2021.02.06 upload

映画初主演を果たしたSKE48・須田亜香里、激ハマり役でキュートに麻雀を打つ!!

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SKE48 チームEリーダー 須田亜香里が初主演を果たした映画『劇場版 打姫 オバカミーコ』が公開中だ。
本作はレジェンド片山まさゆきの麻雀漫画の傑作『打姫オバカミーコ』が原作で、麻雀を知っている人も知らない人も楽しめる仕上がりだ。須田演じる丘葉未唯子が萩原聖人演じる師匠・波溜晴(なみだめはる)に従事し麻雀のイロハを教わっていくというストーリーの過程でいろいろな難題が立ちふさがるのを突破していく。そんな中でも、オバカミーコと呼ばれる未唯子の可愛さが際立つ本作。ハマり役の須田亜香里の演技を要チェックだ! 公開前、須田亜香里にインタビューができたのでご紹介したい。

ーー須田さんご無沙汰しております!
TrenVeさんだからいきなりカメラが回っているのかと思った!

ーー今回は普通なので……
なんだ普通か(笑)。

ーー映画初主演ということで、おめでとうございます。
ありがとうございます。

ーー基本的にはABEMAでやったドラマが映画化した?
少しずつ違うところがあったり、違いを見ながら見るのも楽しい感じになっています。

ーー主演が決まったいきさつはどのようにして?
この『打姫 オバカミーコ』を映画化する予定がある話は何となく聞いていて、その時に、後から聞いた話ですけど萩原さんがあかりんが合うんじゃないかって話して下さったっていうのは最近インタビューで答えているのを見て、あっ! っていう感じでした。

ーー企画が決まったのはいつ頃?
けっこう前ですね。一年以上前です。お話を頂いて、実現につながったのは2020年でしたね。

ーー『熱闘!Mリーグ』みています。あれはいつから?
もうすぐ2年になります。1月からやっています。

ーーそれと同じくらいに主演が決まっていた?
麻雀を初めてまだ2か月くらいの頃に、そのお話が出ているっていうことは聞きましたね。その時は主演は決まっていなかったです。主演はまだ決まっていないけど、そういうのを撮るそうだよ、みたいな噂は聞いていて、みたいな。

ーー主役に決まったと聞いたときのお気持ちは?
私でいいんだろうかと最初に感じたことですね。原作は決まってから全部読ませて頂いたんですけど、麻雀を始めるなら『オバカミーコ』を読んだ方がいいっておすすめされるくらい、麻雀の教科書的な存在として長く愛されてきた漫画だったので、漫画原作があるものを演じるっていうプレッシャーもありましたし、映画の主演というプレッシャーもありつつ、プレッシャーが似合う人だとも思っていなかった、映画主演って私がなれるものだと思っていなかったので、今まで生きてきて、後ろで見切れているくらいが求められていると思っていたので、グループでやっているというように思っていたので、それが慣れない感じでしたね。主演でって言われた時に、グループでも色物でやってきたし、王道じゃない私でいいのかな。主演に立つ人って透明感があって華奢でかわいくて、みたいな人がイメージだったんですよ私的には、私はそういうタイプではないし、本当にいいのかなっていう戸惑いが大きかったです。

ーー撮影をしている時はどうでしたか?
毎日必死でしたね、朝から夜までわりと自分が出ているシーンが続いていたので。

ーー主演ですからシーンは多いですよね
グループでドラマとか撮らせて頂いたことがあるんですけど、一話につき一行もセリフがないくらいだったので、現場は経験していてもわからないこととかの方が多かったので、全部が毎日新鮮でついていくのに精一杯でした。とにかくセリフを入れていったりとか自分が出来る最大限の準備を現場に行くまでにしっかりして行かなきゃっていう。日々食らいついていくのに精一杯でした。

ーー期間的には?
期間的にはけっこうあっという間。10日間くらいです。濃かったですね毎日。

ーー他のお仕事と重なったりした?
確か途中で何か挟まった気がします。ちょうどコロナ関係でライブがなくなったりとかしてた頃だったので、本当はめちゃくちゃ大変だったんですけどライブがなかった分台本を読んでいる時間は多かったです。本当はどえらいスケジュールだったんですよ(笑)。

