2023.07.07 upload

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グラビアクイーン・沢口愛華の女優としての魅力に見惚れる映画『札束と温泉』絶賛公開中!!

 

“令和のグラビアクイーン”と称される逸材、沢口愛華が初主演を務める映画『札束と温泉』が公開中だ。ミスマガジン2018で一躍グラビア界に新風を巻き起こし、数々の表紙やグラビアを飾った沢口。昨年からは女優業にも乗り出し、その愛らしい笑顔で男性ファンのみならず女性ファンをも魅了している。今作では温泉宿を舞台に波乱が待ち受ける修学旅行中の女子高生を熱演。その演技力にも磨きがかかる。そんな沢口に撮影の様子などインタビューができたのでご紹介する。

ーー出演することが決まった経緯は?
オファーを頂いたタイミングが、私もちょうど本腰を入れて芸能活動を頑張っていこうと思っていた段階だったので、すごくいいアクセルが踏めたなと思っています。

ーーオファーが来たのはいつ頃のことですか?
2022年の秋頃でした。

ーー撮影はいつ頃でしたか?
2022年末です。この仕事が仕事納めっていう感じで、秋頃に映画が決まったよって言われてから、あっという間に撮影を迎えました。

ーー大変そうな撮影だと思ったのですが。
大変でしたね~。修学旅行の一夜を描くということで別府の山田別荘さんという旅館を一週間ほど貸し切らせて頂きました。日没からの撮影なので昼夜逆転の生活ではあったんですけど、そういうのも相まってか深夜のテンションのノリが映像に入っているシーンもあって面白いなと思いました。長回しのシーンも多く大変ではありましたが…(笑)。映画に出演させて頂くことがほとんど初めてで、さらに主演だったので撮影初日は特に緊張しました。最初のカットがかかった時の鼓動の早まりは今でも忘れられないです。主演だし皆を引っ張っていかないといけないという気持ちもあって不安だったんですけど、東京で何度も読み合わせをしたり、実際に動線を確認しながらセリフを言ってみたりとたくさん練習したものを別府に持ち込んでいけたのでそこは安心してできました。

ーー長回しシーンも一応どこかで切れているんですよね?
一応どこかでは切れています。カメラさんも正確に動かないといけないしプラス役者陣も正確に動かないといけない。ちゃんと段取りを知らないと出来ないので、チームワークが必要でした。この一週間でだいぶ深まったと思います。

ーー実は一日で撮ったのかなと思いました(笑)
私も最初は一日で撮れるんじゃないかなって思っていたんですけど(笑)。最後のアクションシーン、実は一日がかりだったんですよ。たぶんみんな「一番苦労したシーンはどこですか?」って聞かれてそこが出てくるんじゃないかなってくらい。あのアクションシーンは苦労しましたね(笑)。

ーーセットではなく旅館を貸し切っての撮影は動きとか難しそうですね。
けっこう歴史のあるお屋敷だったので、廊下を歩くシーンで床のきしむ音がセリフと重なっちゃってもうワンテイクってなってしまったことはありました。そして、撮影場所で借りていた旅館と同じところに宿泊もしていたので休憩中の方の音がちょっとだけ入り込んでもうワンテイクになったり、難しいなと思ったこともあったんですけど本当の修学旅行みたいで楽しかったです。

ーー入浴シーンもありましたね。
そうなんですよ! 年末頃の撮影だったので雪が降ってきて「雪の設定でよかったっけ」ってなったり、日が暮れるのが意外と早くてテイクを重ねるごとに「そろそろ危ないか?」とか言いながら(笑)。関根ひかる役の小浜桃奈さんのセリフ量が大変そうで…「がんばれがんばれ」って友達のように応援していました。毎晩温泉に入らせてもらったこともすごく思い出に残っています。

ーー沢口さん的見どころと映画全体の見どころを教えて下さい。
自分が演じた高梨リサは、周りに比べると一番個性のないキャラに見えたりします。くそ真面目で不器用なリサが友達を助けなきゃって動いていくんですけど、逆にリサがかき乱しているんじゃないかっていう、“一番ヤバいやつ”なのかもしれないし、友達を想い過ぎるいいやつなのかもしれない。友達に触れることでリサがちょっと砕ける瞬間も見えたりして、そういうのが修学旅行の一夜でリサが少しだけ可愛くなったのが私の見どころです。

