最強グラビアクイーン・風吹ケイがヒロインで初出演！映画『愛のぬくもり』公開中！！

グラビア界を席巻する風吹ケイがヒロインとして登場する映画『愛のぬくもり』が絶賛公開中だ。主人公・逸見たかしを務める小出恵介と、てっぱんの「体入れ替わり」演出で美容師・横澤サトミ役を演じた。ジェンダーや差別を通り越し、男女の壁のない演出となっている本作。風吹のラブシーンも非常に美しい仕上がりだ。魅惑のボディを惜しみなく披露した風吹に撮影の様子などインタビューができたのでご紹介する。

ーー今回はどのように出演が決まりましたか？
お声がけ頂きまして、いまおかしんじ監督とプロデューサーと実際にお会いして面談をして、出演が決まりました。

ーーお話が来た時の感想は？
すごく驚きましたし、お芝居はずっとやってみたかったので、とても光栄でした。

ーー実際に演じると決めたポイントはありましたか？
お芝居をずっとやってみたかったので、初めての作品でヒロイン役を任せて頂けたことや、相手役が小出恵介さんでいまおか監督も以前から活躍されている方だったので、迷う余地がなく即決でした。

ーー念願叶って頑張ろうっていう感じですね。オファーが来たのはいつ頃で、撮影はいつ頃だったんでしょうか？
オファーは、2023年の11月ぐらいにお声がけ頂きまして、12月初旬から撮影が始まりました。

ーー最初の面談でお話した中で印象に残ってることは？
いまおか監督に台本を頂いて、自分なりに考えたり調べたり、登場人物の背景とか自分なりに考えて、それでもわからないところがいくつも出てきたので、全て質問して教えて頂きました。

ーー初めてのお芝居ですが、撮影時はいかがでしたか？
お話を頂くまで、お芝居の勉強をしていなかったので、何がなんだかわからない状況での撮影でした。すごく緊張もしていましたし、ずっと「これでいいのか」って自身での葛藤や不安もありましたが、いまおか監督が「分からないことがあれば言って。違ったら言うから。恐れずにやってみて」とずっと言って下さったり、小出さんも相談したら親身になって教えて下さいましたし、監督と出演者の方、スタッフの方も含め、私にとってすごく勉強になりました。

ーー初めての作品にしては男女が入れ替わったりする設定はなかなか難しかったんじゃないかなと思いましたが。
この作品に限らず、現実世界ではあり得ない物語だったり、トランスジェンダーやLGBTの文化だったり、理解するというか自分の中に落とし込むまで非常に時間がかかりました。全て落とし込めたかと言われると、100点だったかどうかはわからないですが、非常に難しかったし、やりがいのある作品でした。

ーー昔から男女が入れ替わる作品はありますが、役作りとして過去の作品は見られましたか？
劇中でも、2人の行きつけのゲイバーの店員さんから「『転校生』みたいだね」というシーンがあるので実際に見させて頂きました。一視聴者として見たので、役作りできていたかどうかはわからないですが面白かったです。

ーー動き方や歩き方、座り方など、具体的に監督から特別な指示があったりしましたか？
特にこれをこうみたいな指示はなかったです。その時々で、男性のスタッフさんもたくさんいましたし、監督もずっとそばにいてくれたので、やりとりしながら作っていきました。自分的には男っぽくしていたつもりですが、私の想像している男性で演じていたかもと今になって思います。でも、入れ替わった最初より最後の方では、自分自身でもかなり馴染んできてるなと思いました。

ーーいまおか監督さんはピンク映画でとても有名な方ですが、撮影時に大変だったことやびっくりしたことは？
私自身が今まで見てきた作品では、シルエットだけだったり、最初キスしてフェイドアウトするようなものだったので、撮影前にいまおか監督の今までの作品を観させて頂いて、びっくりしました(笑)。初めての作品でわからないなりに頑張ったつもりですし、小出さんはプロの役者さんなので、カメラの位置が常に頭に入ってらっしゃるからこそ、 私が間違えた場所に手を置いちゃったりしたら、映らないようにしてくれたり、たくさんサポートして頂けました。小出さんやいまおか監督からすると「ちょっとな…」って思われていたかもしれないですけど、私は本当に勉強になりました。スタッフの方も非常にスムーズでしたし、小出さんも私以外の女性とラブシーンが3回あって、私とのシーンが1番最後で最終だったんですけど、「シーンを重ねるごとにうまくなってる」っておっしゃって頂いたのが記憶に残っています。

ーー可能な限りでかまいませんが、ラブシーンでここはちょっと苦労したなというところは？
台本がないシーンでは、ある程度の筋書きというか、服を脱いで、こうしてこうしてみたいな説明を受けてはいたのですが、それ以外は2人の自由演技だったので、自分の知識の中でのお芝居というか、入れ替わった状態でのたかし(役／小出恵介)だった気がします。男だから一方的にというわけではないのですが、男性がするであろうこととか、逆に女性しかできないこととか、お互い探り探り試しあったというか、それを小出さんがリードして下さったので、めちゃくちゃスムーズだったと思います。

