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『TrenVe』(トレンヴィ)

モデルとして活躍中の17歳・吉田あかりが女優としての初出演にて初主演となる映画『ペテロの帰り道』が公開中だ。人生にもがいてる女子高校生・水華(吉田あかり)の前に、突然現れた“神様”と名乗る“不思議なおじさん”に水華が共感し羽ばたいて行けるようになっていくというストーリー。女優としても成長中の吉田がどのような演技をしたのか等をインタビューできたのでご紹介したい。

ーー自己紹介からお願いします！
吉田あかりと申します。宜しくお願い致します。

ーー特技・趣味は？
趣味はお買い物ですね。買い物に行くのが趣味です。特技は、今はもうやっていないんですけど、習っていたダンスです。

ーー芸能活動を始めるきっかけは？
小さい頃からテレビに映る人になりたいという夢がありまして、その頃から芸能界、芸能人に憧れていてモデルさんや女優さんになりたいという夢がありました。

ーー具体的に芸能活動を始めるきっかけは？
小さい頃から芸能界に入るタイミングは何度かあったんですけど、不安だったんです。両親も心配だったそうなのでまだやってはいなかったんですけど、小学校6年生になったときにもう一度“将来何になりたいんだろう”って考えた時に芸能人以外考えられなくて、中学校にあがるときに事務所に所属しました。

ーー自分から？
その時声をかけて下さった所にお話を聞きに行って所属しました。

ーー所属してけっこう経つ？
今の事務所は今年で2年目になります。去年の6月頃なので、1年経ったくらいですね。

ーー今回はいきなり主演映画が決まったということでよろしいんですよね？
そうです。

ーーどのようにして主演することが決まった？
マネージャーさん経由で監督が会いたいと言って下さって顔合わせの形で決まりました。

ーーそれはすごい！
ありがとうございます。

ーー舞台とかには出られていたんですか？
少し舞台の経験とはあったんですけど、本格的にお芝居に携わるのは今回が初めてです。

ーーいきなりすごいですね。
ありがとうございます。

ーー決まった時期と撮影はいつ頃？
決まったのは9月10月頃で、去年の秋ですね、撮影は11月でした。

ーーこの作品の為の演技の指導はあった？
演技のレッスンに何度か通って、台本を見てレッスンしていただいたり、後は監督にずっとご指導していただきました。

ーー撮影の前にもレッスンやリハがあった？
ありました、レッスンやリハは何度もして頂いて、色んなシーンにあたって特訓して頂きました。

ーー頑張ったところ、印象に残ったところは？
全てが初めてのことだったので何もかもわからないまま現場に入って一から色んなことを学ぶ環境で、こんなに覚えることは初めてだっていうくらい、頭を使うことを頑張りました。でも、苦痛なことは一つもなくて、全部楽しくて何もかもが、本当にすごくいい経験になりました。
ーー映画を拝見しまして、不思議なおじさんの話ですよね
はい、不思議なお話です。

ーー自分の中でどういうことを意識して演技をした？
水華ちゃんの役は、等身大の同い年で似ている部分も似ていない部分もあったので、比較的イメージしやすいというか役作りしやすかったなというところがあります。水華ちゃんにとって神様(東大)って昔亡くしたお父さんのような、でも違うような、放っておけないみたいな存在。私も現場入りする直前におじいちゃんが亡くなってしまって、おじいちゃんも最後まで映画を楽しみにしてくれていたのでけっこうショックが大きくて、それでもお仕事だしやるべきことだし真剣に取り組もうと思っていたんですけど、私にとっても作品中の神様っておじいちゃんのようなどこか懐かしいような不思議な存在で、そういう影響も重なって気づいたら自然と水華ちゃんになれていたと思います。

ーー神様とおじいちゃんが重なった？
特に意識したことはなかったんですけど、自然と演技をし終わった後もなんだか懐かしいというか温かい気持ちになって、あ～そういうことなんだって感覚的なものなんですけどすごく感じました。