ーー演じてみてどうでしたか。自分にぴったりの感じ?
周りからはミーコのキャラクターそのまんまだよねって、そのまま演じている感じでいけるんでしょ、みたいな言われるんですけど、私的にはちゃんと別の人を演じていました。私から見るとミーコの方がすごく魅力的で愛せるおバカさんだし、おバカさんっていう以前に素直で喜怒哀楽がはっきりしているところは私と確かに似ている部分もあるし、周りを振り回しがちなところも似ているけど、それ以上にミーコの方が可愛らしくて愛される部分もたくさん持っているので、似ているよねって言われると私を過大評価されているような気がするくらい、似てないよって否定したくなっちゃうくらい嬉しかったです。自分的には似ている要素もあるからこそ難しかったです。

ーー全く別人になれる方が演じる上ではやりやすい?
自分と感覚が似ているようで違うから、ニュアンスが違うけど思考回路が違うので細かい自分の中での解釈が、だいたいこんな人っていうのが近いようで遠いので、近づけるのが難しかったかなって自分では思いましたね。

ーー印象に残っていること、頑張ったところは?
対局中はけっこう無言で打つことが多くて、ポンとかチーとかロンとかは出すけどそれ以外はプロなので会話はないんですけど、心の声があったりとか、あがる手配が決まっているのでツモる牌も、ツモッてきる牌も決まっていたりとか、誰かが出した牌にポンしなきゃいけないとかを、三巡くらいの中で心の声が入ってきたりするので、一度にいろんなことをしなきゃいけなくて、セリフを入れていくだけじゃできないので、間違った牌をきっちゃうと全部が成り立たなくなってもう一回巻き戻しになって最初からってなっちゃうので、麻雀のシーンが一番大変でしたね。でもいっぱい間違えました。いっぱい間違えてごめんなさいって言いました(笑)。点数の申告を間違えちゃったり、裏ドラみてないのに点数を言っちゃったりとか…。

ーーミーコはなぜプロテストに受かっている?
なぜ受かったんですかね~。お話の中で出てくるのは、見た目で合格したんだねっていう風に波溜プロは言ってくれていましたし、可愛いコが見た目の華やかさで受かったんだねっていう解釈をされていました。点数は言えるんですけど、それ以外の所作とかマナーとかがぐちゃぐちゃなので、だからこそ麻雀初心者の方も置いてけぼりになることなく一緒に学びながら楽しめたりするのがこの作品の良さだと思います。

ーー相手役の萩原さんの印象は?
以前にお世話になった経験がありました。『熱闘!Mリーグ』で共演させてもらったりとか、麻雀を教えてもらったりしたことがあったので、関わりはあったんですけど、厳しいイメージがあったので、お芝居においても未熟な私がご一緒することによってこんなこともできないの? とかこんなこともわかんないのか? とか、モチベーションを下げさせてしまうんじゃないかって、そういうことが心配で、ドキドキしていたんですけど、私がわからないことがあると教えて下さったりとか、私が一人では出来ないこととかを一緒に解決して下さったりしました。作品として成り立つように、例えばほっぺたをつねらなきゃいけないシーンで遠慮しちゃって、初日だったんですけど、初日で人のほっぺたをつねるんなんて普段でもしないのにミーコのあの勢いだから人のほっぺたを容赦なくつねらなくちゃいけないんですけど、一生懸命やっているつもりなのにどこか遠慮しちゃっている自分がいて、そこが思い切っていけなかったのは悔いが残るところではあるんですけど、本当につねられて痛い感じを萩原さんが演じて出してくれてカバーして下さったので、お芝居で助けられた面が多かったですね。未熟な私をたくさん助けてくれました。