ーーそれでは、改めてご自分が演じた役のポイントと、映画全体の見どころを教えてください。
私が演じた横澤サトミはレズビアンで彼女と同棲していて、立場的には男性側だった状態でたかしと入れ替わるんですけれども、周りに翻弄されながらも我を貫いてるサトミが見どころです。映画全体の見どころとしては、入れ替わった先の奥さんと不貞行為をしているお父さんと居酒屋で話すシーンがあるんですけど、男同士の熱い感じがジーンとくるので見どころです。

ーー出来上がった作品を見て率直な感想はいかがでしたか？
お芝居が初めてだったので、まだまだ至らない点がたくさんあるなと思ったのが一番最初の感想でした。作品自体は観ていて飽きないですし、話がどんどん進んでいくので面白い。濡れ場のシーンを見るのが1番怖かったんですけど、グラビアをやらせて頂いているだけあって体はキレイだなと思いました(笑)。

ーー作中では意外と腹筋が目立っていなかったですよね。
美容師が腹筋バキバキだったら大変ですもんね(笑)。でも、監督が色々提案して下さって、美容師じゃなくて事務だったらとか、全編関西弁もいいよねって。全部実現しなかったですが(笑)。

ーーご自身の恋愛経験と重ね合わせてみて、なにか思うことはありましたか？
私は浮気や不倫が本当に許せないし、根絶したいと思っているタイプの人間です。学生時代には浮気をされたことがあったのですが、向こうが泣くぐらい言い負かしたことがあったなあと…(苦笑)。

ーー今後の活動はどうなっていきたいですか？
以前から目標としている小池栄子さんのように幅広い演技ができるような女優さんになるのが、今後も変わらず目標です。今回だいぶ大きな階段を上がったなとは思います。演技をやってみたいけど何から始めていいかわからない状態の時にお声がけ頂いたので、勉強になったしまだまだ至らない点にもたくさん気付くことができました。いまおか監督や小出さんともいっぱいコミュニケーションをとることができて、映像関係の現場の雰囲気も勉強することができたので、今後もっとできるなと思いました。

ーーという意味では、女優さんとして頑張っていくと。グラビアは？
もちろん、需要がある限りはグラビアをやらせて頂こうと思っています。もっと体もパワーアップさせていきたいですし、まだまだやらせて頂きたいです。

ーーはい、安心しました。
今後もお願いします。

ーー近々の目標やほかにお知らせがあれば。
地上波ドラマに出たいというのが近々の目標です。10月には清瀬ゆきさんが主演の『ルジャルダンようこそ』という映画に出演させて頂きます。要チェックです。

ーーありがとうございました。

▼あらすじ
ある日突然、街中でぶつかって階段から転げ落ち体が入れ替わってしまった小説家の辺見たかしと、美容師の横澤サトミ。
なんとかお互いになりきりそれぞれの生活を送ることになるが、たかしの妻・由莉奈には男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男ができたことを理由に別れを切り出されてしまう。
ふたりは互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながらも奮闘するが、やがて事態は思ってもみない方向へ…

▼予告

▼作品情報
映画『愛のぬくもり』
小出恵介　風吹ケイ
新藤まなみ　荒木双葉　川瀬陽太　田中幸太朗　冨家ノリマサ
中嶌駿介　伊藤和哉　華岡 稟　一ノ瀬紗那

脚本・監督：いまおかしんじ
企画：利倉 亮　郷 龍二　プロデューサー：江尻健司　北内 健　アシスタントプロデューサー：竹内宏子
撮影：吉田淳志　照明：オカザキタカユキ　録音：山口 勉　編集：蛭田智子　助監督：小泉 剛
ヘアメイク：甲 菜那　スタイリスト：手塚 勇　スチール：阿部拓朗　制作：洲鎌恒男
音楽：宇波 拓　整音・音響効果：藤本 淳　キャスティング協力：関根浩一
営業統括：堤 亜希彦　制作：レジェンド・ピクチャーズ　配給宣伝：ムービー・アクト・プロジェクト　配給協力：ミカタ・エンタテインメント
2024年/日本/ 91分/カラー/ステレオ/R-15作品　(C)2024「愛のぬくもり」製作委員会

新宿K’s cinemaほか全国公開中！！

公式HP　https://www.legendpictures.co.jp/movie/shapeofmyheart/
公式X(旧Twitter)　https://x.com/imaoka_film2023

☆風吹ケイ
1999年生まれ、大阪府出身。
2022年にファーストDVD『降臨』でグラビアデビューし、AmazonのDVDランキングにて1位を獲得。その後、各雑誌の表紙巻頭を飾るほか、YouTubeのバラエティ番組でも人気を博し、トップグラドルとして活躍する。憧れの存在は小池栄子さんと公言するようにマルチタレントを目指してまい進中。

公式プロフィール　https://www.primecorp.co.jp/talent/fubuki_kei/
公式プロフィール(業務提携)　https://e-h-a.tv/model/fubukikei/
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インタビュー　マンボウ北川
撮影・文　記者J