2021.11.08 upload

霊視できるJKを自身の観点で再現した山田愛奈の快演に見惚れる映画『ダンシング・マリー』絶賛公開中!!

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フリーランスになって益々旨味を増してきた山田愛奈が出演する映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』が公開中だ。主人公となるさえない市役所職員・藤本研二に映画初主演となるEXILE NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)を迎え、その相棒として活躍する霊視ができる女子高生・麻田雪子役に山田がオーディションを勝ち抜き選出された。山田が普通の女のコに徹したという霊視ができる女子高生と、さえない市役所職員ははたしてダンスホールの霊を成仏させることができるのか!? そんな山田にインタビューができたので、役作りの裏側などご紹介したい。

ーーこの映画はどのようにして決まりましたか?
私の役はオーディションで決まったんですけど、オーディションでの課題台本があって、オーディション当日頭が真っ白になっちゃって全部セリフが飛んじゃったんですよ。自分が思い描いていた演技を全くお見せすることができなく終わって、ずっと緊張していたので持ってきた荷物も置いて帰ってしまって、途中で気づいて荷物を取りに戻って…。全然だめだめで次のオーディション頑張ろうって思っていた数週間後にヒロインに決まりましたという電話を頂いて、なんでだろうって思って。理解するまで時間がかかりましたね。自分がヒロインとして決まったんだという実感がわかずに。台本を頂いて役の説明をして頂く際に、本当に決まったんだと思って、自分自身が一番びっくりしたのを覚えています。

ーーなぜオーディションで失敗してしまったんでしょうか?
私、緊張しいなんですよ、なぜかわからないんですけど、課題台本が今まで受けてきた台本よりも特殊だったのか長かったのか、その時の自分にはプレッシャーがかかっていたんです。

ーーセリフが長い台本だったんですか?
逆にすごく簡単だった気がするんですよね。でもそれを芝居でって色々考えすぎちゃって、監督の前でうまくお見せすることができずに終わってしまって、ダメだったなって思っていたんです。

ーーオーディションを受けるときには霊能力のある高校生役だということはわかっていたんですか?
そうです。その設定がありつつ課題台本の内容が「ここのシーンなんだ」っていう切り抜かれた課題台本のシーンだったんです。車でのシーンなんですけど、初めてEXILE NAOTOさん演じる研二の手に触れて霊が見えるっていうシーンで、難しく考えすぎてプレッシャーになってしまって実際オーディション会場で緊張しすぎて頭真っ白になって、忘れものもするしっていう恥ずかしいくらいの失態をしてしまいました。

ーー決まった後、なぜ自分に決まったのか監督さんに確認はされたんですか?
前に撮影した作品は監督の方から指示とかがあったんですけどSABU監督は全くなくて、台本を読んでからキャラクターを作りあげなくちゃいけないっていう状態だったので、それが難しくてまたプレッシャーがかかってしまって…。なのでなぜSABU監督が私を選んでくださったのかわからないんです。キャストの方やスタッフの方と一緒に食事に行く機会が何度かあったんですけどSABU監督は絶対来ないんですよ。唯一台湾で火鍋をみんなで食べたんですけど、その時だけいらっしゃいました。だから、お会いした際に聞きたいんですけどまだ聞けていないです。

ーーオーディションはいつ頃で、撮影はいつ頃だったんですか?
オーディションが…いつ頃だったかなあ、私今23歳なんですけど撮影が19歳だったんですね。オーディションが撮影の半年前とかだったかなあ。撮影が2018年の年明けでオーディションが梅雨くらいだった気がします。

ーーセーラー服も問題なく?
そうですね、学生の役も多かったので制服を着ることに対して全然普通に「着ます」っていう感じでした。

ーー撮影で特に印象に残っていることや大変だったことは?
撮影は東京と北九州と台湾でしているんですけど、私自身が長期で日本以外で撮影することがなかったので、私の中で新しい世界を見せてくれたっていうのもありました。あと撮影当時台湾以外はすごく寒かったですね。東京と北九州は白い息が出ないようにして、逆に台湾が暑すぎて汗が出ないようにって、スタッフさん含め大変だったなあって思います。

ーー撮影時のエピソードは?
ダンスホールのシーンの撮影の時に、初めてEXILE NAOTOさんとプライベートで話した内容が「霊感ありますか?」という会話で、物語でも雪子と研二がどんどん壁がなくなっていくんですけど、EXILE NAOTOさんと怖い話をして打ち解けたことによって役に向かうことができたのっでよかったなって思います。

ーー火鍋を食べたり、台湾での思い出は?
私はどうしても台湾の料理が合わなくて、唯一りんごの小籠包は食べられたんですけど、あとはちょっと…。火鍋とかに入っている赤い香辛料が独特な味で、台湾料理全てその味がするので、どうしても慣れなくて…。