ーー役的には恋愛的要素もある?
そんなに恋愛に発展っていうイメージではないですね。漫画を読んだ時も麻雀が好き、師弟関係がメインだと思っていたので、恋心の発揮の仕方みたいなのは、どれくらい出すんだろう、どのタイミングでどれくらい見えたらいいのかっていうのが難しいポイントではありました。べたべたはしたくないけど信頼関係みたいなのは思いっきり欲しいし、普段からカメラが回っていない時も師弟関係みたいな感じで自分からは「あーしろこーしろ」とは言わないけど、あかりんに聞かれたら答えるからねって言ってくれていて、話しかけやすい距離にいて下さったのが萩原さんには助けられたので、普段から師弟関係みたいな感じの中で撮影が進められたので、割と最後まで恋に発展するところは…。意外とささやかなきっかけだったりとかしますかね。

ーー奥さんと離婚した、って聞いて喜んでいたよね?
喜んでいました。あそこで完全にスイッチが入っただけで、それまではそんなになんか微妙だと思うので、何て言ったらいいんでしょうね、ラブは本当に最後の方で感じてもらえる心の距離が縮まった瞬間に恋心みたいなのが見えてきてきっと楽しんでもらえると思うので、その途中はどんどん深くなっていく師弟関係みたいなのを楽しんでもらえると思います。

ーーミーコの見所と全体の見所を!
それぞれのキャラクターがとても濃い映画なので、ストーリーを純粋に楽しみながらキャラクターを楽しみながら物語の中に入っていけると思うので、麻雀を知っている知らないに関わらずぜひ見て頂きたいなと思っている部分ですね。麻雀を誰かの為に打つって、Mリーグに触れたりとかするまでは考えたことがなくて、麻雀って個人プレーのゲームだと思っていたんですけど、ペアマッチがあったりして師匠と一緒に勝ちたいから負けたくないとか、そういう誰かの為に戦うっていう熱い気持ちとかもすごくさわやかに楽しんでもらえると思うので、麻雀の見え方とかイメージが今までと違うっていう風に思ってもらえたら私も嬉しいなと思います。漫画原作に忠実に、郵便ポストに抱き着いて泣くシーンがあるんですけど、なんで郵便ポストに抱き着いて泣いているの? っていう、なんで? っていうような感じも、ミーコちゃんだからこそ見ていて愛せるというか、くすっと笑えちゃったりとか、一つ一つの行動だったり発言を見て微笑ましい気持ちになったりミーコかわいいなって、私でさえ自分で演じているのに自分の顔とか誰が演じているかとか関係なくミーコのキャラクター性がすごく伝わってきて、今回映画を撮って“みんなで映画作品を作る”ってこういうことなんだって感じます。自分が演じたけど作品としてキャラクターが伝わってきて好きだなって思ったりするのって映画ならではなのかなって思ったので、ミーコの可愛さを劇場で見て感じてもらえたら私は嬉しいです。

ーー今後は映画をやっていきたい?
お芝居を普段からやられている方すごいなって、今回経験してみて一番思ったことで、私は日々ついていくので精一杯で、それをこれからいっぱいやっていきたいって言えるほどの覚悟で言えないくらいすごいなと思ったのが私の一歩でした。もしもまたお芝居にご縁があれば、今までもいろんなご縁に恵まれてバラエティのお仕事だったりとか文章を書くお仕事とかやらせてもらったりとか、人とのご縁が私に新しいチャンスを下さっているので、またもしご縁があったら絶対やりたいですけど、まだお芝居をたくさんやりたいって言えない自分が私の弱さだと思うので、もっと胸を張ってお芝居もやりたいしあれもこれもやりたいし、って言えるように今は一つ一つ経験を重ねていきたいなって思っています。

ーーラストシーンいいところで終わっている。続かないですか?
続きたいですよね。きっとこれもご縁とタイミング次第だと思うんですけれど…。漫画自体は序盤の部分なので、ストーリーは続いていっています。漫画原作に忠実に行くならもしかしたら続編も、反響次第ではあり得るかもしれないみたいなのは、あるんじゃないでしょうか?