全体の見どころは大量の札束を見つけて女のコたちが動き回るクライムコメディということです!コメディをやらせて頂くのは初めてだったのでどうやっていいのかわからなかったんですけど、演じていく中で、神妙さの中にあるクスッとした笑いがコメディになっていくんだなって映画を通して感じました。私はツッコむところが多かったんですけど、元々ツッコミをするタイプではなかったのにちょっとずつ楽しくなってきていました。素でツッコミそうになったりして、神妙さの中の笑いを皆さんにも楽しんでもらいたいです。あとは札束の行方がどうなるのか、女子高校生4人組がどういう仲になっているのか、これも楽しみにして頂きたいです。

ーー早口なイメージがありましたが…。
インタビューの時はすごく早口になっちゃうんですけど、演技の時は気をつけてって言われたり、でも川上監督も早いテンポがお好きみたいで結果として良かったです。

ーー監督の印象や監督からのアドバイスはありましたか?
初めての読み合わせのときに私が読んだリサが暗かったみたいで、川上監督からは「暗い部分もくみ取りたいんだけど、この高校生4人組の中で一番温かみのあるキャラなんじゃないか」って、「面倒見のよさとか長女のような雰囲気がもっとあるんじゃないか」ってお話がありました。私が台本から読み取れなかった部分を一緒にくみ取って下さり、私がリサを演じる中で一番軸になる部分になったので、その一言を下さったことがありがたかったです。私もちょっと人見知りなので、最初、川上監督にどうやって話しかけようかなって、お互い距離を見ながら質問しに行ったりして(笑)。そういうところから一緒に別府に行って、作品の話やリサの話などをさせて頂けて、結果的にまとまった映画になったんじゃないかと。出来上がって嬉しいですね。

ーー今後の野望などはありますか?
今後の野望ですね! やっぱり映像作品に出ることを増やしていきたいですし、もちろん役として覚えてもらいたいです。沢口愛華として覚えて頂いて、欲を言えば私のファンクラブに入ってもらえたら嬉しいです(笑)。

ーー基本的には女優さんメインですか?
そうですね。でももちろんグラビアもやりますよ! まだまだ写真集を発売したくて、今年発売したばかりなのですぐには出せるっていうワケではないんですけど、今までみたいに「週に一回必ず出てます」とか「ずっと表紙を飾ってます」とかではなく、20歳になったので自分のペースでグラビアを確立した部分にしていきたいなって思っているので、グラビアファンの皆さん心配ご無用です! これからも応援して頂けたら嬉しいです。

ーーありがとうございました。

 

あらすじ
高校の修学旅行で訪れた温泉宿で女子高生たちが、ヤクザの愛人が持ち逃げした札束の詰まったバッグを発見する。カネを取り戻すために現れる殺し屋、別の生徒からゆすられている担任教師。複数の思惑が絡まり、温泉宿を舞台に、混乱が混乱を呼ぶクライム・コメディ。

映画『札束と温泉』 シネマート新宿ほか全国公開中!

出演:沢口愛華 小浜桃奈 糸瀬七葉 大熊杏優 佐藤京 星れいら 小越勇輝

監督・脚本:川上亮  プロデューサー:岩淵規  主題歌:群青の世界
撮影:今井哲郎 照明:中嶋裕人 録音:小畑智寛 スタイリスト:小磯和代 メイク:和田弥生
音楽:沢田ヒロユキ 制作担当:田山雅也 助監督:湯本信一 編集:佐野公子
製作・企画:コザイク 制作プロダクション:メディアンド 配給:渋谷プロダクション
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☆沢口愛華
2003年2月24日生まれ。2018年ミスマガジングランプリを受賞後、様々な雑誌の表紙を続けて飾る話題のネクストガール。2021年カバーガール大賞10代部門2連覇。21年ABCドラマ『彼女、お借りします』にレギュラー出演。

公式プロフィール https://incent.jp/incent/talent/sawaguchi/
Twitter https://twitter.com/delaaika0224
Instagram https://www.instagram.com/sawaguchi_aika_official/
ニコニコチャンネル https://ch.nicovideo.jp/aika-sawaguchi

 

 

スタイリスト マルコ マキ
ヘアメイク 今関梨華(Linx)
衣装 SHIROMA

 

 

インタビュー マンボウ北川
撮影・文 記者J

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記者J

地球上すべての美しい女性を求め東奔西走。今で言う推し活をむかーしから実践していた漢

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