ーー映画全体の見どころと、役の見どころを教えてください。
最初に雪子についてなんですけど、特殊能力を持っているけれどあまりそこの部分を考えすぎないように役作りをしたんです。あくまで普通のみんなと変わらない女のコであって、霊能力があるからといってみんなと違うっていうわけではないっていうのを観て下さる方に伝えたくて、みんなと同じように喜怒哀楽があって楽しい時は笑うしっていうのを、うまく表現できない雪子だけれどもみんなと同じっていうことをすごく伝えたくて、役作りをするにあたってすごく考えました。キャラクターを考えていた時にいろんなキャラクターを雪子に当てはめていたんです。結果として一番しっくりきたのが、霊能力がある女の子というよりかは普通の女のコで霊能力がたまたまあるっていうキャラクターに落ち着いたので、それに合わせて作品は、SABU監督が色彩の美しさだったり、面白いのがモノクロのシーンとカラーのシーンが使い分けて映像の中で出てくるんですけど、石橋凌さんとか殺陣を華麗になさっていてそれが海外の映画祭でも評判でひとつの見どころですし、雪子と研二の壁がだんだんなくなってきて、研二が雪子を普通の女のコとして接してくれてそれに対して雪子も少しずつ打ち解けていくっていう姿も観てもらえたらなと思います。

ーーもしご自身にこの能力があったら何に使いますか?
なんだろう?? 使うかな。『ダンシング・マリー』を通してですけど、悪い霊だけじゃなくて愛らしいかわいい霊だったり自分が亡くなったことを理解できていない霊もいるので、おこがましいかなあ、もし会話ができるなら「安心して逝って下さい」って言おうとしたんですけど、おこがましいですね。今考えながら思ったんですけど、使えたら… 怖いなって思うところは避けますよね。お化けがたくさん見えるところは。変なお化けがついてきたら「やめて」って言えるから、そういうことに使うかな。変に会話をしてもついてきそうなので、しれーっとしているかもしれないですね。普段とあんまり変わらないかもしれないですね。見えるほうが怖くない気がします。

ーー山田さんご自身について。今後は女優を中心にやっていく?
フリーランスになったと同時にモデル業よりも女優業の勉強をしつつ色んな現場で経験を積みたいなと思っています。以前まではモデルのお仕事をメインでさせて頂いていたので、かっこいいクールなキャラクターとして印象を持ってもらえることが多かったんですけど、それだけではなくて天真爛漫な役だったり根っから明るいような役柄とかもしてみたいなと思っています。

ーー女優として目標にしている方は?
たくさんいるんですけど、この人みたいになりたいっていうのは特に持っていないですね。皆さんすごく尊敬するし、すごく素敵だなって思っているんですけど、その方はその方なので私は私なりの一人の女優としてのキャラクターというか存在をこれから作っていけたらいいなと思っています。まだ始めたばかりなんですけど、アクションの稽古に通っていて、まだ全然できないんですけどもう少し経ったら特技ですって言えるくらいまでアクションが身に就いたらそういう作品にも出てみたいなと思いますし、色んな役柄を演じられるような女優さんになりたいので、今までの内に何かを秘めている役柄だけじゃなくて明るい役だったり、学生役が今まで多かったのでそれだけじゃなくて警察の役だったり医療に関わる役だったりちょっと難しいような役柄も演じていきたいなと思っています。

ーーどんなジャンルがすきですか?舞台とか映画とか
それぞれ楽しくて、色々楽しみを見つけてやっているんですけど、一番好きな現場は映画で、舞台はまた違った楽しみでやりがいはあるんですけど、皆さんに見せるまでの出来上がるまでの時間を待っている間に自分の中で温めている感じがすごく好きです。

ーーありがとうございました。

 

 

あらすじ
解体予定のダンスホールに棲みついたダンサー・マリー(坂東希)の霊から恋人のジョニー(吉村界人)を探してほしいと頼まれた、しがない市役所職員の研二(EXILE NAOTO)と霊能力を持つ女子高生・雪子(山田愛奈)が二人の恋を成就させるため、時空を超えて奮闘するヒューマン・コメディ。

 

映画『DANCING MARY ダンシング・マリー』

EXILE NAOTO(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)

山田愛奈 坂東希 吉村界人

諏訪太朗 武発史郎 瀬口寛之 川島潤哉 カトウシンスケ 小松勇司 山本龍二 木村圭作
國本鍾建 樋渡真司 竹内晶子 三谷悦代 奥瀬 繁

石橋 凌

主題歌『ひとりじゃないから』Crystal Kay (ユニバーサル ミュージック ? Virgin Music)

監督・脚本・編集:SABU エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
製作:森 雅貴 渡辺章仁 ゼネラルプロデューサー:井上鉄大 / プロデューサー:清水洋一 中林千賀子
小河原修 江良 圭 / アソシエイトプロデューサー:秋山真太郎

音楽:松本淳一 撮影:柳田裕男 照明:宮尾康史 録音:高島良太
美術:林 チナ 衣装:小磯和代 ヘアメイク:橋本申二 中麻衣子 特殊造形:中田彰輝 VFXスーパーバイザー:小坂一順 特殊効果:黒田政紀
助監督:石川浩之 湯本信一 製作担当:板井茂樹 キャスティング:東平七奈
台湾撮影協力:許 勝閔(EXPG STUDIO TAIPEI)
In Coproduction:Rapid Eye Movies In Cooperation:The Post Republic

「DANCING MARY」製作委員会 :LDH JAPAN ローソン
制作プロダクション:ディープサイド 配給・宣伝:株式会社キグー 製作:LDH JAPAN

公式サイト https://www.dancing-mary.com/
Twitter https://twitter.com/DANCINGMARY2021

 

 

☆山田愛奈
オフィシャルサイト https://www.ainayamada.com/
Twitter https://twitter.com/yamadaina96
Instagram https://www.instagram.com/aina_yama/

 

 

 

取材 マンボウ北川
撮影・文・編集 記者J

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