ーー萩原さん以外で共演者で印象に残っている方は?
一番楽しみなシーンは、片山先生が出てきて下さることです。最初の方にいきなり出てくるんですけど、片山先生自ら出て下さっているというのが、私はすごく好きですね。先生にとっても大切な作品なので、私が演じるのをどう思っているんだろうって最初はすごく緊張したけど、いつも微笑んで見守ってくれたので良かったです。

 

■あらすじ
なんでこんな腕前でプロになれたのか?と周囲も呆れるJMP女流リーグの雀士、丘葉未唯子は波溜晴(なみだめはる)に弟子入りすることを決意する。波溜はかつてJMPのAリーグプロで、永遠のライバルである我鷹愁(がたかしゅう)を破り風王位にまで昇りつめたのだが、彼の麻雀熱の高まりに反比例して妻との関係が冷めてゆき離婚に至ったことに心を痛め、風王位を捨てて引退をしていた。弟子入りを必死に懇願する未唯子に麻雀との訣別を誓っていた波溜は頑なに断るが、かつての自分の情熱を取り戻すために翻意する。
JMP所属のプロは同じくJMP所属のプロにしか弟子入りすることが出来ない決まりがあるため、波溜は今ではJMPの実質的権力者である我鷹に復帰を願い出るが、出された条件は最下部のD2リーグへの所属であった。元風王位としては屈辱の条件であるが、未唯子のために波溜はそれを受け入れる。
未唯子は波溜から数々の極意を伝授さてれ女流リーグ戦に臨む。師匠の教えが功を奏したかに見えた未唯子だが、打牌などの基本動作がなっていないことを優勝候補の宝生れいらほか対局相手から次々と指摘されて精神的に落ち込んでしまう。女流リーグの雀士は未唯子以外すべて我鷹の弟子で、彼女は孤立無援の状態なのだ。孤軍奮闘の中、宝生との壮絶なデッドヒートを繰り広げる未唯子は、最終節最終戦で宝生らと共にペアマッチ進出の権利を掴む。と同時に波溜に心を掴まれてもいた。
未唯子と波溜の真の敵は宝生のペアではなく、我鷹と女流リーグのトップに君臨する馬杉寧香(うますぎねいか)のペア。圧倒的な強さの波溜と、波溜の足を引っ張り続ける未唯子。安定の強さを見せつける我鷹と馬杉のペア。一進一退の攻防が続く中、一度は麻雀の神様に愛されて風王位に輝くものの、いとも簡単にその座を捨てた波溜に再び麻雀の神様は微笑みかけてくれるのだろうか?そして、恋の女神は未唯子に微笑んでくれるのだろうか?

 

 

 

須田亜香里 萩原聖人
百合沙 小田あさ美 日比美思 片山まさゆき(ゲスト出演) 逢澤みちる 天木じゅん
じゃい 内山信二
波岡一喜

原作:片山まさゆき「打姫オバカミーコ」(竹書房刊)
エグゼクティブプロデューサー:藤田晋/企画:百合沙 青木のりを 嶋田豪/プロデューサー:山西雄大(ABEMA) 嶋田豪 西前俊典/音楽:加藤史崇 三留章嗣/麻雀監修:片山まさゆき 増田将也/企画協力:竹書房 近代麻雀編集部 麻雀MAPグループ/主題歌:『Let The Show Begin』鈴木愛理(UP-FRONT WORKS)/撮影:吉沢和晃/照明:齋藤正貴/録音:小林武史/美術:津留啓亮/編集・グレーディング:松田圭太/V F X:松田圭太 小椋直人/キャスティング協力:クリエイターズ・フィールド/協力:村上麻美 東京果樹園生搾りBAR KoiKoi/制作:アイエス・フィールド/製作;ABEMA/監督・脚本:松田圭太
2020年/日本/カラー/94分/ビスタサイズ/5.1ch
配給・宣伝:アイエス・フィールド

#obakamiiko_m
http://www.is-field.com/obakamiiko_m/

©️2020 AbemaTV,Inc.

2021年2月5日(金)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開!

 

 

須田亜香里
公式プロフィール https://www.tp-e.jp/akarisuda/
Twitter https://twitter.com/dasuwaikaa
Instagram https://www.instagram.com/akarisuda/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCTTk6O-_jhk4Zey1LD0Wq1w

 

 

 

 

取材 マンボウ北川
撮影・編集 記者J

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