちらの意思なので。
ーーありがとうございました!
■イントロ
観る者の予想を根底から覆す、エンターテイメント・サスペンス・アクションが誕生した。極道・黒崎家当主の暗殺をめぐって露わになる、最悪な家族の最狂の愛。キレのいいアクションと謎が謎を呼ぶサスペンス、予測不能なストーリーと鮮やかな“どんでん返し”に、一瞬たりとも目が離せない。
監督は、国際ニューヨーク映画祭2018最優秀長編作品賞受賞作『君のまなざし』(18)で脚本・プロデュース・出演を務めた宏洋。2018年に創業した宏洋企画室株式会社による初の映画プロジェクトである本作『グレーゾーン』で、監督デビューを果たした。
主役の灰原龍を演じるのは、本作で監督・脚本・プロデュース・主演と4役に挑戦した宏洋。黒崎家の長女・一葉役に、グラビアアイドルとして活躍する西原愛夏。黒崎家の長男・慎司役を、「時代劇ミュージカル新撰組-狂宴哀歌-」に出演した黒条奏斗。黒崎家の次女・美鈴役を、グラビアアイドル、タレントとして活躍、映画『ふたりエッチ~ラブ・アゲイン~』に主演した青山ひかる。また、モデル、タレントとして活躍する和田奈々が警視庁組織対策課の新山刑事役、映画『難波金融伝・ミナミの帝王』シリーズの浪花ゆうじがオネエ言葉を使う黒崎家の番頭・陰山修役、登録者数が630万人を超えるFischer’sのメンバー・シルクロードの実兄で“兄クロード”として有名な絹張慶が白川組幹部・慶次役で出演。そして黒崎家の宿敵、白川家当主・白川光流役に、「ウルトラマンメビウス」他、映画・ドラマ・舞台で活躍する仁科克基。黒崎家当主・黒崎弦信を体現するのは、「TVチャンピオン」のMCで広く知られ、映画・ドラマ・舞台で活躍する中村ゆうじ。
また、宏洋自らが作詞した主題歌「灰色の空」の作曲・歌唱を担当するのは、人気YouTuberのウタエルUtael。
今、宏洋の「本当に作りたかった作品」が、エンターテイメント界に新風を吹き込む。
■あらすじ
関東に君臨する極道、黒崎家と白川家。彼らは長い間、敵対しており、今なお激しい抗争が絶えなかった。そんな中、黒崎家の当主・黒崎弦信が暗殺された。刑事が密かに容疑者とみなしたのは、黒崎家の後継者争いをしていた弦信の三人の子どもたち。黒崎家に拾われて使用人として働く灰原龍は、刑事の依頼で三人の情報収集をし始める。だが、その事件の裏には、世代を超えて家族が抱える深い闇と秘密が潜んでいた・・・。
『グレーゾーン』
宏洋
西原愛夏 青山ひかる 黒条奏斗 和田奈々 浪花ゆうじ 絹張慶
仁科克基(特別出演) 中村ゆうじ
主題歌:「灰色の空」(作詞:宏洋 作曲・歌唱:ウタエル)
監督・脚本:宏洋
配給協力:アイエス・フィールド 製作・配給:宏洋企画室
2020年/日本/カラー/100分/ビスタサイズ/5.1ch 2020 宏洋企画室
公式サイト:http://www.is-field.com/g-zone/
公式ツイッター:https://twitter.com/grey_zone_movie
6月4日(金)よりシネマハウス大塚ほかにてロードショー
☆青山ひかる (Hikaru Aoyama)
1993年6月13日生まれ。長崎県出身。
2016年、日本テレビ「有吉反省会」に”お尻が汚いグラビアアイドル”として出演し、大きな反響を得る。2019年、『映画版ふたりエッチ ~ラブ・アゲイン~』及び『映画版ふたりエッチ ~ダブル・ラブ~』で主演。”Iカップの野生児猫娘”として、TV、雑誌のほか、ユニット「sherbet」のメンバーとしても活躍。
公式プロフィール https://01familia.co.jp/talent/aoyamahikaru/
Shebet公式サイト https://sherbet.pro/
Twitter https://twitter.com/hikaru06kon
Instagram https://www.instagram.com/hikaru0613kon/
ヘアメイク 伊藤里香
取材 マンボウ北川
撮影・編集 記者J