ーーご自身の見所、映画の見所
水華ちゃんは最初、自分の殻にこもりがちで、思春期で色んな悩みを抱えている少女でした。その水華ちゃんが神様に出会ったりお姉さんに出会ったり人との繋がりをきっかけに大人への第一歩、社会に触れ合う行動をしてみるっていう風に成長した。水華ちゃんの成長に目を向けてもらえたら嬉しいです。
この映画は本当に温かい映画で、このご時世で人と触れ合うこと、人と出会って何かが起きることっていうのがなかなか難しい世の中になってしまいましたが、この映画をきっかけに人と人との触れ合いが温かくていいなって思ってもらえたら嬉しいです。

ーー岡田結実さんとの共演シーンはどうでしたか？
以前何度かレッスンでご一緒したことがあったんですけど、一緒にお芝居をするのは今回が初めてで少し緊張もしていたんですけど、岡田さんの安心感というか安定感がものすごくて、引っ張っていただきました。

ーー今後やっていきたいことは？
ファッションやビューティも好きなのでモデルのお仕事ももっと積極的にやっていきたいと思っているんですけど、今回の機会を通して演技って楽しいなって。他の人になれることってなかなかないので、もっと色んな幅広い役をこなしてみたいですね。

ーー具体的にやってみたい役、好きな作品・役はある？
具体的に“これ”っていうのは表現しづらいんですが、狂った役…というか感情の波が激しい役をやってみたいです。蜷川実花さんの世界観にすごく憧れていて、あの世界観に登場するような役をやってみたいです。初めて見たのが『へルタースケルター』だったんですけど、その時から一気に引き込まれて「私これ好き」って思って、そこから『さくらん』だったり、すべての蜷川さん作品を見ていて、いつか私もこの中にいる人になりたいなっていう夢があります。

ーー17歳の日常はどんな感じですか？
けっこう普通なんですけど、人と会うことがすごく好きなので、比較的会える範囲で人と会っていると思います。

ーー好きな食べ物は？
なんか最近ハマっているものがあったんですが、あ、ビーフジャーキー好きです(笑)。

ーーありがとうございました。

『ペテロの帰り道』
2021年5月21日(金)よりアップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー

あらすじ
通信制の高校に通い、友達もあまりいない水華は、幼い時に父親を病で失っていた。
財布を拾った事をきっかけに、「自分は神様なんだ」と名乗るおじさんに出会う。
まるで信じていないけど。時々、不思議なこともある。
同じ頃、年上の弓香とも友達になる。

おじさんと散歩する不思議な時間や今までになかった友人・弓香との時間の中で、水華は徐々に変化を迎える。

将来に悩む、大人になりかけの水華の前で、おじさんは「帰るんだ」とじっと空を見上げている。
水華はそんなおじさんが何故か気になって仕方がなかった・・・。

ある日、おじさんは忽然と姿を消す。
果たして彼は何者だったのだろうか？

CAST
吉田あかり

東大　遊上なばな　武田一馬　向有美

宮本伊織　金野美穂　　安原寛之
宮瀬彩加　真白ゆうみ　有里まりな

一ノ瀬円　本田茉利菜　本田真絆

友情出演：　岡田結実
特別出演：　中村ゆうじ
STAFF
監督・脚本：　オカモトナオキ
プロデューサー：　石井雅教
共同プロデューサー：　遊上なばな

撮影：　星野洋行
撮影助手：　Sebastian
録音：　古茂田耕吉
助監督：　シェークMハリス
衣装：　カドワキジュン子
ヘアメイク：　SAYURI
制作・車両：　宮本伊織　久永光
編集：　鈴木勝之
メイク応援：　山本遥
応援：　水瀬よる
音楽：　isao テーマソング 「バトン」 三つ葉 (作詞作曲 isao)

☆吉田あかり（よしだ　あかり）モデル・女優

2004年1月2日生まれ。
東京都出身。やぎ座。O型。

「関西コレクション2021 S/S」に初出演。「ACUOD by CHANU2021年春夏コレクション」などにも出演し、モデルとして活躍中。さらに2021年5月21日より公開の「ペテロの帰り道」では映画初出演、主人公・水華役として初主演を務めた。2021年6月18日公開予定の映画「ショコラの魔法」では梶田七瞳役を演じ、女優としても活躍中。

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取材　マンボウ北川
撮影・編集　記者J

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